今日は、ダナー(Danner)のマウンテンブーツ、トレッキングブーツ、ハイキングブーツ、クライミングブーツ(靴、シューズ、革靴)を取り上げます。近年はアウトドア用だけでなく、いろいろな靴を作っていますよ。《最終更新日: 2009年9月11日》
Danner(ダナー)
ダナーは、1932年創業のアメリカはオレゴン州ポートランドのアウトドアシューズ、ワークシューズのブランド。
ダナーが最初に作った靴は森林伐採用の靴だそうですが、その後以下のように画期的な靴を生み出してきました。
- 1952年、アメリカで初めてビブラム(ヴィブラム、Vibram)ソールを用いて、クライミングシューズを製作
- 1980年、世界初のゴアテックス(Gore-Tex)使用ブーツであるダナーライト(Danner Light)を発表
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ダナーの靴の製法・仕様
ダナーの靴の多くは、ダナー式ステッチダウン製法で作られています。ダナーの専門店等に持っていけば靴底(ソール)の交換が可能で、末永く愛用できます。
また、靴底の種類もいろいろありますが、一番多く使われているのがビブラム社のクレッターリフトソール(Kletterlift outsole)です。その他の靴底の種類は、こちらのページにまとめてあります。

Danner Light(ダナーライト)
ダナーライトは、ダナーの代表作と言えるでしょう。フルグレイン防水レザーと1000デニールのコーデュラナイロンをアッパーに、優れた透湿防水性を誇るゴアテックスをライナーに使用した、機能的なブーツです。
ダナーライトII(Danner Light II)はダナーライトの後継モデルで、素材やデザインが少し変更されています。
- DANNER(ダナー) - この履き心地の快適さを体感すれば、病み付きになること間違いありません! - boq.jp
- DANNER LIGHT (2008.12.01): NORTHERN ISLAND ノーザンアイランド




Mountain Light(マウンテンライト)
マウンテンライト(Mountain Light)も、ダナーライトと並ぶダナーの代表作。甲革がすべてレザーで、丸く可愛らしい雰囲気なのが特徴。ライナーには、もちろんゴアテックスを使用しています。
マウンテンライトII(Mountain Light II)は、マウンテンライトの後継モデル。スエード(スウェード)のモデルは、靴底がワークブーツのようなホワイトソール(ビブラム・クリスティーソール、Vibram Cristy outsole)仕様です。
マウンテンボブ(Mountain Light Bob)は、丸いイボイボが特徴のダナー・ボブソール(Danner Bob outsole)を使用したマウンテンライト。ボブソールはハンティングスポーツ用に開発されたそうで、グリップ性と泥はけに優れ、アスファルトにも向いているとのこと。
バーティゴ(ヴァーティゴ、Vertigo)は、サイドゴア仕様のブーツ。靴紐で微妙なフィット感を調節でき、しかも脱ぎ履きが容易という機能的なブーツと言えます。
靴底には、非常にやわらかい履き心地でクッション性に優れる軽量のビブラム・エバフレックスソール(Vibram Evaflex Sole)を使用しています。
ガムシュー(ガムシューズ)のSlusher(スラッシャー)
スラッシャー(Slusher)は、いわゆるガムシュー(ガムシューズ)。防水性とグリップ力に優れたハンティングシューズです。ローカットからハイカットまで、長さはいろいろ。
