今日は、チノパンツ(チノパン)等のコットン(綿)のパンツ(スラックス、トラウザーズ、ズボン)を取り上げます。《最終更新日: 2009年11月4日》
カジュアルなコットンパンツ、チノパンツ(チノパン)
コットンパンツといっても、カジュアルなものからシックなものまでいろいろありますが、今日はチノパンツを中心とした比較的カジュアル寄りのパンツが多いかな。
この手のパンツを選ぶときは、シルエットに注意したいですね。
テーラードジャケットに合わせるような場合は、(伝統的なアメトラ的着こなしなら)パンツは細めのほうがバランスが取りやすいと思います。逆に、丈の短いアウターやダッフルコートのような重めのアウターに合わせる場合は、ある程度太さのあるパンツのほうが合わせやすいのでは。
プレーンフロント(ノープリーツ)かプリーツ入りか…
現在は、プレーンフロント(ノープリーツ、ノータック)のパンツの全盛時代。特にカジュアルに穿くなら、今はプレーンフロントを選ぶのが無難でしょう。
ただし、そろそろ2プリーツ(ツープリーツ、2タック、ツータック)や1プリーツ(ワンプリーツ、1タック、ワンタック)を見直しても良いころかも。大人の余裕(?)を醸し出すことができるはず。
プリーツ入りコットンパンツを穿くなら、80年代風に2つボタンジャケット合わせたり、Gジャン(ジージャン)のような丈の短いブルゾンを合わせてみてはいかが?
もっとも、アメトラ(アメリカン・トラッド)なI型ジャケット(サックジャケット)に合わせるなら、やはりプレーンフロントにこだわりたいところです。
クリースを入れるか入れないか、裾上げは?
コットンパンツを穿くときにちょっと悩むのが、クリース(折り目)を入れるか入れないか。ドレス寄り(トラッド寄り)に穿くなら入れる、カジュアル寄りに穿くなら入れない、ということで、まあ好みですなぁ。
ちなみに裾上げ時の裾の仕上げは、クリースを入れるならトラッドにダブルにするのが当ブログのオススメ。クリースを入れないなら、シングルにするのが普通です。
コットンパンツの着こなし例
こちらは、ユナイテッドアローズ(United Arrows、UA)の栗野宏文さんのチノパンツの着こなし。ニットベストが効いていますね。
話題のマリンスタイルを、ダブルブレストのネイビーブレザー(紺ブレ)とチノパンツで。これは素晴らしい、マネしたいなぁ。
カラーパンツは、アメトラ(アメリカン・トラッド)においても活用できますよ。この人は、アイビー・リーグに属しているコーネル大学の1982年の学生さんみたい。
Lands' End(ランズエンド)
アメリカのアパレル通販ブランドの雄、ランズエンド(Lands' End)。ブランド説明については、シャツの記事をご参照ください。
ここはパンツの種類も多いのですが、よさそうなものを激選してみました。
またランズエンドには、常時セール(クリアランス、Overstocks)品も充実していますよ。
「ノーアイロン・チノ・パンツ」は、すっきりしたシルエットのチノパンツ。なんとナノテク仕上げになっており、汚れが付きにくくシワにもなりにくいのが嬉しい。
プレーンフロントのものに加えて、1プリーツ(シングルプリーツ)や2プリーツ(ダブルプリーツ)のものもあります。
「レガシー・チノ」は、少し薄手のチノを使ったパンツ。シルエットは、上の「ノーアイロン・チノ・パンツ」よりもちょい細めですが股上は深めです。プレーンフロントのものは、往年のアイビーファンなら感涙(?)の尾錠(シンチバック)が付いています。
こちらは、「プレミアム・チノ・パンツ」。チノパンツらしいチノパンツで、シルエットは「レガシー・チノ」と同じです。
「フランネルラインド・チノ・パンツ」は、ネルシャツでおなじみのコットンフランネルを裏地に使用したチノパンツ。温かさを求めるなら、これですな。シルエットは他のチノよりもちょっと太め。
「ワイドウェール・コーデュロイ・パンツ」は、秋冬の大定番生地である太ウネのコーデュロイを使用したパンツ。シルエットは、「ノーアイロン・チノ・パンツ」と同じです。
その他、ドレス寄りのコットンパンツをウールパンツの記事に紹介していますので、そちらも併せてご覧ください。
ランズエンドは交換や返品がしやすいので、パンツでも通販がやりやすいお店ですよ。
Urban Research Doors(アーバンリサーチ・ドアーズ、URD)
アーバンリサーチ・ドアーズ(Urban Research Doors、URD)は、アーバン・リサーチ(UR)の中でもアウトドア寄り、アメカジ寄りのブランド。特に、若い人には着やすい服がそろっていると思います。
「Basic Style チノトラウザー」と「Vintage Style チノトラウザー」は、生地感等ヴィンテージの雰囲気が味わえるチノパンツ。「Basic」は裾幅細めのテーパードシルエット、「Vintage」は全体的にちょい太目のチノパンらしいシルエットです。




