
いであつし氏と綿谷寛画伯のセプティズ(Septis)さんにおけるコラム連載、第4回が発表されていました。
今回のテーマは、リボンベルトで有名なバロンズ・ハンター(Barrons-Hunter)。今回も、春夏らしいテーマであります。
オレが納得いかないのは、セレクトショップのいまどきのプレッピーやアメカジの若い店員のBDシャツの着かた。なにあれ。どんな格好しても裾を出して着てやがんのね。
とくにオジサンが見ていて辛抱タマランのが、ジャケットの下からBDシャツの裾を出して着てる格好。いくらジャケットが昔と違って短丈だからって、いいかね、チミたち、シャツの裾は出してもいい場合と出さないほうがいい場合があるのっ。なんでもかんでも裾出して着りゃあいいってもんじゃないのっ。またいまどきのBDシャツは、そういう格好に合わせてあえて丈がスゲェー短いってぇのもオジサンとしては気にいらんねぇ。

ああ、気持ちは分かるなぁ。と言いつつ、私も最近は裾出ししてシャツを着ることが多くなっちゃいましたけど(汗)。何となく面倒臭くて。
それでも、ここ一番(?)というときはちゃんと裾を入れていますけどね。
そもそもリボンベルト。昔はリボンベルトといったらあーゆーのでなくてね、オジサンたちはキャンバス地でトラファルガーのやつの赤とか緑をしていたのだ。ダブルリングベルトといったらあーゆーのでなくてね、L.L.ビーンの紺か赤か白のキャンバスベルトしかなかったのだ。フントニモー、腰からタラリンなんてしたくてもできなかったんだからね。
確かに、そういう印象はあります。ただ、『絵本アイビーボーイ図鑑』には「ダブルリングの布帛製」のベルトもちゃんと載っていますから、「タラリン」できるベルトがそんなに新しいアイテムと言うわけではないと思います。
腰からタラリンとできるリボンベルトを初めて見たのは忘れもしない、綿谷画伯と二子玉川のラルフローレンを覗いたらそこで貰ったラルフローレン2001年春カタログだ。スーツにリボンベルトを腰からタラリン。カラフルなコーデュロイのパンツに腰からリボンベルトがタラリン。「おおー、カッチョエエ~」と、さっそくカタログに出ているリボンベルトを買おうと思ったら「日本では取り扱ってません」と言われてしまったのだ。
そしたら二子玉のGAPに入ったら似たような安いリボンベルトが大量に売っていて、画伯と2人で店内でラルフローレンのカタログを広げてラルフのリボンベルトと見比べながら、仕方なく一番似ているやつを買った。あと当時はJクルーでもリボンベルトがラルフよりひと足早く売っていて、でもまだそれもキャンバス地のやつなんだけど、オレは仕方なくそっちを買ってしていた。ほんの4~5年前までは、そういうリボンベルト不遇時代だったのである。
私も何年か前に、J・クルー(J.Crew)やギャップ(Gap)のリボンベルトを買いましたよ。同じようなことを考えていたのかな。
それがいまやどうです、お客さん。わざわざラルフで買わなくたってセプティズにもいろんなタイプのリボンベルトが、しかもラルフよりもお安い値段で売ってるではないか。しかも嬉しいMADE IN USA。
なんでも「バロンズハンター」という、なんか東映の特撮ヒーローみたいな名前のブランドで、ラルフのリボンベルトとかもここんちのやつだったらしいね。
レッドバロンとかマッハバロンとか思い出しちゃいますね(汗)。
私も今年になって、バロンズ・ハンターのリボンベルトを2本くらい買い足しちゃいました。あまり高いものでもないので、皆さんも気軽に試してみてください。
それでは。
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この記事へのコメント
Captain Y
ディフォルメしていても、誰が何を着ているか分かるという点で、
さすがと思っていましたが、今回は特にすごい
バロンズハンターは何だが毎年2本は買ってしまいますな!
最近寄り始めたお店で、締めたときにベルトに変な絞りが入らない
四角型金具のタイプをお勧めされたのですが、これがなかなかよいです。
垂らさずにきちんと巻くとなかなか新鮮です。
タマ
blackwatch
四角型金具のほうが具合が良いとのこと。言われてみると、確かに理論的にはそうかもしれません。私は丸いのも四角いのも持っていますが、今まで何も感じなかったですねぇ(汗)。
タマさん、こんにちは。
Tシャツのタックインは、確かに今はちょっと難しいですね。Gapは、今はそうでもないですが昔はいろいろ買っていました。