2006年10月09日

ダッフルコートを集めてみました

Engineered Garments Duffle Coat Wool Melton Q147

今日は、ダッフルコートを取り上げます。いろいろなブランドのものを集めてみました。《最終更新日: 2009年11月21日》

ダッフルコートとは

Bernard Law Montgomery / バーナード・モントゴメリー
Wikipedia

ダッフルコートは、もともとは北欧の漁師の仕事着だったそう。手袋をしたままでもボタンの留め外しができるトグルトッグル、木製のボタン)が評価されたのか、第二次世界大戦ではイギリス海軍軍服として採用しました。

ダッフルコートと言えば、イギリスのモンゴメリーモントゴメリー将軍。ドイツの名将ロンメル将軍を討ち破ったことで名高い人ですが、しばしばキャメル色のダッフルコートを着ていたことで、ダッフルコートを世に知らしめました。

ダッフルコートの仕様、生地、トグル(トッグル)

ダッフルコートの生地として昔から使われていて、かつ一番一般的なのが、分厚いメルトンウールです。都会的で上品なヘリンボーンウール地のものも、人気が高いです。

ダッフルコートの最大の特徴であるトグルの仕様には大きく2種類ありまして、ひとつが昔ながらのものが木製浮きのトグルとのロープを使用したもの。もうひとつが、都会的で上品な水牛ホーン)のトグルとレザー製のロープを使用したものです。

ダッフルコートの着こなし

Pコート(ピーコート)を集めてみました: Sterlingwear of Boston Peacoat The Navigator

ダッフルコートは、Pコートピーコート)と並ぶ冬のウールアウターの代表格。タイトなPコートとは違い、テーラードジャケットの上に羽織ってもすんなりハマってくれるのが嬉しい。実際、ネイビーブレザーの上に羽織る着こなしはアメトラアメリカン・トラッドでは一般的な着こなしと言えます。

ダッフルらしいダッフルはゆったりしたシルエットをしていますので、パンツもある程度太さのあるもののほうが合わせやすいでしょう。靴も、ガッチリしているもののほうがバランスが取りやすいです。

IVY Illustrated - 絵本アイビーボーイ図鑑

もちろん『絵本アイビーボーイ図鑑』にも登場していまして、タートルネックセーターとコットンパンツ(?)、それにデザートブーツらしきものに合わせて着こなしていますよ。

そうそう、『絵本アイビーボーイ図鑑』の著者である穂積和夫さん自身も、ダッフルコートを着こなしていらっしゃいます。オトナのダッフルコートの着こなしは、かくありたい?

また、こちらは服飾評論家の出石尚三さんのダッフルコートについてのコラムです。

着こなし例いろいろ

第三の男
Amazon.co.jp
アソシエイト

ダッフルコートのついての古い写真や資料が、こちらの記事で読めます。

映画『第三の男』では、イギリス軍人役のトレヴァー・ハワードのダッフルコートを見られます。ベレー帽に合わせて。

映画『怒りの海』では、イギリスの戦艦の乗組員たちがダッフルコートを着て奮闘しています。

映画『ナヴァロンの要塞』では、グレゴリー・ペックデヴィッド・ニーヴンのダッフルコート姿が見られます。やはりイギリス軍人役です。

街着としては、映画『愛の狩人』にて大学生役のジャック・ニコルソンアート・ガーファンクルのダッフルコート姿が見られます。

紺ブレ(ブレザー)、ネイビージャケットを集めてみました

こちらは、紺ブレ、フェアアイルセーター、ボストン眼鏡に合わせたプレッピーのお手本のようなダッフルコートの着こなし。

こちらは、スキニージーンズに合わせた現代的なダッフルコートの着こなし。

こちらは、ちょっとラギッドなダッフルコートの着こなし。

Urban Research Doors(アーバンリサーチ・ドアーズ、URD)

Urban Research Doors(アーバンリサーチ・ドアーズ、URD)

アーバンリサーチ・ドアーズUrban Research DoorsURDは、アーバン・リサーチURの中でもアウトドア寄り、アメカジ寄りのブランド。特に、若い人には着やすい服がそろっていると思います。

DM3-N5011は、高級感があって大人っぽい雰囲気のヘリンボーンウール地を使用したダッフルコート。この生地でこの値段なのは、狙い目ではないでしょうか。シルエットは細すぎず短すぎずで、適度に今っぽく着こなせそうなのも好印象。

