ネクタイ(タイ)を集めてみました

Tie(Necktie、ネクタイ)

今日は、ネクタイタイを取り上げます。《最終更新日: 2019年4月10日》

なんだかんだ言っても、ネクタイ(タイ)

近年はクール・ビズCool Bizだのウォーム・ビズWarm Bizだのとかまびすしいですが、まだまだ世の中の大多数のビジネスマンの人は、ネクタイをしているのでしょうね。

個人的には、特にクール・ビズには賛成なんです。ただ、まだまだ定着するには時間が掛かるでしょうし、そもそも定着するかどうかも分かりません……。

また、あえてカジュアルスタイルにネクタイを合わせる着こなしもオツですよ。こんな感じ。

Tie(Necktie、ネクタイ)
Gジャン(ジージャン)を集めてみました

実は、Gジャン(ジージャン)とも意外に相性が良いのです

カジュアルスタイルにネクタイを合わせるときは、ウエストコート(オッドベスト、ジレ)やVネックニットベストあたりを加えるとより合わせやすいと思います。上の例でもそういう人が多いですよね。

ネクタイの柄

ネクタイのの出し方は代表的なものが2種類ありまして、織りで柄を表現したジャカード織りのものは強いて言えばマジメな雰囲気、プリントで柄を表現したものは強いて言えば華やかな雰囲気になるといえると思います。同じ柄でもけっこう雰囲気が変わります。

柄の種類については、以下に私の思うところを。

ストライプ、レジメンタル

斜めの縞柄のネクタイで、ネクタイの基本中の基本柄といえます。ストライプの向きについてはイギリス(ヨーロッパ)とアメリカでは向きが逆でして、向かって右上がり(「ノ」の字型)はヨーロッパ式(イギリス式)、向かって左上がり(逆「ノ」の字型)は、アメリカ式。実はけっこう例外もあるようなのですが。

特に、イギリスの連隊名を示す配色を使用したネクタイを、レジメンタルタイと呼びます("regimental" は「連隊」の意味)。ただしこの手のネクタイは「本来」の意味でも使われているようなので、海外、特にイギリスで着用する場合は注意が必要かも。「おお、君も○○連隊にいたのか? オレもそうなんだ」とか見知らぬ人に声をかけられたりして。

ドット(水玉)

これも基本柄でして、中でも紺地のものは一本持っておいて損はしないでしょう。かなり無難に万能に使えます。紺地、黒地、グレー(シルバー)地くらいなら冠婚葬祭フォーマル用途にも使いやすいはず。ドットの大きさで雰囲気が変わりまして、大きいほどカジュアルに。

小紋

細かい文様を散らしたネクタイ。柄次第で雰囲気は変わるので一概には言えませんが、渋い柄のものは大人っぽいスーツと相性が良さそうです。

一方、動物柄やスポーツ柄などの楽しい柄は、アイビーやプレッピーといったスタイルではよく使われます。フランス人もこういうネクタイを好む印象があります。

小紋とは限りませんが、ペイズリーペーズリー柄もネクタイにはよく使われます。意外にカジュアルスタイルにも合わせやすいのでは。

クレスト

小紋の一種ですけど紋章を柄としたネクタイで、トラッド気分を盛り上げてくれます。アメリカ、もしくはイギリス的な着こなしによく合います。昔からスーツよりブレザー(替えジャケット)向きといわれていたように記憶しています。

ストライプ柄と組み合わせたものはロイヤルクレストと呼ばれるようです(英語でもそう呼ぶのかはよく分からない)。

ソリッド(無地)

太いストライプや大柄のチェックなど、少々うるさい柄のシャツにネクタイを合わせるなら、ソリッドタイが安心です。着こなしをミニマルにまとめたいときにも多用されます。もちろん、冠婚葬祭にもよく使われますね。特に夜の慶事ならツヤがあるものがよりそれっぽいでしょう。

ネクタイの素材(生地)、大剣幅(巾)

ネクタイの素材生地)については、何はなくともシルクが基本です。そのほかざっくり言いますと、リネンは春夏向き、ウールカシミアカシミヤ素材なら秋冬向き、コットン綿素材は厚みや雰囲気次第。

