今日は、ダッフルコートを取り上げます。いろいろなブランドのものを、集めてみました。
ダッフルコートとは
ダッフルコートは、元々は北欧の漁師の仕事着だったそうです。手袋をしたままでもボタンの留め外しが出来るトグル(トッグル、木製のボタン)が評価されたのか、第二次世界大戦ではイギリス海軍が軍服として採用しました。
ダッフルコートと言えば、イギリスのモンゴメリー(モントゴメリー)将軍。ドイツの名将ロンメル将軍を討ち破ったことで名高い人ですが、しばしばキャメル色のダッフルコートを着ていたことで、ダッフルコートを世に知らしめました。
ダッフルコートの仕様、生地、トグル(トッグル)
ダッフルコートの生地として昔から使われていて、かつ一番一般的なのが、分厚いメルトンウールです。都会的で上品なヘリンボーン地のものも、人気が高いです。
ダッフルコートの最大の特徴であるトグルの仕様には大きく2種類ありまして、ひとつが昔ながらのものが木製の浮きのトグルと麻のロープを使用したもの。もうひとつが、都会的で上品な水牛の角のトグルとレザー製のロープを使用したものです。
ダッフルコートの着こなし
ダッフルコートは、Pコート(ピーコート)と並ぶ冬のウールアウターの代表格。タイトなPコートとは違い、テーラードジャケットの上に羽織ってもすんなりハマってくれるのが嬉しい。実際、ネイビーブレザーの上に羽織る着こなしは、アメトラ(アメリカン・トラッド)では一般的な着こなしと言えます。
ダッフルらしいダッフルはゆったりしたシルエットをしていますので、パンツもある程度太さのあるもののほうが合わせやすいでしょう。靴も、ガッチリしているもののほうがバランスが取りやすいです。
もちろん『絵本アイビーボーイ図鑑』にも登場していまして、タートルネックセーターとコットンパンツ(?)、それにデザートブーツらしきものに合わせて着こなしていますよ。
そうそう、『絵本アイビーボーイ図鑑』の著者である穂積和夫さん自身も、ダッフルコートを着こなしていらっしゃいます。オトナのダッフルコートの着こなしは、かくありたい?
また、こちらは服飾評論家の出石尚三さんのダッフルコートについてのコラムです。
Urban Research Doors(アーバンリサーチ・ドアーズ、URD)
アーバンリサーチ・ドアーズ(Urban Research Doors、URD)は、アーバン・リサーチ(UR)の中でもアウトドア寄り、アメカジ寄りのブランド。比較的お値段控えめで、特に若い人には着やすい服が揃っているのでは。
こちらは、メルトンウールを使用した標準的なダッフルコート。ダッフルコートにしては身幅がちょっと細めで、今っぽく着やすいでしょう。




同傾向のPコート(ピーコート)もあります。身幅は細めですが着丈は標準的な長さで、今っぽいですがガキっぽくないPコートと言えます。
m's braque(エムズ・ブラック、エムズブラック)
エムズ・ブラック(エムズブラック、m's braque)は、フランス在住のデザイナー松下貴宏氏が手がける2007年登場の注目の新ブランド。
ここのダッフルコートは、「ブラック」という色も相まって、ほとんどトラッド臭さを感じさせません。現代的で都会的なダッフルをお探しなら、これは候補に入れていいでしょう。裏地のチェック柄もいいアクセントになります。


一方こちらは、アルパカとシルク(絹)の混紡素材を使用した薄手のストール。メッシュのように隙間が多く編まれており、特にあまり寒くない時季にはピッタリなのでは?
Barena(バレナ、バレーナ)
Barena(バレナ、バレーナ)は、インコテックス(Incotex)等にデザインを提供しているMassimo Pigozzo(マッシモ・ピゴッツォ)がデザインするメンズブランド。
こちらは、木製の浮きのトグルと麻のロープを採用したダッフルの原点的な仕様のダッフルコート。ただし、小さめのフード等、全体的には都会的な雰囲気なのはさすが。