Acadia(アケーディア、アカディア、アーカディア)
ダナーでは、軍隊や警察用の靴も生産しています。
その中でも代表作なのは、このAcadia(アケーディア、アカディア、アーカディア)でしょう。ゴアテックスやコーデュラナイロンを使用した作りは、ダナーライト等と共通です。8インチなので、丈はちょっと長め。
Desert Acadia(デザート・アケーディア)は、アメリカ軍の砂漠部隊に正式採用されているブーツ。泥はけと水はけの良いセルフクリーニング機構を持ったビブラム・シエラソール(Vibram Sierra outsole)を採用しています。
ダナーマリーン(Danner Marine)は、アメリカ海兵隊(USMC)用に作った砂漠用のブーツ。仕様は、上のDesert Acadiaとあまり変わらないように見えます。



復刻ワークシューズ、ワークブーツ、Danner Classics(ダナー・クラシックス)
戦前のダナー創業当時のワークシューズ、ワークブーツが復刻されました。名付けて、ダナー・クラシックス(Danner Classics)。アメカジファン、ミリタリーファンなら垂涎の仕上がりになっております。
それぞれ、マナワ(Manawa)はプレーントウ、アンティゴ(Antigo)はチャッカブーツ、オカント(Ocont)は編み上げブーツ(レースアップブーツ)、アブサロカ(Absaroka)はUチップブーツ、ウエスト・サム(West Thumb)はサイドゴアブーツです。
クラシックなラウンドトウと、靴底の薄いビブラムソール(タイガムソール)が堪らんです…(汗)。あと、こんな雰囲気のペニーローファーは今どき珍しいですね。他ではそうそうお目にかかれません。
Postman Shoes(ポストマンシューズ)、Tirolean(チロリアン)
ダナーの靴の中でも特にアメトラ(アメリカン・トラッド)派が注目したいのが、ポストマンシューズ(Postman Shoes)。名前の通り、郵便配達員が履いていた靴が由来とのこと。デザインは、いわゆるプレーントウ(プレーントゥ)ですね。
ポストマンブーツ(Postman Boots)は、チャッカブーツ(チャッカーブーツ)版です。
ダンキャットソールという、アメリカの医療機関等で使用されている滑りにくい靴底を使用しています。堅牢なグッドイヤーウェルト製法。ブラックは、ビジネススーツに合わせてもよさそうな端正な雰囲気。一方のレッドブラウンは、打って変わって完全なカジュアルな雰囲気です。
マットな甲革を使用し軽い作りに仕上げたポストマン2(Postman 2)もあります。
山や川で履くキャンプモカシン(キャンプモック)も、ダナーの得意な靴。キャンプモカシンは、そろそろ人気が復活しそうな予感(?)。
ウォーキングシューズ(Walking Shoes)は、定番的に作られているモカシンシューズ。さすがに雰囲気ありますね。
チロリアン(Tirolean)は、その名のとおりチロリアンシューズ。アルプスのチロル地方で履かれていた靴です。
D-6201は登山靴式グッドイヤーウエルト製法を採用した定番モデル。甲のステッチが印象的。
D-2104は、ノルウィージャンウェルト製法を採用した非常に凝った作りのモデル。さらに、オールデン(Alden)のシェルコードバンでお馴染みの、ホーウィン(Horween)社製のオイルドレザーを甲革に使用しています。
ワラビーブーツ?のToledo(トレド)
Toledo(トレド)は、クラークス(Clarks)のWallabee Boot(ワラビーブーツ)みたいな靴ですね。ビブラムスポンジソール仕様なのが、本家との大きな違い?