その他いろいろありますが、特に目を惹いたのはトラッドなチェック柄のパンツかな。
Danton(ダントン)
ダントン(Danton)は、1930年代に創業したフランスの老舗ワークウェアブランド。フレンチ・カジュアルが気になる昨今、フレンチ・ワークを代表するブランドのひとつだと思います。
こちらは、ポケットの意匠に特徴があるワークパンツ各種。フランスブランドらしく、発色が素晴らしいのさすがです。
素材は、厚手のダンガリーツイル、中庸の厚さのコットンサージ、秋冬の定番素材であるコーデュロイ等があります。








Toys McCoy(トイズ・マッコイ)
ザ・リアル・マッコイズ(ザ・リアル・マッコイ、The Real McCoy's)といえば、ミリタリーウェアやワークウェアを得意とする国内ブランドですが、そこから独立したブランドがトイズ・マッコイ(Toys McCoy)。よりこだわり派のブランドと言えるかな。
TMP8602は、映画『大脱走』の中でスティーブ・マックィーン(スティーヴ・マックィーン)が穿いていたパンツを再現したというチノパンツ。
マックィーンが穿いているのは一見なんでもないチノパンに見えますが、実は細身に修正されたパンツなんだそう。もう、マックィーンったらお洒落なんだから(笑)。
マックィーンと大脱走と言えば、フライトジャケットA-2も併せてどうぞ。
Scye Basic(サイ・ベーシック)
Scye(サイ)は、2000年創業の日本のMasterpiece and Co.の1ブランド。ScyeのポロシャツやPコート(ピーコート)はすでに「セレクトショップ」等で大人気でして、なじみのある方も多いのでは。Scye Basic(サイ・ベーシック)は、Scyeのベーシックラインです。
こちらは、裾までたっぷり太めのシルエットのチノパンツ。なんだかんだ言って、チノパンらしいのはこんなシルエットでしょう。



この手の太めのパンツは、着丈短めで細めのトップスか、もしくはダッフルコートのような着丈長めでボリュームのあるトップスと相性が良いと思います。
TUKI(ツキ)
TUKI(ツキ)は、原田服飾研究所なる会社のジーンズブランド。岡山で生産しているそうです。
こちらは、ベルトループ等かなり凝った仕様のチノパンツ。生地も味のあるかなりしっかりしたものですが、そのぶん洗濯時に縮むみたいなので、気をつけてください。
小さいサイズもありまして、ウエストが細い人は狙い目かも。




その他、本職(?)のブルージーンズやホワイトジーンズもあります。実はコレ、ここで書ききれないほどのこだわった(変わった)作りみたい。なんかすごい。
Engineered Garments(エンジニアード・ガーメンツ、エンジニアードガーメンツ)
鈴木大器氏がデザインするエンジニアード・ガーメンツ(エンジニアードガーメンツ、Engineered Garments)は、1999年に誕生したカジュアルウェアブランド。ネペンテス(Nepenthes)の兄弟ブランドと言っていいのかな。大人っぽいアメカジをやるなら、今このブランドは外せません!
Cinch Pant(シンチ・パンツ)は、その名のとおりシンチバック(尾錠)が付いたコットンパンツ。往年のアイビーファンの方なら、尾錠付きのパンツにはひとかたならぬ思いがおありになるのでは?
生地は、春夏の定番素材コードレーンと、グレンチェック(グレナカートチェック)風のチェックの2種類。いずれも薄手で春夏向き。