同傾向のPコートもあります。コンサバですが退屈ではないデザインで、オトナのPコートを探している方にはオススメできます。
Fidelity Sportswear(フィデリティ・スポーツウェア、フィデリティー)
メルトンウールのアウターを得意としているフィデリティ・スポーツウェア(フィデリティー、Fidelity Sportswear)は、1941年創業のアメリカのアウターウェアブランド。実際にアメリカ軍にウェアを納入していた本格派ブランドです。
フィデリティはPコートと共にダッフルコートにも力を入れていて、着やすいデザインのものが揃いました。日本別注されたものは、サイズも日本人向きに。
Gloverall(グローバーオール、グロヴァオール、グローヴァーオール)
ダッフルコートの代名詞(?)グローバーオール(グローヴァーオール、グロヴァオール、グロバーオール、グロヴァーオール、Gloverall)は、イギリスのアウターウェアブランド。
とにかく、ダッフルコートと言えばこのブランドは絶対に絶対に外せません。別記事にて、大きく取り上げています。
Eddie Bauer(エディー・バウアー)
アメリカのアウトドアブランドであるエディー・バウアー(Eddie Bauer)が、何とグローバーオールとコラボしてダッフルコートを作っちゃいました。約30年ぶりのコラボだそう。
商品名は、ケンブリッジ・ダッフルコート(Cambridge Duffle Coat)。昔のものよりちょっと細身にして、適度に今っぽく仕上がっています。限定商品ですので、お早めにお求めください。
カウチンセーターのダッフルコート
珍品としては、カウチンセーターのダッフルコートなんてものもあります。
カナダのフライヤーフック(フライヤー・フックス、Flyer Hooks)社製の、本格派カウチンダッフルです。
他の記事も…
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なお、もし今日の記事の商品等がうまく表示されないようでしたら、「快適にご覧いただくために…」の記事の内容を確認してみてくださいね。ノートン先生が何かしているかも…。
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Lavenham(ラベンハム)のキルティングジャケット
Lee by Sammler(リー・バイ・ザムラー)のGジャン、ジーンズ
Baracuta(バラクータ)のG9、G4ジャケット
Sierra Designs(シェラデザイン)のマウンテンパーカー
Lands' End(ランズエンド)のブルゾン、コート
無印良品(Muji)のブルゾン、コート
追記
- (2006年11月20日)商品を追加。
- (2007年11月18日)2007年度秋冬最初の更新。
- (2008年11月9日)2008年度秋冬最初の更新。
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ダッフルは、似合う似合わないがあるかな。もっとも、これはダッフルに限らないのですけど。
ダッフルを、大人のコートとしてぜひ復活させたいものです。
実は今期購入予定です。色々物色中ですがやはりダッフルの安物はあまりよろしくない物が多いですね。かといって優良ブランドは高いので古着でグローバーオールなんかを探していますがなかなか良いものにめぐり合えない状況です。
そういえば某オンラインショップでフィデリティのダッフルコートが売られていて比較的お値段控えめだったんですがここのダッフルってどうなんでしょ?以前こちらのブログで紹介されてましたがなぜか記事が表示できないもので・・(パソコンの調子が悪いのかも)
しかしこの間のピーコートといいデザートブーツといい今年は驚くほどワードロープが充実してる気がします。確実にこちらのブログの影響ですね(笑)もちろん良い影響としてですけど
バレナのダッフルコート、ぜひ×2来期はネイビーを出して下さい(涙)。スタンダードな色を買いたいんです。
個人的には、全体のデザインバランスはこれ以上無い位に好きです。今期はダッフル我慢します。。
Fidelityのページ、今は見られますよね? 変なエラーが出たら、とりあえず何回か再読み込み(「F5」もしくは「Ctrl+F5」)してみてください。
Fidelityのダッフルは、Pコートのノリで作られているような印象があります(Gloverallはその逆)。良くも悪くも、若々しくカジュアルな感じ。あとは好みですね。
グレナカートさん、こんにちは。
ああ確かに、ネイビーがあってもいいですよね。業界の人、見てますか?(笑)