サンダルのIgusa(イグサ)
ダナーはサンダルも作っていまして、やはりダナーらしい機能的な作りが嬉しい。
代表作は、このIgusa(イグサ)かな。ダナーのサンダルは、なぜか和風の仕上がりのものが多いです。
私のダナーです
これが私のダナーです。オークションで落としたものなのでモデル名は分からないのですが、ダナーライト系なのは確か。
シボの入った革が最大の特徴です。現行では(日本にもアメリカにも)同じモデルはなさそうですが、この革いいですよ。この革が気に入って、中古なのをガマンして落としました。
サイズにも特徴がありまして、日本のダナーはほとんどが足幅(ウィズ、ワイズ)が "2E" なんですが、これは "B" です。日本でも足幅の種類を揃えて欲しいなぁ。
履き心地ですが、足を包み込む感じはスニーカーに近いですね。とにかく、これで豪雨でも豪雪でも安心(?)。
その他
その他のダナーの靴は、こちら。
また、ダナーはナチュラム(Naturum)さんのところにも充実しています。ちょっと商品を探しづらいですけど(汗)、画面左上等にある商品検索欄にて「ダナー」「マウンテンライト」等で検索してみてください。
他の記事も
マウンテンブーツを集めた記事がありますので、まずはそちらをご覧ください。その他、各種ブーツやプレーントウ、キャンプモカシン等を集めた記事もあります。
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なお、もし今日の記事の商品等がうまく表示されないようでしたら、「快適にご覧いただくために…」の記事の内容を確認してみてくださいね。ノートン先生が何かしているかも…。
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追記
- (2005年6月13日)商品を大幅追加。記述もかなり追加。
- (2005年7月17日)商品の写真等の変更。
- (2005年8月11日)商品を追加。
- (2005年9月8日)商品を追加、入れ替え。
- (2005年11月10日)主にアウトドア系のブーツを追加。
- (2005年11月19日)リンク先をちょっと修正。
- (2006年1月7日)商品と「私のダナー」を追加。
- (2006年3月14日)商品を追加、入れ替え。
- (2006年7月1日)商品を追加、入れ替え。
- (2007年1月21日)商品を追加、入れ替え。
- (2007年6月21日)商品を追加、入れ替え。
- (2007年11月3日)商品を追加、入れ替え。
- (2008年10月29日)商品を追加、入れ替え。
- (2009年9月11日)Vertigo等の商品を追加、入れ替え。
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貴殿のダナーですが今ダナーオンリーショップで半額でセールされている
アケーディアじゃない8インチでグロースというモデルとレザー似ていますね。
アケーディアが好きでポチっとしかけましたがソールがダナーオリジナルの
ツボ押し?(のような)不気味なソールでしたので修理もできなさそうだっただけに
購入は止めましたがダナー(日本国内流通モデル)でスタンプレザーは
本当に無いですよね。海外だと見ますが・・・
最近のダナーは米軍のイラク派兵で海外流通モデル制限したり
アケーディア系統を減らしたり限定も今風?のカジュアル寄り重視に
なったり見ないうちにチョコチョコ変わってきていますね。
まあアメリカ製を意地で維持しているので粗悪な造りにはならないのは
嬉しいですが。
見てみましたけど、グロースとはだいぶ違うなぁ(笑)。ナイロン部分が、もっと黒っぽいですし。私のは、基本的にはダナーライトIIなんだと思います。
それにしても、アメリカと日本のダナーは随分展開モデルが違いますよね。日本のもののほうが圧倒的にお洒落っぽいですが、実用的なのはアメリカのものが多いです。
今はヌバック増えましたが型押しは今時?珍しくないんですよね。
本当に展開モデルが違いますよね。日本側が古い資料を探して本国に復刻を要求しているせいでしょうかね?
あ、レザー部分のみのことなんですね。
写真を見る限り、私の持っているダナーのほうがシボが深いように見えます。色も濃いです。ただ、グロースの写真写りが悪い(?)だけかもしれません。
型押しレザーは傷や汚れが目立ちにくいので、私は好きです。財布も型押し使っていますし。
日本のダナーは、日本でしか手に入らないのかな? ふと思いましたが、ヨーロッパでダナーは売っているのでしょうか?(人気あるのかな?)
ダナー自体は大体何処の国でもナイキみたいに売っている所は見たり聞いたりしますよ。
ファッションに使われているというのはあんまり聞きませんが。
ただやはり日本のラインナップのみが世界から孤立している状態に思えます。
特に海外でダナーライトは見ないような気が・・・
ダナーライト2が既にあるので少なからずとも2よりも劣るダナーライトの
必要性が無いのと効率化でしょうか。殆どのモデルがナイロンサイド部に
レザーを増やした日本で言うダナーライト2タイプかアケーディアタイプ
が殆どに思えます。あとそれ以外は確かに実用的本位と言うか見るからに
耐久度バツグンそうなパターンしてますよね。
ダナーで長々とお付き合いくださって有難うございました(^^;)
軟派な日本と硬派なアメリカ。どっちの製品群が魅力かというと、私にとっては日本ですねぇ(汗)。バリバリの本格志向の人にとっては、当然アメリカなのでしょうけど。