
アメリカの雑誌GQが、今年の春の流行(トレンド)についてまとめています。それにしても項目が多すぎる……。ざっと軽くみてみましょう。
- Natural-Born Bosses
コットンやリネンといった軽い生地のスーツ類を仕事着として着てみよう、ということかな。
- Loafin'
ローファー類、特にタッセルローファーやビットローファー。
- Essential Seersucker
春夏のトラッドの定番生地であるシアサッカー。
- Prints of Ties
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(ジャカード織りではなく)プリント染めのネクタイ。華やかな柄を表現しやすくなります。
- Plaiditude
大判のチェック柄。近年の継続傾向です。
- Rethink Pink
ピンク色。
- Stripe Up the Band
ボーダー柄。といっても単調なボーダーではなく、幅が広かったり一部だけだったりといった柄。
- Designer Dunks
スニーカー。80年代から90年代(1990年代)風のものが多く紹介されているかな。
- Polo Players
テーラードジャケットのインナーとしてのポロシャツ。台襟のあるなし関係なく合わせています。
- The Outsiders
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Gジャン(ジージャン)。ジャケットのインナーとしても合わせちゃいます。
- Hip to Be Square
ウエリントン系の眼鏡。
- Brownie Points
比較的濃い茶色。
- Put It on My Tab
タブカラーのドレスシャツ。ネクタイが持ち上がって格好良いのです。
- Color Bleach
ブリーチさせたような淡い色合い。
- Stylish Seas
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マリンスタイル。ボーダー柄とかマリンパーカーとかデッキシューズとか。
- Blue Monday
鮮やかな青色。
- Two Timers
金銀のコンビ遣いの腕時計。これなら合わせるアクセサリーの色を選びません。
- Critters
動物などの刺繍入りのアイテム。プレッピーですね。
- Channel Orange
オレンジ色。
- Camo Whammo
- Crickets
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チルデンセーター(クリケットセーター)。私の好きなセーターのひとつです。
- Tie One On
シャツやセーターの腰巻き。私の記憶では、80年代は肩掛け、90年代は腰巻きが多かったような。
- Bush-wick Men
- Panama City
- The Kennedys
ケネディみたいなアメリカ東海岸のエリート風の格好、ということでしょう。要するにアイビーとかプレッピーとか。
- A Shore Thing
丈が短めのトランクス型水着。
- The Novelty of Neon
黄色のようなネオンカラー。
- Sluggers
スタジャン(ベースボールジャケット)型のブルゾン。MA-1とも近いでしょう。
- Man Stash
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トートバッグ。従来なら欧米の男性はあまり持たないみたいですけどね。
- Keep It Short
- Double Duty
ダブル前(ダブルブレスト)のスーツ。
- Pop Your Shirt
大胆な柄のシャツ。
- No Black Tie
フォーマルウェアについて、真っ黒ではないタキシード。

この中で私が特に印象に残ったのは、スタジャン型のブルゾンですね。スタジャンといっても身頃と袖は同色・同素材で、腕にポケットのないMA-1ともいえます。80年代の後半にこの型のスエード地のブルゾンが少し流行していまして、高校生だった私も持っていましたよ。
80年代といえば、80年代後半にはプリントタイばかりだったような記憶があります。ジャカードタイは不人気でした。

また、台襟のないポロシャツにテーラードジャケットという合わせ方も要注目でしょう。懐かしくも新鮮。非ラテン的な合わせ方ともいえるかな。
というわけで、この春夏もお洒落を楽しみましょう。
Traditional Weatherwear(トラディショナル・ウェザーウェア)のコート

トラディショナル・ウェザーウェア(Traditional Weatherwear)を別記事で大きく取り上げていますが、今日は気になる新商品をご紹介。
Chuckfield(チャックフィールド)は、着脱可能なフード付きのステンカラコート。こちらは小さく折りたためるパッカブル仕様の薄手Chuckfieldです。生地は、無地がツヤのあるナイロン、お洒落なグレンチェック(グレナカートチェック)柄やブラックウォッチ柄がポリエステル地。









Preston(プレストン)は、男っぷりが際立つトレンチコート。こちらは着脱可能なフード付きのPrestonで、生地は薄手のナイロンです。小さく折りたためるパッカブル仕様。
いまのような季節は、この手の薄手のコートがあると何かと役に立つと思いますよ。パッカブル仕様なら持ち運べます。


なお、ステンカラーコート(バルマカーンコート)を集めた記事や、トレンチコートを集めた記事がありますので、そちらも併せてご覧ください。
それでは。
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この記事へのコメント
やまと
blackwatch
シアサッカーはジャケットなどよりもシャツのほうが、肌に張り付かないという利点を享受できると思います。