Urban Research Doors Herringbone Wool Duffle Coat DM3-N5011: Charcoal
Herringbone Wool Duffle Coat DM3-N5011: Charcoal
Urban Research Doors Herringbone Wool Duffle Coat DM3-N5011: Charcoal, Navy, Black
Charcoal, Navy, Black
Urban Research Doors Herringbone Wool Duffle Coat DM3-N5011: Black
Black
Urban Research Doors Melton Pea Coat DM3-N5027: Navy
Melton Pea Coat DM3-N5027: Navy
Urban Research Doors Melton Pea Coat DM3-N5027: Heather Gray, Navy, Black
Heather Gray, Navy, Black
Urban Research Doors Melton Pea Coat DM3-N5027: Navy
Navy
Urban Research Doors Melton Single Jacket DM3-N5012: Khaki
Melton Single Jacket DM3-N5012: Khaki
Urban Research Doors Melton Single Jacket DM3-N5012: Gray, Khaki, Black
Gray, Khaki, Black
Urban Research Doors Melton Single Jacket DM3-N5012: Khaki
Khaki
Urban Research Doors Melton Shawl-collar Coat DM3-I5045: Navy
Melton Shawl-collar Coat DM3-I5045: Navy
Urban Research Doors Melton Shawl-collar Coat DM3-I5045: Top-Gray, Navy
Top-Gray, Navy
Urban Research Doors Melton Shawl-collar Coat DM3-I5045: Navy
Navy
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その他、メルトンウールのPコートやシングルPコート、それにショールカラーのコートもありました。いずれもコンサバに着こなせるコートに仕上がっていると思います。

London Tradition(ロンドン・トラディション)

London Tradition(ロンドン・トラディション)

ロンドン・トラディションLondon Tradition)は、2000年創業のイギリスブランド。アウターやウール製品を得意としているようで、近年は日本でも商品をよく目にするようになりました。イギリス製。

こちらは、メルトンウール地でちょい着丈短めのダッフルコート。裏地はチェック柄で、背中にベルトがあるのが印象的。襟にボアをあしらったり随所にコーデュロイをあしらったりすることで、少し変化を持たせています。

London Tradition Melton Duffle Coat: Navy
Navy
London Tradition Melton Duffle Coat: Navy
Navy
London Tradition Melton Duffle Coat: Navy
Navy
London Tradition Melton Duffle Coat: Navy
Navy
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Engineered Garments(エンジニアード・ガーメンツ、エンジニアードガーメンツ)

Engineered Garments(エンジニアード・ガーメンツ、エンジニアードガーメンツ)のテーラードジャケット

鈴木大器氏がデザインするエンジニアード・ガーメンツエンジニアードガーメンツEngineered Garments)は、1999年に誕生したカジュアルウェアブランド。ネペンテスNepenthesの兄弟ブランドと言っていいのかな。

こちらは、メルトンウールを使用したダッフルコート。トグルが付いていますがさらにスナップボタンも付いていて、防寒性の高い仕上がりです。メルトンはちょいシワ感があって、エンジニアード・ガーメンツらしくラギッドな雰囲気。

Engineered Garments Duffle Coat Wool Melton Q147: Dark Navy
Duffle Coat Wool Melton Q147: Dark Navy
Engineered Garments Duffle Coat Wool Melton Q147: Dark Navy
Dark Navy
Engineered Garments Duffle Coat Wool Melton Q147: Dark Navy
Duffle Coat Wool Melton Q147: Dark Navy
Engineered Garments Duffle Coat Wool Melton Q147: Dark Navy
Dark Navy
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Fidelity Sportswear(フィデリティ・スポーツウェア、フィデリティー)

Fidelity(フィデリティ)のPコート(ピーコート)、ダッフルコート

メルトンウールのアウターを得意としているフィデリティ・スポーツウェアフィデリティーFidelity Sportswear)は、1941年創業のアメリカのアウターウェアブランド。実際にアメリカ軍にウェアを納入していた本格派ブランドです。

フィデリティはPコートと共にダッフルコートにも力を入れていて、着やすいデザインのものがそろいました。日本別注されたものは、サイズも日本人向きに。

Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)

Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)の通販サイト(オンラインショップ)ができました!

