今日は、サニースポーツ(Sunny Sports)のシャンブレーやリネン(麻)地のワークシャツを取り上げます。《最終更新日: 2013年7月11日》
Sunny Sports(サニースポーツ)
サニースポーツは、2004年に誕生した神奈川県は茅ヶ崎市のカジュアルウェアブランド。ロゴに "American Life Cloth" と書いてあるとおり、アメカジ(アメリカン・カジュアル)を得意とするブランドです。
この手のドメスティックブランドは最近多いですけど、ざっと商品を見たところ、コストに糸目を付けずこだわりまくってマニアをうならせる(汗)というよりは、品質と値段のバランスをうまく調整して総合的に満足度の高い商品を提供しているブランドだと思いました。
シャンブレーやリネンのワークシャツ
まずは、一番サニースポーツらしいアイテムと思われるワークシャツから。
40's Work Shirtは、1940年代風のワークシャツを再現したモデル。ワークウェアらしい味のあるムラ糸のコットン(綿)のシャンブレー地を使用し、ボタンはナット(木の実)、チンストラップ(アゴの部分を固定できる)も装備。
アシンメトリー(左右非対称)のポケット形状は、昔のワークシャツによくあった意匠。一見プルオーバーですが、これは見せ掛けでちゃんと前は開きます。ワークウェアの風情満点のストライプはもちろん、ホワイトも魅力的。隠しボタンダウン仕様で、襟がシャキッと見えます。
40s Organic Work Shirt(40s・オーガニック・ワークシャツ)は、優しい肌触りの柔らかなオーガニックコットンを使用したワークシャツです。
40s Work Check Shirt(40s・ワーク・チェック・シャツ)は、40sシャツのチェック版。独特のチェック柄が魅力的です。
W-Flap Work Shirt(Wフラップ・ワーク・シャツ)は、フラップ付きの2つの胸ポケットが付いたワークシャツ。こちらは、マドラスチェック柄がさわやかで鮮やかなW-Flap Work Shirtです。
Linen Color Shirt(リネン・カラー・シャツ)は、通気性に優れ乾いた肌触りが夏にうれしいリネン(麻)100%地のシャツ。シンプルなデザインも魅力です。
Bandanna Shirt(バンダナ・シャツ)は、まさにバンダナのような柄のシャツ。こちらはフリークスストア(Freak's Store)さんの別注商品で、7分丈(7分袖)仕様になっています。アロハシャツ(ハワイアンシャツ)感覚で着こなせるでしょう。
40s W-Pocket Work Shirt(40s・ダブルポケット・ワーク・シャツ)は、両胸にボタンとマチ付きのポケットが付いたワークシャツ。こちらは、アメリカの老舗の名門ウールリッチ(Woolrich)社のウール地を使用した40s W-Pocket Work Shirt。無地とチェック柄がありまして、どちらもすこぶる魅力的ですねぇ。
Zip-Up Work Shirt(ジップアップ・ワーク・シャツ)は、ジッパー仕様のプルオーバーシャツ。よりリラックスした雰囲気を醸し出すシャツといえます。こちらはBEYES(バイズ)さんの別注で、生地がデニム。
C.P.O Jacket(C.P.Oジャケット)は、アウター向きのシャツであるCPOシャツ。素材は基本のメルトンウールです。腰ポケットがあるとなんだかんだ言って実用的なのです。
ウエスタンシャツ
こちらは、デニム地でスナップボタン仕様の基本的なウエスタンシャツ。肩のヨーク(切り替え)が直線を描いているのがちょっと面白いですね。色展開はいろいろあります。
半袖シャツ、アロハシャツ
半袖シャツもありまして、こちらは40's Work Shirtの半袖版。ワークシャツは半袖もよく似合いますね。オーガニックコットン版もあります。
カバーオール、マウンテンパーカー(パーカ)
Shawl Deck Jacket(ショール・デッキ・ジャケット)は、ショールカラー(ヘチマ襟)仕様のまさにデッキジャケット。生地はアメリカの名門コーン・ミルズ(Cone Mills)社のデニムで、粋な雰囲気のカバーオールとして使えます。イカリの印が入ったボタンや白いステッチにも注目してください。
こちらは、BEYES(バイズ)さんの別注商品です。季節感はありません。
Anchor Jacket(アンカー・ジャケット)は、いわゆるカバーオール(ワークジャケット)と呼んでよいでしょう。ちょっとテーラードジャケット風。Pコート(ピーコート)のようなイカリの印が付いたボタンと襟裏などの柄に注目してください。温かなメルトンウール地のものがあります。
Pleats Jacket(プリーツ・ジャケット)は、リーバイス1st型のGジャン(ジージャン)。こちらは、ウールリッチ(Woolrich)社の温かみのあるヘリンボーン織りのウール混紡地を使用したPleats Jacket。渋い雰囲気のGジャンをお探しなら、これはオススメです。
Fisherman Jacket(フィッシャーマン・ジャケット)は、猟師さん用のジャケットということでしょうか。なんと言っても腰と背中のツイード地の大きなポケットが印象的です。本体はポリエステルコットン地で襟はコーデュロイ、それほど厚手ではないと思います。
その他
その他のサニースポーツは、こちら。
他の記事も……
ワークシャツを集めた記事がありますので、まずはそちらをご覧ください。
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追記
- (2009年4月22日)2009年春夏最初の更新。
- (2009年6月12日)商品を追加、入れ替え。
- (2009年10月22日)2009年度秋冬最初の更新。
- (2010年5月15日)2010年春夏最初の更新。
- (2010年8月12日)商品を追加、入れ替え。
- (2011年1月13日)2010年度秋冬最初の更新。
- (2011年6月18日)2011年春夏最初の更新。
- (2012年1月16日)2011年度秋冬最初の更新。
- (2012年7月13日)2012年春夏最初の更新。
- (2013年1月16日)2012年度秋冬最初の更新。
- (2013年7月11日)2013年春夏最初の更新。
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この記事へのコメント
ヤマ
blackwatch
BEYESさん以外のお店では、Lサイズを置いているところもあるようですよ。
あと縮みですけど、洗いがかかっているので無茶な洗濯をしない限りは極端な縮みはないはずです。デニムでもないですし。
ヤマ
そういえば最近縮率の表示タグなどがほとんどなくなったなと思います。うっかり乾燥機とかにいれてくれる親切な家族がるならいいんですが、コットンはウォッシュ加工ものでも普通に洗濯してジャストより1CMほど縮むことはありますよ。
blackwatch
シャツで1cmの縮みは比較的大きいと思いますが、5mmくらいの縮みはよくありますよね。私は5mmくらいは縮むものと考えて、いつもシャツを購入しています。
縮みすぎると困るのが、首周りと裄丈。私がよくシャツを作るテーラーの人も、特に首周りの寸法は難しいと言ってました。ドレスシャツの場合は首周りはゆるくてもきつくてもダメで、生地の種類や洗濯の仕方で縮み方はさまざまですから。
ただ、一般にワークシャツの場合は、あまりシビアに考えなくてもいいんじゃないかなとは思います。
ヤマ
なるほどマチがいないですね
blackwatch
「マチがいない」? 深い意図がこめられているのかそうではないのか、イマイチ判断つきません…(汗)。