今日は、Haversack(Haver Sack、ハバーサック、ハヴァーサック、ハバーザック、ハヴァーザック)のジャケット、アウター、ワークシャツを取り上げます。《最終更新日: 2009年9月10日》
Haversack(Haver Sack、ハバーサック、ハヴァーサック、ハバーザック、ハヴァーザック)
Haversackは、2001年に誕生した日本のカジュアルウェアブランド。ミリタリー、ワーク、ユニフォーム、テーラードといった服をヴィンテージ風味を加えて料理する、みたいなブランドかな。
私の印象では、フレンチ・カジュアルやフレンチ・ワーク、フレンチ・マリンの雰囲気も漂うブランドだと思います。こういう感じの服が、今後人気が出てきそう。
イタリアでもHaversackは人気があるのでしょうか。
アウター、ジャケット
まずは、テーラードジャケットからご紹介。
こちらは、ウール混紡のヘリンボーン地を使用した秋冬用のジャケット。渋い風合いを醸し出しています。
大きな特徴は、ノーフォークジャケットのようなプリーツとベルト付きの背中。レザーの肘当て(エルボーパッチ)と、斜めに付いた胸ポケットの意匠にも注目です。基本的には、3つボタンセンターベント仕様。
ブリティッシュカントリーを少しアメリカっぽくラギッドに料理した、という感じかな。
こちらは、春夏向きのリネン(麻)100%のジャケット。基本的には、上のジャケットと同仕様。涼しげで野趣に富んだ風合いが魅力です。
ワークシャツ
こちらは、杢調(霜降り)のかなり味のある素材感のシャンブレー地を使ったワークシャツ。大きく曲線を描いた前立て、左右非対称の胸ポケット、猫目のナットボタン等、Haversackならではの仕様がテンコ盛りの魅力あふれるシャツに仕上がっています。
不思議な形をしたエルボーパッチも付いていますよ。
半袖シャツ
次は、半袖(半そで)のワークシャツ。
こちらは、アメトラ(アメリカン・トラッド)の大定番生地であるオックスフォード地を使った半袖ワークシャツ。左右非対称の胸ポケットや、曲線を描いた前立て、それに肩の切り替えに注目してください。
こちらは、薄手のデニムっぽい生地であるダンガリーを使用した半袖ワークシャツ。生地感のある織りが施されています。このシャツには、胸ポケットがないですね。
カーディガン、セーター(ニット)
こちらは、大人っぽくて今人気のショールカラー(ヘチマ襟)のカーディガン。コットンセーター(ニット)と考えていいのかな。
ポケット部のステッチ等のヴィンテージ風の仕様に加え、細かい点を編み込んだようなピンヘッドの編み目も渋いですね。ラギッドなスティーブ・マックイーン(スティーヴ・マックィーン)を目指してみてください。
ショーツ(ショートパンツ)
次は、いかにも春夏らしいパンツであるショーツ(ショートパンツ)。
こちらは、春夏の大定番生地であるリネン(麻)100%のパンツ。とにかく凝った仕様のラギッドなショーツなのですが、仕上がりはご覧のとおり大人っぽい雰囲気なのが嬉しい。渋く穿きこなしてください。
こちらは、ハンマーループ等が付いたカーペンターパンツ(ペインターパンツ)のショーツ版。生地にリネンを混紡して、清涼感を向上させています。尾錠(シンチバック)付きなのが泣かせます…。
その他
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追記
- (2009年2月22日)2009年春夏最初の更新。
- (2009年6月10日)商品を追加、入れ替え。
- (2009年9月10日)2009年度秋冬最初の更新。
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この記事へのコメント
ヤマ
blackwatch
ちょっと前まで続いた都会的でモダンな服の反動からか、最近はアメリカ風にしてもヨーロッパ風にしても野暮ったい服が人気ですね。おっしゃるとおり、その中でもワークは一番野暮ったい感じ。
私はコンサバなんで(笑)、野暮とモダンの中間くらいの服を着たいかな、と。ワークはあまり得意とは言えないです。
ヤマ
blackwatch
「二重にしょうしつ」(?)はともかく、その系統のブリティッシュトラッドは個人的には取り立てて特に新鮮でもなかったりするんですよねぇ。このブログで大きく取り上げているものが多いですし。
Raincheetahは、まだ日本ではあまり取り扱い数が多くない印象があります。イマイチ全貌がつかめない。
ヤマ
レインチータは後発ながらマッキントッシュのライバル商品のようですね。
blackwatch
初秋は服の買い物が楽しい季節ですね。目移りしちゃいます。あとはお金があれば…(汗)。
Raincheetahは、もともとはゴム引きで有名なブランドみたいですね。