ゴールデン・フリースThe Golden Fleece羊毛)でおなじみのブルックス・ブラザーズBrooks Brothers)は、1818年創業の究極(?)のアメトラブランド。

ブルックス・ブラザーズはコートも得意としていまして、コンサバなダッフルコートを扱っていますよ。

Gloverall(グローバーオール、グロヴァオール、グローヴァーオール)

Gloverall(グローバーオール、グロヴァオール、グローヴァーオール)

ダッフルコートの代名詞(?)グローバーオールグローヴァーオールグロヴァオールグロバーオールグロヴァーオールGloverall)は、イギリスのアウターウェアブランド。

とにかく、ダッフルコートと言えばこのブランドは絶対に絶対に外せません。別記事にて、大きく取り上げています。

カウチンセーターのダッフルコート

カウチンセーターを集めてみました: Flyer Hooks Indian Sweater Duffel Coat

珍品としては、カウチンセーターのダッフルコートなんてものもあります

カナダのフライヤーフックフライヤー・フックスFlyer Hooks)社製の、本格派カウチンダッフルです。

他の記事も…

キルティングジャケットを集めてみました: Gainsborough Quilted Jacket Pコート(ピーコート)を集めてみました: Sterlingwear of Boston Peacoat The Navigator

タグ / アウター: ダッフルコート」をご覧になると、当ブログのダッフルコートに関する全記事を網羅できます。また、「カテゴリ / ブルゾン、コート」をご覧いただくと、当ブログのアウターに関する記事を網羅できます。

M65型フィールドジャケットを集めてみました: Alpha M-65 Field Coat ステンカラーコート(バルマカーンコート、バルカラーコート)を集めてみました

なお、もし今日の記事の商品等がうまく表示されないようでしたら、「快適にご覧いただくために…」の記事の内容を確認してみてくださいねノートン先生が何かしているかも…。

関連記事

追記

  • (2006年11月20日)商品を追加。
  • (2007年11月18日)2007年度秋冬最初の更新。
  • (2008年11月9日)2008年度秋冬最初の更新。
  • (2009年11月21日)2009年度秋冬最初の更新。

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posted by blackwatch at 00:05| Comment(5) | TrackBack(0) | ブルゾン、コート | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私もPコートは20年近く愛用しています。色んな素材のものが出ていますが、やはりウールが一番ですね。ジャケット代わりに羽織っています。ダッフルはあのフードが馴染めなくて着たり着なかったりしていましたが、ようやく慣れてここ数年は使っています。巷ではダッフルは学生が着るものみたいに扱われたりしていますが、全くそんな事ないです。手軽に羽織れて暖かいし、重宝しています。さて。別に芸風は変わってませんよ(苦笑)。ただ、あの記事読んでたらあまりにもだったので、つい怒髪天しちゃいました。てへっ。
Posted by ブラックスーツ at 2006年10月09日 08:47
ブラックスーツさん、こんにちは。

ダッフルは、似合う似合わないがあるかな。もっとも、これはダッフルに限らないのですけど。

ダッフルを、大人のコートとしてぜひ復活させたいものです。
Posted by blackwatch at 2006年10月10日 00:06
密かにダッフルの記事の更新を心待ちにしておりました(笑)
実は今期購入予定です。色々物色中ですがやはりダッフルの安物はあまりよろしくない物が多いですね。かといって優良ブランドは高いので古着でグローバーオールなんかを探していますがなかなか良いものにめぐり合えない状況です。
そういえば某オンラインショップでフィデリティのダッフルコートが売られていて比較的お値段控えめだったんですがここのダッフルってどうなんでしょ?以前こちらのブログで紹介されてましたがなぜか記事が表示できないもので・・(パソコンの調子が悪いのかも)


しかしこの間のピーコートといいデザートブーツといい今年は驚くほどワードロープが充実してる気がします。確実にこちらのブログの影響ですね(笑)もちろん良い影響としてですけど
Posted by クラコフ at 2008年11月10日 01:26
業界の人が見ていることを期待して、一言。
バレナのダッフルコート、ぜひ×2来期はネイビーを出して下さい(涙)。スタンダードな色を買いたいんです。
個人的には、全体のデザインバランスはこれ以上無い位に好きです。今期はダッフル我慢します。。
Posted by グレナカート at 2008年11月10日 23:01
クラコフさん、こんにちは。

Fidelityのページ、今は見られますよね? 変なエラーが出たら、とりあえず何回か再読み込み(「F5」もしくは「Ctrl+F5」)してみてください。

Fidelityのダッフルは、Pコートのノリで作られているような印象があります(Gloverallはその逆)。良くも悪くも、若々しくカジュアルな感じ。あとは好みですね。

グレナカートさん、こんにちは。

ああ確かに、ネイビーがあってもいいですよね。業界の人、見てますか?(笑)
Posted by blackwatch at 2008年11月11日 00:07
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