
今日は、雑誌Men's EX(メンズ・イーエックス)の2008年11月号を読んでみます。
この秋は通勤ジャケットと軽々コートで!
今月の大特集は、「この秋は通勤ジャケットと軽々コートで!」。ビジネス用のジャケットとコートの特集です。
近年は、スーツだけでなくジャケット+パンツ(ジャケパン)姿も仕事着として認められている会社も多くなっているそうですね。ただ、ジャケパンはスーツよりも着こなしはちょっと難しいのですけど。

通勤(ビジネス)ジャケット
この秋の通勤ジャケットとしてオススメしているのが、以下の4種類。
- 背抜きの紺ジャケット
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「背抜き」とは、背中に裏地のない仕様のこと。主に春夏用の仕様なのですが、あえて秋冬に提案しています。最近は暖房設備が整っている場所が多いですから、こういう提案をすることも分からないではないです。
ちなみに往年のアイビーブーム時も、背抜きのジャケットが好まれたという話を聞いたことがあります。背抜きのほうが若々しく見えるということだったみたい。逆にイギリスのサビルローでは、たぶん春夏でも本格的な裏地ありのものを勧められるんだろうなぁ。
- グレイのツイードジャケット
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ツイードジャケットの中でも、特にグレーはアメトラ(アメリカン・トラッド)っぽい印象があります。ブリティッシュだと、茶系のチェック柄のツイードが多い印象。
グレーツイードは実は私もすごく気になっていますが、自分に似合う生地選びが難しい…。同じグレーツイードでも、生地によってかなり印象が変わるんですよね。
- 茶の2パッチジャケット
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茶の中でも、特にダークブラウンのものを推しています。パッチポケットは、渋くなりすぎない効果を狙っているのでしょう。
私は春夏用のダークブラウンジャケットを持っていまして、これが結構使いやすいんだな。秋冬用も欲しいところ。
- 英国柄のカシミア混ジャケット
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英国柄の中でも、特にグレンチェックと千鳥格子(ハウンドトゥース)かな。カシミアは特に必須とは思いませんけど。
グレンチェックは、オヤジになればなるほど似合う柄だと思います(頭に白いものが混ざるとなお良し)。頭が黒々した若者なら、ジャケットよりもパンツに使ったほうがいいかも。
ちなみに、着こなしがオッサン臭くなって困ったときは、ホワイトパンツを使うのが今の必勝法だと思います(ただし通勤着っぽくはない)。もちろん、カジュアルならブルージーンズを使うという伝統ワザがありますけど。
この記事では、体型カバーにも触れています。
- 華奢な人 → 大柄のジャケットを着て貫禄を出す
- 太目の人 → ジャケットと靴を濃色に
- 背が低い人 → パンツのダブル幅を細めにして、柄ジャケットは避ける
華奢で背が低い人はどうしましょう(汗)。まあ、あとは適宜調整と言うことか。
軽々コート
電車通勤の方も車通勤の方も、暖房装置が整備された今はコートも軽いコートが使いやすいのは確か。この秋オススメなのは、以下の4種類とのこと。
- 一枚仕立てのウールチェスター
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正当なチェスターフィールドコートは肩パッドや芯の入ったしっかりした作りなのでしょうが、気楽に着られるという意味ではやはりこの手の軽いチェスターなのでしょうな。
カジュアルスタイル時にも合わせやすいですし。
- ナイロンステンカラー
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バルマカーンコート(ステンカラーコート)はコットンが普通なのですが、ヘタなものを選ぶと貧乏臭くなるのも事実。
ナイロンだとその辺を誤魔化せますし(笑)、都会的に見えるのも利点。季節感がないのも嬉しい。
- ライニングなしのトレンチ
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着膨れするのを防ぎたい意図があるのでしょう。現代の街中だと、重装備は不要と。ちなみに長く着られるトレンチコートが欲しいなら、身幅が細すぎず着丈もある程度長いものを私は勧めます。
身幅が細いコートは、ベルトをする意味がイマイチない気がするしなぁ。
- 細身のPコート
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何でも細身の時代ですから、Pコート(ピーコート)も細身ということか。ただトレンチコートと同じく、あまりに細身だったり短丈だったりすると、子どもっぽくなるので注意です。
ここで紹介されているハロッズ(Harrods)のものも、オヤジ世代にはギリギリな感じ…。
コートについても、体型カバーについて触れています。まあこんなもんでしょう。
- 背が低い人 → 短丈のシングルコートで脚長に(長丈のトレンチはダメ)
- 太っている人 → あえてトレンチのような重厚でロング丈のコートを
メンテナンス大全

いくら高い服を買っても、日ごろの扱いが悪いとダメ服に…。服や靴等のメンテナンス方法をまとめた記事です。
よくある新鮮味のない記事かと思ったのですが、よく読むとなかなか興味深い内容ですね。以下に、印象に残った記述をいくつか。
- スーツのシワがひどいときは、乾燥機(!)を使う
- シャツを干すとき、頑固なシワは引っ張ったりたたいたりして伸ばす(「たたく」ってのが新鮮)
- クリーニングで襟が縮んでしまったら、左右に引っ張る(そのままですな)
- ダウンジャケットのボリュームがなくなってきたら、やはり乾燥機を使う
- 食べこぼしには、舐め取るのが一番(唾液の酵素が効く)
以上、詳しくは誌面をご覧ください。特に乾燥機ワザは下準備が大切なので、必ず誌面で内容を確認してくださいね。
…今月はこのくらいかな。また来月~♪ 今月はたくさん書きました。
それでは。
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