
今日は、奥野剛史さんという方が書かれている今風のアメトラ(アメリカン・トラッド)やアイビーの着こなしについての記事をご紹介。
奥野剛史さんは、別記事で大きく取り上げているリング・ヂャケット(リング・ジャケット、Ring Jacket)の、クリエイティブマネージャーをされている方です。
「アイビー」と聞くと「懐かしい!」という方もいれば、「聞いたことはあるけど…」と首をかしげる方もいると思います。日本でのアイビーとは、いわゆるアメリカ東海岸のアイビーリーグ・スタイルを、60年代に一世風靡(いっせいふうび)したVAN流解釈をもって提案されたスタイルの総称を指します。
日本のアメトラ、いや日本のファッションは、ヴァン・ヂャケット(VAN Jacket)抜きには語れないでしょうね。服飾関連の数々の和製英語も、このヴァンが作っています。
本国アメリカでも、トム・ブラウンをはじめアイビーをベースにしたデザイナーが評価されています。少し過剰にモディファイしたものも見受けますが、日本でのリアルクローズを考えると、ここ数年流行したイタリアンスタイルに少しアメリカンテイストを加えるといったコーディネートがおすすめです。

「アメトラ好きだから全身アメリカブランドでアメリカ風に」も悪くはないのですが、どうしても「コスプレ」風になったり、学生風になったり、貧乏臭くなったりなりがちなんですよね。
今風のオトナのアメトラを実践したいなら、ヨーロッパの要素を加えることは効果の大きい方法のひとつと言えるでしょう。
昔のアイビーは、「~でなければならない」とコーディネートに制約が多くありました。もちろんそれを否定するわけではありませんが、スタイルにとらわれずに楽しむのもファッションの醍醐(だいご)味です。
まあ、そういう制約(ルール)は知っておくべきとは思います。その制約を知った上であえて、自分なりのアメトラの着こなしを楽しみたいところです。
ちなみに、奥野剛史さんはこういう方です。この記事どおりの今風アメトラを実践されているのでは。チェック柄に注目。
A-1型、バルスター型ブルゾンの記事を更新しました


本日の更新は、以下の記事でございます。
A-1型、バルスター型ブルゾンは、ブルゾンの基本型のひとつ。大人っぽい雰囲気が魅力です。
それでは。
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