
雑誌Free & Easy(フリー・アンド・イージー)の2010年1月号にツイードの特集が載っていましたので、今日はそのご紹介。
ハリスツイードやドニゴールツイードといったツイードの種類、そしてテーラード型やハンティングジャケット型、それにノーフォークジャケット型といったデザインの種類、等々。Free & Easyらしくかなり力を入れたマニアックな特集で、ツイード好きなら必見の内容に仕上がっていると思います。

ツイードジャケットに関してよく話題になるのが、上にオーバーコートを着るか否やという問題。この特集によると、少なくとも日本の冬程度の寒さならオーバーコートを着るべきではない、とのこと。本格的な厚手のツイードのものなら、マフラーと手袋で十分しのげると。
ただ、少なくとも近年よく見かける比較的薄手のツイードジャケットなら、私はオーバーコートを着ても構わないと思いますよ。寒いのはイヤですから。

ちなみにツイード特集には必ず登場する映画『ブリット』において、スティーブ・マックィーンはツイードジャケットの上にステンカラーコート(バルマカーンコート)を羽織っています。
個人的には、この組み合わせはあまり格好良いとは思わないんだよなぁ。当時はともかく今なら、アメリカ式ならマウンテンパーカー、イギリス式ならキルティングジャケットやバブアー(バーブァー、Barbour)あたりを合わせたほうが、しっくり来るように思います。

あとこの特集によると、「ツイード」の厳密な定義はないのだそうな。ツイードっぽく織られていたら、たとえウール100%でなくてもツイードと呼んでいいみたい。
と言うわけで、ラギッドかつクラシックなツイードジャケットを、皆さんもこの冬活用してみてはいかがでしょうか。
それでは。
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