今日は、ライダースジャケット(ライダーズジャケット、モーターサイクルジャケット)を取り上げます。
ライダースジャケット(ライダーズジャケット、モーターサイクルジャケット)
ライダースジャケットは、ご存知のとおりバイク(オートバイ)に乗るときに着るジャケットのこと。防寒性と(転倒時の)耐久性が求められるのでレザーを使用したものが多いですが(革ジャン)、近年ベルスタッフ(Belstaff)等はハイテクなナイロンを積極的に採用しています。
街着として着るなら、ダブルライダースジャケットよりも、シンプルなシングルライダースジャケットやヨーロッパ風デザインのジャケットのほうが、やっぱり着こなしやすいんでしょうね。
なお、ライダースジャケットに使われるレザーについては、これらの記事が参考になるのでは?
- Vol.086/ライダースジャケットの選び方 後編【カウ・ホース・ラム】 - 趣味side/アメカジの神髄に迫る:sideriver - サイドリバー
- ライダースジャケットで見る“革”の違い - [アメカジ]All About
Vanson Leathers(バンソン、ヴァンソン)
ライダースジャケットといえば、何はなくともバンソン(ヴァンソン、Vanson Leathers)は外せないでしょう。100%アメリカ製だそう。
素材は丈夫な牛革が基本ですが、より丈夫で鈍いツヤが堪らない馬革(ホースハイド)のモデルもあります。
Model Bは、バンソンの顔と言うべきシングルライダースモデル。Comt(Comet、コメット)は、より丈の短いモデル。
Enfield(ENF、エンフィールド)は、襟付きのモデル。街着として着こなしやすいデザインだと思います。コンサバ寄りのライダースと言えます。
Model Cは、ダブルライダースモデル。特にC2(C-2)は、着丈が短くなっています。Highwayman(ハイウェイマン、E)は、バンソンの最高峰モデル。
Model Jは、丈の長いカーコート(ドライビングコート)。つまり、バイク用ではなく車用です。大人っぽい雰囲気が魅力。馬革を使用したJHもあります。
DJCBは、お馴染みGジャン(ジージャン)型のモデルです。
Schott NYC(ショット)
ショット(Schott NYC)は、1913年創業のアメリカのカジュアルウェアブランド。
ここのライダースジャケットもとても有名で、マーロン・ブランドが映画『乱暴者(あばれもの、The Wild One)』で着ていたライダースジャケットが、肩に星型のスナップボタンのついたワンスター(One-Star 613)というモデル。
- You Tube - The Wild One (1953)
- ライダースジャケットの真髄「Schott」 - [アメカジ]All About
- 映画はファッションの教科書です - [アメカジ]All About
マーロン・ブランドの影響か、ここはどちらかというとダブルライダースが有名かな。現行の主力モデルが618で、丈夫なステアハイド製。118は柔らかなカウハイド製で、街着向き。125は、ベルトなしのモデル。
シングルライダースの主力モデルは、丈夫なステアハイド製の641と柔らかなカウハイド製の141。642は、襟つきのモデルです。
そうそう、ショットと言えばメルトンウール地のPコート(ピーコート)もとても有名ですね。近年は、種類も豊富になりました。
Disciple(ディサイプル)、Dico、Bassett Walker(バセット・ウォーカー)
ディサイプル(Disciple)はStudio Oribe(スタジオオリベ、スタジオ・オリベ)のブランドのひとつで、バイク用ファッションをテーマにしているそう。
DB1332は、少し起毛されたコットン(綿)混紡地を使用したライダースジャケット。ダブルジップ仕様で、襟にはフードが収納されています。秋春向きかな。
Dicoは、日本のカジュアルウェアブランド。ちなみに "dico" とは、フランス語で「辞書」という意味みたい。
こちらは、中古のレザーブルゾンのレザーをリサイクルして作ったというブルゾン。エコであると同時に、始めから味が出ているブルゾンとも言えます。細身の仕上がりで、そんなに厚手ではないと思います。







バセット・ウォーカー(Bassett Walker)は、あくまでコンサバですがちょっと尖った(?)感覚を感じる「セレクトショップ」。
こちらは、柔らかな羊革(シープスキン)を使用したライダースジャケット。ダブル前なのですが完璧に都会的な雰囲気を醸し出しており、仰々しさは皆無です。薄手の仕上がりで、春秋向き。
GE/NOIL(ジェノイル)
GE/NOIL(ジェノイル)は、2007年に誕生したライダー向けウェアブランド。2000年に誕生した「バイク乗りの普段着」ブランドであるMaxFritz(Max Fritz、マックスフリッツ)の兄弟ブランドです。
さすがにライダースジャケットは充実していまして、レザーの他メルトンウール地やコットン地のものも。特にダブルライダースが都会的ですこぶる格好良いと思うのですが、いかがです?












