今日は、クロケット&ジョーンズ(クロケット・アンド・ジョーンズ、Crockett & Jones、Crockett&Jones、Crockett and Jones)の靴(革靴、レザーシューズ)、ブーツを取り上げます。
Crockett & Jones(Crockett and Jones、Crockett&Jones、クロケット&ジョーンズ、クロケット・アンド・ジョーンズ)
クロケット&ジョーンズは、1879年創業のイギリスの靴ブランド。裏方的な仕事も多く、ポール・スミス(Paul Smith)等の靴も作っていました。
英国靴の中のランクとしては、以前紹介したアルフレッド・サージェント(Alfred Sargent)よりは上、エドワード・グリーン(エドグリ、Edward Green)よりは下、というところでしょうか。普通の人がちょっと背伸びして履く靴としては、クロケットくらいで十分なのでは。それ以上は、趣味の世界かも…。
木型(ラスト)が豊富なクロケット&ジョーンズ
クロケット&ジョーンズの靴は、とにかく木型(ラスト)の種類が豊富。この記事を書くために手許で纏めていたのですが、種類が多くてとても覚えられません(汗)。足囲(足幅、ウィズ、ワイズ、width)は、"E" が多いかな。
靴底(ソール)はやはり革底(レザーソール)が多いですが、ゴム底(ラバーソール)もあります。ドレッシーなダイナイトソールや、ややゴツいリッジウェイソール、等。
製法は、何度も靴底が張り替えられる堅牢なグッドイヤーウェルト製法。英国靴は、やっぱこうでなくっちゃ。
ハンドグレード・コレクション(Handgrade Collection)
クロケット&ジョーンズには、上級モデルとしてハンドグレード・コレクション(Handgrade Collection)も用意されています。
手作業の工程を多くし、甲革(アッパー)等の素材も上質なものを使用。分かりやすい見た目の特徴は、革底が伏せ縫い(ヒドゥン・チャネル・ソール)されていて、靴底に縫い目が見えないこと。気品漂う仕上がりで、エドワード・グリーンにも負けないという評判(?)。
ストレートチップ(キャップトゥ)のConnaught(コノート)、Whitehall(ホワイトホール、ホワイトオール)、Audley(オードリー)
まずは、ドレスシューズの代表格であるストレートチップ(キャップトウ、キャップトゥ)から。ビジネススーツに一番合うのがこれですし、冠婚葬祭(フォーマル)用としても1足は欲しい靴です。
Connaught(コノート)は、基本中の基本の内羽根式ストレートチップ。木型 "236" も王道といっていいオーソドックスなラウンドトウ(ラウンドトゥ)で、流行に関係なく一生履けます。もちろん革底。
Whitehall(ホワイトホール、ホワイトオール)はConnaughtと同様のストレートチップですが、こちらはハンドグレードのものです。どんな集まりでも、このクラスの靴なら気後れすることはないでしょう。木型は "330"。
Audley(オードリー)も、ハンドグレードのストレートチップ。木型は端正なセミスクエアトウでロングノーズ気味の "337"。エドワード・グリーンのような風格を感じます。
バイズ(BEYES)さんのところで扱っているのは、widthが "D" の細身のもののようです。


UチップのMoreton(モールトン)
Moreton(モールトン)は、もしかすると現在クロケット&ジョーンズの中で一番人気かもしれない(?)Uチップシューズ。ビジネススーツ向きとは思いませんが、ドレスカジュアルからカジュアルまでかなり万能な一足なので、人気があるのもむべなるかなと。
靴底は丈夫なリッジウェイソールで、木型は "292"。widthはたいてい "E" かな。
- CROCKETT&JONES MORETON JOHN LOBB BARROS (2008.03.14): NORTHERN ISLAND ノーザンアイランド
- 雨の日の営業靴 (2008.07.15): NORTHERN ISLAND ノーザンアイランド
モンクストラップのSavile(サヴィル)、Seymour(セイモア)
ビジネススーツからカジュアルまで使えるモンクストラップシューズは、実は非常に活用範囲の広い靴なのです。
Savile(サヴィル)は、ハンドグレードのシングルモンク。木型は端正な "337" です。
Seymour(セイモア)は、ダブルモンクストラップシューズ。イギリスのウィンザー公が履き始めたことで有名な靴です。見た目がちょい派手なので、ビジネススーツというよりは華やかなパーティー等で履くのが相応しいのでは。これもハンドグレードのもので、木型は "337"。
ペニーローファー、スリッポンのSydney(シドニー)
Sydney(シドニー)は、ペニーローファー型のスリッポン。アメリカ系のショートノーズのペニーローファーは正直言ってカジュアルスタイルにしか合わせにくいのですが、ドレスシューズのような木型 "341" を採用したSydneyならドレス寄りのスタイルにもバッチリ合います。widthは "E" かな。
チャッカブーツ(チャッカーブーツ)のChertsey(チャートシー)、レースアップブーツのConiston(コニストン)
Chertsey(チャートシー)は、着こなしやすいチャッカブーツ(チャッカーブーツ)。通常のカーフスエードよりも柔らかなディアスキン(鹿革)スエード(スウェード)を甲革に使用しています。ドレス度をグッと高めたデザートブーツといった趣かな。木型は "224"。
Chukka(チャッカ)は、ちょっとロングノーズ気味の "200" という木型を採用したチャッカブーツ。BEYESさんが扱っているのは、widthが "D" の細身のものです。
もうひとつの特徴が、ライニング(ライナー)のなアンラインド仕様であること。クラークス(Clarks)のデザートブーツほどではないですけど、柔らかい履き心地が魅力です。



Coniston(コニストン)は、人気の高いレースアップブーツ(編み上げブーツ)。靴底はラバーソールで、ダイナイトソールやリッジウェイソールのものがあります。木型は "325"。
純正のお手入れ用品、シューツリー(シューキーパー)や靴ブラシ
純正のシューツリー(シューキーパー)や靴ブラシもあります。
Men's EX(メンズ・イーエックス)の名靴ランキング2008
Men's EX(メンズ・イーエックス)の2008年2月号の「名靴ランキング」において、クロケット&ジョーンズの靴もランクインしています。さすが。
- 6位: Audley(オードリー)
- 15位: Chertsey(チャートシー)
その他
その他のクロケット&ジョーンズ(クロケット・アンド・ジョーンズ、Crockett & Jones、Crockett&Jones、Crockett and Jones)は、こちら。
他の記事も…
ストレートチップやUチップ、モンクストラップ、スリッポン、チャッカブーツ、各種ブーツを集めた記事がありますので、まずはそれらをご覧ください。また、「カテゴリ / 靴」をご覧になると、当ブログの靴に関する記事を網羅できます。
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追記
- (2007年1月10日)商品を追加、入れ替え。
- (2007年8月16日)商品を追加、入れ替え。
- (2009年3月31日)商品を追加、入れ替え。
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