Incotex(インコテックス)、GTA(ジー・ティー・アー)
キレイめパンツと言えば、イタリアのインコテックス(Incotex)とGTA(ジー・ティー・アー)が現在の代表格でしょう。
キレイめコットンパンツなら、まずはこれらのブランドのものを検討したいところ。近年は、より細身で綺麗なシルエットのものが多くなってきました。
Bills Khakis(ビルズカーキ、ビルズ・カーキ)のM2、M3、M4
チノパンらしいチノパンを作っているビルズカーキ(ビルズ・カーキ、Bills Khakis)は、1984年創業のアメリカのパンツブランド。
本格派でこだわり派のアメカジファンの方は、こちらをどうぞ。110% Guarantee(110%保証)を謳っています。太めのM2、ちょい細めのM3、さらに細めのM4等があります。
Ring Jacket(リング・ヂャケット、リング・ジャケット)
「セレクトショップ」等の有名店のスーツやジャケットを数多く手掛けているリング・ヂャケット(リング・ジャケット、Ring Jacket)は、1954年創業の大阪のテーラードブランド。
こちらは、コットンにモヘア(モヘヤ)を混紡させたウエストポイント(ウエポン、丈夫なチノみたいな生地)地のパンツ。コットンモヘアという生地はかなり珍しく、独特のツヤと張りを楽しんでください。
無印良品(Muji)
庶民の味方(?)、無印良品(Muji)。お手ごろ価格が魅力で、このブログの常連です。
ここのパンツは、なかなかどうして結構シルエットが綺麗ですよ。生地にも力を入れているようです。
5ポケットパンツ、ジーンズ(ジーパン)
コットンパンツと言えば、5ポケットパンツやジーンズ(ジーパン)を外すわけには参りません…。
素材はデニムだけでなく、コットンツイルやコーデュロイ等キレイめに穿けるものも多いです。
カーゴパンツ、軍パン
キレイめスタイルをちょっとドレスダウンしたいなら、カーゴパンツや軍パンも候補に入れてください。
デザインが優れているだけでなく、そのポケットも結構便利ですよ。
ショーツ(ショートパンツ)、カーゴショーツ
春夏に涼しげに穿けるパンツと言えば、何と言ってもショーツ(ショートパンツ)やカーゴショーツ。
実はアメトラ(アメリカン・トラッド)やアイビーな着こなしに、このショーツは欠かせないアイテムなのです。
他の記事も…
「タグ / パンツ: コットン、リネン」をご覧になると、当ブログのコットンパンツに関する全記事を網羅できます。また、「カテゴリ / パンツ」をご覧になると、当ブログのパンツに関する記事を網羅できます。
どんな着こなしにでも合うパンツは、残念ながらなかなかないものなのです。あきらめて(?)、いろいろな素材・色・シルエットのパンツをそろえましょう…。
なお、もし今日の記事の商品等がうまく表示されないようでしたら、「快適にご覧いただくために…」の記事の内容を確認してみてくださいね。ノートン先生が何かしているかも…。
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ウールパンツ(スラックス)を集めてみました
5ポケットパンツ、ジーンズを集めてみました
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Incotex(インコテックス)のウールパンツ、コットンパンツ
Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)の通販サイト(オンラインショップ)ができました!
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Bills Khakis(ビルズカーキ、ビルズ・カーキ)のM2、M4のチノパンツ
Gramicci(グラミチ)のショーツ(ショートパンツ)
KATO`(カトー、カトウ)のカバーオール、ジーンズ、ワークシャツ
Lee(リー)のジーンズ(5ポケットパンツ)、Gジャン(ジージャン)
Levi's(リーバイス)の505
Levi's(リーバイス)の519
無印良品(Muji)のパンツ
追記
- (2005年10月18日)大幅に商品を追加。
- (2005年11月30日)商品を追加。
- (2006年1月18日)商品を追加、入れ替え。
- (2006年2月20日)商品を追加。
- (2006年3月19日)商品を追加。
- (2006年4月22日)商品を追加、入れ替え。
- (2006年6月12日)商品を追加。
- (2006年7月10日)商品を追加、入れ替え。
- (2006年8月26日)商品を追加、入れ替え。
- (2006年12月26日)商品を追加、入れ替え。
- (2007年3月5日)商品を追加、入れ替え。
- (2007年6月28日)商品を追加、入れ替え。
- (2008年5月13日)2008年春夏最初の更新。
- (2009年6月23日)2009年春夏最初の更新。
- (2009年11月4日)2009年度秋冬最初の更新。
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モールスキンは、暖かみのあるいい生地ですよね。ただ残念ながら、特別にモールスキンに特化した記事を書く予定は今のところございません。お役に立てなくて、申し訳ありません。
いつか何かのパンツ関連の記事を書いたときに、モールスキンのパンツを取り上げるかもしれません。恐れ入りますが、そのときまでお待ちください…。