流行(トレンド)はいつ来る、とな?

チャールズ皇太子、注文服に背を向ける?: モードの方程式

今日は、2月15日(金)付けの日経新聞夕刊中野香織さんの連載コラム『モードの方程式』を取り上げます。このコラムは、当ブログでもたびたび取り上げております。

今回のテーマは、「流行はいつ来る?」。流行トレンドの広がり方についてです。

(前略)

昨秋の初め、本欄でも「ブーティーがくる」と書いたが、実際に街で見かけたのは、ちらほらという程度だった。本格的な流行は来シーズンを待たねばならないようだ。

これは女性服の話です。確かにメディアには「ブーティー」という文字が躍っていました。流行が一般に広がるまでには、時間のラグ(ずれ)が生じるものです。

(中略)

モードがランウエイ周辺で誕生してから、それが広く流行として知られるようになるまでの時間にも、ラグがある。モードラグと呼んでみる。

このラグはメンズにおいて、さらに大きい。男性会社員のスーツが細身になっているが、2000年ごろにモード界で始まった「エディ・スリマン化」現象の影響がすみずみの量販店まで及んだ結果と見受けられる。

このラグはメンズの中でも「オジサン」において、さらに大きい(汗)。例えば、今ごろになって「これからはトンガリ靴の時代だ」とか思ってしまったり。

服に興味のないオタク的な人も、同様にラグが大きいですね。要するに、「目が慣れる」のが遅いということなのでしょう。

(中略)

エディ化しすぎた男性像の次を提示するかのように、先日の08年ミラノコレクションでは威厳のある男らしさが復活。今後は、タフで量感のある男性像が現れてくるのではと思うのだが、これが一般に浸透するのは、さらに何年か先のことになるのだろう。

アメトラみたいなファッションも、まあ「エディ化」の反動のひとつだと思います(クラシコイタリアの反動でもあるかな)。雑誌ではアメトラアメトラ言っていますが、まだまだ街行く若い人は「エディ」風の人が多い印象。一般に浸透するのは、やはりもうちょっと先になるでしょう。

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この記事へのコメント

  • ブラックスーツ

    自分で決められないからファッションに頼る。でも、そのファッションが一般人に浸透するにはタイムラグがある。だから、そのファッションを身に包んだ時にはダサいものでしかない。
    まあ、自分で決められない人は服見る前に自分を観た方が良いね。
    流行に囚われず、クラシコだろうがアメトラだろうが、自分の好きな服を着てるのが一番だな。
    2008年02月17日 07:58
  • たかやん

    いつも拝見させて頂いてます。
    服好きにとって流行は無視しがたいですよね。でも私の場合、流行は知ってるけど、あえてその通りの服は着ないようにしたいなぁと思います。あまのじゃくなんですよね。
    2008年02月17日 09:21
  • blackwatch

    ブラックスーツさん、たかやんさん、こんにちは。

    流行にもいろいろありますが、「大きな流行」にはなかなか抗しがたいかなと。例えば70年代なら70年代、80年代なら80年代、現代なら現代の「空気(=大きな流行)」ってものがありますから、それを理解せずに(それを無視して)単なる自己満足に終わらない格好をするのは至難の業だと思います。

    と言うわけで結論としてはお2人とたぶん同様でして、*流行をよく理解した上で* 自分のやりたい格好をするのが理想ですね。もっとも、流行をよく理解するのがなかなか難しいのですけど…。
    2008年02月18日 00:05
  • ヤマ

    最近のトレンドエッジはエイティーズからナインティーズだとか、
    そういえば90年代っぽいロングのツーブロックなどもたまに見ますが服装より髪型や音楽がはやそうです。しかしズレがズレとわからないとエッジも周回遅れも同じかもまあそれも面白いものです。
    2008年02月18日 18:30
  • blackwatch

    ヤマさん、こんにちは。

    確かに80年代は今後さらに盛り上がるでしょう。70年代はもうお腹いっぱいという感じですし、60年代も個人的には今はそんなに気分じゃないです。90年代は…、具体的にどんなファッションが90年代風なのか、よく分からなかったり(何となくは分かるのですが)。

    仰るとおり、いますね周回遅れの人が。でも、復活するギリギリになって周回遅れの人も脱落する人が多くなる気もします。惜しい、もうちょっと我慢すればいいのに、という感じ。
    2008年02月19日 00:04

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