その他ミリタリージャケットもありまして、コットン地のM65(M-65)型フィールドジャケット、ナイロン地のタンカースジャケット、それにフライトジャケットがあります。雰囲気が良く、かつ着こなしやすいデキだと思いますよ。
Monitaly(モニタリー)
モニタリー(Monitaly)は、ユケテン(Yuketen)でお馴染みのメグ・カンパニー(Meg Company)のユキ・マツダ(Yuki Matsuda)氏のブランド。
Riders Coat RC08F(ライダース・コート)は、ダブルのライダースジャケットに、Pコート(ピーコート)を混ぜ合わせたような、なんとも独特なデザインのコート。生地は、Pコートのようなウール地です。
Belstaff(ベルスタッフ)
ヨーロッパ風ライダースの代表格ベルスタッフ(Belstaff)は、1924年創業のイギリスのモーターサイクルウェアブランド。
代表作のXL 500 T Jacket(XL500 T、XL500T)のようなナイロン製のジャケットのほか、味のあるワックスコットン地、迫力満点のレザー地のもの等があります。ダウンジャケットもありますよ。
Barbour(バブアー、バーブァー)のInternational Jacket(インターナショナル・ジャケット)
ワックスコットンでお馴染みのバブアー(バーブァー、Barbour)は、1894年創業のイギリスのアウトドアウェアブランド。
お得意のワックスコットンを使用したライダースジャケットであるInternational Jacket(インターナショナル・ジャケット)は、バブアーの代表作のひとつです。
Traditional Weatherwear(トラディショナル・ウェザーウェア)のKennedy(ケネディ)、Elton(エルトン)
Mackintosh(マッキントッシュ)の弟ブランド(?)トラディショナル・ウェザーウェア(Traditional Weatherwear)は、2006年に誕生したイギリスのアウターウェアブランド。
ライダースジャケットは、薄手のコットン地のKennedy(ケネディ、7822)や、キルティングジャケットのElton(エルトン、7109)があります。
Dispant(ディスパント)のY103
ナイロンアウターが得意なディスパント(Dispant)は、1968年創業のイタリアのカジュアルウェアブランド。
上品なツヤが都会的で魅力的なY103は、ライダースジャケットとM65型ジャケットを足して2で割ったようなデザイン。中綿入りです。
Canada Goose(カナダグース)のVictoria Jacket(ビクトリア・ジャケット)
本格派ダウンウェアブランドのカナダグース(Canada Goose)は、1957年創業のカナダのアウトドアウェアブランド。
ダウンジャケットが有名なブランドですが、ビクトリア・ジャケット(Victoria Jacket、3450JM)は中綿の入っていない薄手のライダースジャケットです。2006年登場の日本向けモデル。
他の記事も…
レザージャケットやレザーブルゾン(革ジャン)を集めた記事がありますので、まずはそちらをご覧ください。
「タグ / アウター: ライダースジャケット」をご覧いただくと、当ブログのライダースジャケットの全記事を網羅できます。また、「カテゴリ / ブルゾン、コート」をご覧になると、当ブログのアウターに関する記事を網羅できます。
さいごに
ざっと調べた感じでは、英語では「ライダースジャケット」という表現はあまり使わないように思いました。「モーターサイクルジャケット」 "Motorcycle Jacket" という表現をよく見たかな。あとは、「ライディングジャケット」 "Riding Jacket" ?
蛇足ですが、ライダースジャケットはできればバイクに乗る習慣のある人に着て欲しいなぁ。せめて、バイクの免許は持っていたいような。
なお、もし今日の記事の商品等がうまく表示されないようでしたら、「快適にご覧いただくために…」の記事の内容を確認してみてくださいね。ノートン先生が何かしているかも…。
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Fidelity(フィデリティ)のPコート(ピーコート)、ダッフルコート
Schott(ショット)のPコート(ピーコート)
Canada Goose(カナダグース)のダウンジャケット、ダウンベスト
無印良品(Muji)のブルゾン、コート
追記
- (2007年2月3日)商品を追加、入れ替え。
- (2008年12月21日)2008年度秋冬最初の更新。
- (2009年3月19日)2009年春夏最初の更新。
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ベルスタッフをバイク用に1着持ってますが、街着にする気にはなれません。街着ならM65とかの方が良いなあ。
ショットは若い頃、Pコートのメーカーって認識してました。初めて買ったPコートもここのでした。シングルのレザーも持ってましたが、堅くて着心地が悪かったので捨てちまいました。今にして思えば勿体無いことしなあ・・・
ショットのレザー、着込めば着やすくなったかもしれません。とはいっても、なかなか我慢できなかったりするもので。
そういえば、私は学生のころ、イギリスのエアロレザー(Aero Leather)の馬革の襟つきシングルライダースを持っていたのですが、結局他人に譲ってしまったのを思い出しました。これも勿体なかったかな。
着回しや長く着ることを考えればブラウンなのでしょうが、クールなブラックも捨てがたいのです。
決して安い買い物ではないのでblackwatchさんに助言を頂ければと思って…(汗)
ちなみに今20歳で普段はアメトラ好きな若者って感じのスタイルが多いです。
基本ですが、手持ちの服を活かすかどうかをまずは考慮すべきでしょう。例えば、手持ちの靴にブラックのものが多くてそれを活かしたければ、レザーのライダースもブラックを選ぶべきでしょうね。
もちろん、今回買ったライダースを基にワードローブを再構築する考え方もあります。そのぶんお金はかかりますけど。
30歳以上のコンサバ趣味の方ならブラウンが無難だとは思いますが、まだお若い方なら「好み」で選ぶしかないですねぇ。
ちなみにライダースジャケットは、アメトラと言うよりは「アメカジ」アイテムだと思います。Belstaffみたいなのはまた違いますけど。