トム・ブラウン（Thom Browne）とブルックス・ブラザーズ（Brooks Brothers）のコラボであるブラック・フリース（Black Fleece）、2008年秋冬の新作がブルックスのサイトに登場しました。
アメトラ（アメリカン・トラッド）ファンにとっては、半年に一度のお楽しみってところでしょうか。
スーツ、ジャケット
まず気になったのは、こちらのグレースーツ。パッチ＆フラップポケットやラペル（襟）のステッチ等、これまでのブラック・フリースにはなかったと思われるトラッドっぽい雰囲気なのです。胸ダーツもないのかな。そうなら、完全にI型。
こちらは、ボタン付きのフラップポケットがカントリーっぽい雰囲気のジャケット。足元は、ブーツです。
重衣料は、これまで同様ほぼイタリア製ですね。
こちらは、美しいキャメルヘアのダブルブレストのジャケット。キャメルのジャケットは、個人的にこれから注目したいアイテムです。
こちらは、カシミア（カシミヤ）地のシャツジャケット。肩にパッチが付いていて、今注目のハンティングスタイルを想い起こさせます。
コート、セーター
今季のコートは、フード付きのものが目立ちました。可愛い感じ。
- Brooks Brothers | Black Fleece | Camel Hair Long Hooded Chesterfield
- Brooks Brothers | Black Fleece | Camel Hair Hooded Duffle Coat
セーターで印象的だったのが、アランセーター（フィッシャーマンセーター、フィッシャーマンズセーター）。Vネックのアランセーターは、珍しいと思います。アイルランド製。
アクセサリー
靴は、サドルシューズが登場。アメトラの定番です。イギリス製。
ブーツは、クラシックなキャップトウ（ストレートチップ）仕様のレースアップブーツ。やはりイギリス製。
靴下（ソックス）は、アーガイル柄。ショーツに合わせていました。
雑感
トム・ブラウン自身のブランドは年々過激になる一方ですが、そのぶんブラック・フリースはコンサバ路線ですね。（パンツ丈が短めなこと以外は）安心して見ていられます。
ただ、目の保養にはなるのですが、やはり値段が可愛くないからなぁ（汗）。私の経済力では、「見てるだけ」でございます。おカネのある方は、逝っちゃってください…。
ボタンダウンシャツの記事を更新しました
涼しいを通り越して、寒くなってきましたような。風邪引きそう…。
さて、本日の更新は、以下の記事でございます。
流行とは関係なく、当ブログはボタンダウンシャツが大好きなのです。私は90年代初頭から、カジュアル時にはほぼボタンダウンシャツを着続けてきましたよ。
それでは。
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この記事へのコメント
ギャラガー
blackwatch
できれば、その質問に至った背景みたいなものを書いていただけると、こちらも具体的なことが書きやすいです。例えば、「穿いてみたんだが○○という点でうまくいかない」とか「体型が××だがどうか」とか。
以下、短丈パンツについて、何となく思いつくことを述べます。
・短丈にするパンツは、一般に裾幅が細いもののほうが似合いそう。裾幅を広いパンツをあえて短丈にする着こなしもありますが。
・丈の長さをどのくらいにするかが難しいのですが、私も特にこれといった法則のようなものは知りません。「セレクトショップ」の店員さんあたりが詳しそう。
・トム・ブラウン風にするなら、裾の処理はダブル仕上げに。
・靴下がよく見えるので、気を抜かないように。夏は素足で問題ないのですが、冬はそういうわけにはいかない。
・ジーンズやチノパンツをロールアップしても、短丈パンツの気分を味わえます。
・やはり似合う似合わないはあるので、無理して穿くことはないです。足を長く見せるスタイルでもないですし。
・短丈パンツは、良く言えば若々しい、悪く言えば貧乏臭いスタイルと言えます。
以上、こんな感じです。正直言って、私はあまり短丈パンツについては詳しくないです…。
ギャラガー
裾幅の問題があったと思います。裾幅細いの穿いてみて似合わなかったら諦めます(笑)
blackwatch
本当言うと、短丈パンツについては背景が分かっていてもたいしたことは書けなかったような気がします（汗）。
短丈パンツの着こなし、頑張ってみてください。
ギャラガー
blackwatch
お直しの店として雑誌によく紹介されている「コーダ洋服工房」は、世田谷に店舗があります。ツイていらっしゃいますね（笑）。
http://nttbj.itp.ne.jp/0334144817/index.html
プロも利用しているそうで腕は確かなのでしょうが、お値段も相応になるのかも。私は利用したことがないので、詳しいことは分かりません。