シルクの中でも、光沢のあるサテン地のものは華やかな雰囲気に。慶事にも向いています。

ネクタイの大剣の)については、今の時代は8.5cm前後、8cmから9cmくらいが無難だと思います。往年のアメトラアメリカン・トラッドスタイルを狙うなら、細めの7cmから7.5cmくらいはいかが? 逆にクラシコ・イタリア風を狙うなら、太目の9.5cmくらいでしょうか。

ネクタイの結び方(締め方、巻き方)

ネクタイの結び方締め方巻き方)は、プレーンノットが基本。特にアメトラの場合は、結び目は大きくないほうが似合います。ワイドスプレッドシャツにもプレーンノットでたいてい問題ないはずです。でも、ウインザーノットやセミウインザーノットあたりも覚えておいて損はないでしょう。細いネクタイをあえてセミウインザーノットで結んでも面白いかも。

ここで注意したいのは、ネクタイの長さと生地の厚さ。特にイタリア製のネクタイは長くて分厚いものが多いので、気をつけましょう。長いとプレーンノットでは長さが余って困りますし、分厚いと結び目が大きくなってしまいます。

ちなみに、私は背が低く首が細いので、プレーンノットではネクタイの長さが余ってしまうことが多いのです。仕方がないので、そういう場合はダブルノットなどで結んでいます。小剣をパンツに入れる方法もありますが、私はあまり好きじゃないだよなぁ(動くとすぐパンツから出ちゃうから)。

ネクタイの結び方については適当にググっていただいたほうが良さそうですが、とりあえずこんなサイトがありました。

ニットタイ

ニットタイを集めてみました

何を隠そう、私が最も好きなネクタイはニットタイなのです。カジュアルな印象もありますが、ビジネスにももっと積極的に使ってほしいなぁ。

力の抜けた感じが、21世紀っぽいのでは(そこまでいう?)。

Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)のレップタイ

Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)のネクタイ(タイ)、ニットタイ、ポケットチーフ

ゴールデン・フリースThe Golden Fleece羊毛)でおなじみのブルックス・ブラザーズBrooks Brothers)は、1818年創業の究極(?)のアメトラブランド。

ブルックス・ブラザーズでは、ストライプタイのことをレップタイrepp tie)と呼びます。アメリカらしいネクタイが欲しいなら、やはりこのブランドは外せません。ボウタイ蝶ネクタイ)も常時そろえていますよ。

Drake's(ドレイクス)、Michael J.Drake(マイケル・J・ドレイク)

Drake's(ドレイクス)のネクタイ

1977年創業のイギリスのネクタイ・マフラーブランドであるドレイクスDrake'sDrakes)は、現在最も世界的に人気のあるネクタイブランドのひとつといってよいでしょう。

ネクタイの種類は、やはりすこぶる多いのです。マフラーの評価も高いブランドですよ。

Breuer(ブリューワー)

Breuer(ブリューワー)のネクタイ、ポケットチーフ

1892年創業のフランスのネクタイブランドであるブリューワーBreuer)は、オーストリア(オーストリア=ハンガリー帝国)のウィーンで創業し、その後ベルギーに移り、そして1951年にフランスに移ったとのこと。

意外にアメトラ(アメリカン・トラッド)的な感覚のものが多いのです。ストライプタイの向きはアメリカ式。

J. Press(J・プレス)

J. Press(J・プレス)

J・プレスJ. Pressは、1902年創業のアメリカはコネチカット州のアメトラブランド。ブルックス・ブラザーズは良くも悪くも国際的なブランドといえますが、J・プレスはアメトラどっぷり(?)という印象があります。

ネクタイは、レジメンタルタイとクレストタイが充実していますね。レジメンタルタイはやはりアメリカ式です。大剣幅は8cmから9cmくらいで、商品により異なりますので確認してください。日本製が中心です。

J. Press Authentic Regimental Tie TROVKS0009
Authentic Regimental Tie
J. Press Collection Regimental Tie TROVKM0223
Collection Regimental Tie
J. Press Freshers Regimental Tie TROVKS0103
Freshers Regimental Tie
J. Press Crest Tie TROVKM0247
Crest Tie
J. Press Royal Crest Tie TROVKM0248
Royal Crest Tie
J. Press Paisley Tie TROVKM0237
Paisley Tie
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John Comfort(ジョン・コンフォート)

ジョン・コンフォートJohn Comfort)は、1908年創業(「ジョン・コンフォート」という社名になったのは1920年)のイギリスの名門ネクタイブランド。一時期ブランドは消滅していたようですが、2016年にフェアファクス・コレクティブFairfax Collectiveによって復活しました。日本製。

むかし私が通っていた仕立て屋さんで見たジョン・コンフォートのネクタイは、厚みと存在感がそれはそれは素晴らしいものでしたが、今回はそれを目指して復活しているのだと思います。

こちらは、シルクネクタイ各種。大剣幅8cmの標準幅で、特に50オンスのものはイギリスのアダムリーAdamley社のシルクを使っています。柄と発色のセンスがトラッドファンを大いに引き付ける仕上がりだと思いますよ。

ペイズリーや小紋柄は大人っぽさが魅力。ストライプタイはイギリス式もアメリカ式もあります(昔からアメリカ式もつくっていたと思われます。別注商品だったのかな?)。クレストタイにも注目してください。

John Comfort Paisley Print Tie PT21051
Paisley Print Tie
John Comfort Madder Print Tie 18FWJC005
Madder Print Tie
John Comfort Dot Print Tie 17SSJC002
Dot Print Tie
John Comfort Crest Jacquard Tie 19SSJC004
Crest Jacquard Tie
John Comfort Stripe Jacquard Tie 18FWJC002
Stripe Jacquard Tie
John Comfort Royal Crest Jacquard Tie 18FWJC003
Royal Crest Jacquard Tie
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Penrose(ペンローズ)

Penrose(ペンローズ)

ペンローズPenroseは、2008年に誕生したイギリスはロンドンのネクタイブランド。カフリンクスで有名なデュシャンDuchampのデザイナーだった人が立ち上げたとのこと。

ツヤのある少し派手めの柄が中心ですが、これはこれでとてもブリティッシュな柄なのです。堅い雰囲気のブリティッシュスーツに合わせるとよく映えるはず。大剣幅8cmくらいでイギリス製。

Penrose Flower Tie
Flower Tie
Penrose Geometric Tie
Geometric Tie
Penrose Geometric Tie
Geometric Tie
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Lands' End(ランズエンド)

ランズエンド(Lands' End)のネクタイ、ニットタイ

アメリカのアパレル通販の雄であるランズエンドLands' End)は、当然のことながらネクタイも得意としています。

アメトラやるなら、やはりアメリカのネクタイ? やはり、アメトラにバッチリ合うネクタイがそろっていますよ。お値段もお手頃。

Fairfax Collective(フェアファクス・コレクティブ)

Fairfax Collective(フェアファクス・コレクティブ)のネクタイ

現在の日本を代表するネクタイブランドといえるフェアファクス・コレクティブFairfax Collective)は、有名ブランドのネクタイのOEM生産も数多く手がけているブランドです。実は、上記のドレイクスの国内分もフェアファクス製なのです。

比較的お手頃価格で、しっかりしたネクタイを入手できるブランドといえます。

他の記事も……

冠婚葬祭(結婚式)の礼装・礼服を考える: 007 ショーン・コネリーBONDセット ポケットチーフ特集: Ondata Linen Pocket Square

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追記

  • (2006年1月29日)商品を大幅に追加。
  • (2006年7月16日)商品を大幅に追加、入れ替え。
  • (2006年11月5日)商品を大幅に追加、入れ替え。
  • (2007年3月15日)商品を追加、入れ替え。
  • (2009年4月17日)商品を追加、入れ替え。
  • (2010年3月25日)2010年春夏最初の更新。
  • (2010年5月23日)商品を追加、入れ替え。
  • (2011年4月11日)2011年春夏最初の更新。
  • (2011年10月15日)2011年度秋冬最初の更新。
  • (2012年5月1日)2012年春夏最初の更新。
  • (2013年1月14日)2012年度秋冬最初の更新。
  • (2013年5月4日)2013年春夏最初の更新。
  • (2013年12月4日)2013年度秋冬最初の更新。
  • (2014年4月15日)2014年春夏最初の更新。
  • (2015年1月7日)2014年度秋冬最初の更新。
  • (2015年4月18日)2015年春夏最初の更新。
  • (2015年11月23日)2015年度秋冬最初の更新。
  • (2016年5月11日)2016年春夏最初の更新。
  • (2017年4月22日)2017年春夏最初の更新。
  • (2018年1月2日)2017年度秋冬最初の更新。
  • (2019年4月10日)2019年春夏最初の更新。

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