今日は、雑誌2nd(セカンド)の2009年1月号を読んでみます。
この冬のアウター選びの基準
今月の大特集は、「十年後も使えるモノ選び、この冬のアウター選びの基準」。真冬の着こなしは、8割方アウターで決まってしまうのが現実。お気に入りのアウターがないと、つまらない冬になってしまうんですよね。
この特集で特に印象的だったのが、最初のページのお三方の選んだアウター。最初のユナイテッドアローズ(United Arrows、UA)の中村隆一さんは、何と20年モノのグローバーオール(Gloverall)のダッフルコート。今はグローバーオールでは扱っていない、オーストリア製のローデンクロスを使っているのだそう。これはうらやましい…。

実は私は、オーストリア製のローデングリーン地のI型ジャケットを持っています。まだイマイチ上手く着こなせていないのですが、10年くらいかけてじっくり着こなすつもり。
2番目のロッキー・マウンテン・フェザーベッド(Rocky Mountain Featherbed)の復活等を手掛けた35サマーズ(35 Summers)の寺本欣児さんは、10年モノのアメリカ海軍のPコート(ピーコート)。ちょっと着丈が長いのが、新鮮かつ格好良いですね。
3番目のドゥニーム(Denime)の林芳亨さんは、約8年モノのモンクレール(モンクレー、Moncler)のコート。モンクレールっぽくないミリタリーっぽい雰囲気のコートで、着こなしも含めて素晴らしいと思います。
さて、10年モノ20年モノと言っても、実際は毎年着ていたものは少ないんじゃないでしょうか。「昔買って久しぶりに引っ張り出して着てみたら結構良かった」ということが多そうな気がします。ただ、何でもかんでも溜め込んでいたらタンスがいっぱいになってしまうのも事実。何を処分し何を取っておくか、この判断は非常に難しいですねぇ。
カジュアルで使える名作ドレスシューズを知る
カジュアルでも、ドレスシューズを合わせれば着こなしが締まります。2ndが選ぶドレスシューズは、どんなものでしょうか。
大きく扱っているのが、フローシャイム(Florsheim)のコブラヴァンプ、パラブーツ(Paraboot)のChambord、J・M・ウエストン(J.M. Weston)のローファーの3足。意外にも、フランス靴が強いですね。
フランス靴の中でもラテンっぽくないポッテリした靴はここ数年不遇をかこってきましたが、今後人気が復活することは必至でしょう。個人的に注目しているフレンチ・トラッドとも、もちろん相性は抜群です。
オプティカル最前線
要するに、メガネ(眼鏡)の特集です。メガネにも流行がありますので、数年おきくらいには買い換えたほうが無難ですよ。ちなみに私は近眼なのですが、ド近眼なのでコンタクトレンズ派。
過去何回も言及してきましたが、今一番旬なのはいわゆるボストン型、もしくはそれに近いウエリントン型。2ndによると、大穴は真ん丸いロイド型だそう。ただ、結局は各自の顔に似合うかどうかですね。
今さら聞けないファッション用語辞典
2ndには、毎号テーマごとのファッション用語の辞典が掲載されています。内容が全部正しいかは保証しませんが(笑)、なかなか便利だと思いますよ。
で、この辞典はウェブにも公開されているのが嬉しい。誌面とは違って画像がないのが残念なのですが、使えます。
Second Style Sampling Snap
素人街角スナップ記事。今月は、ネイビーブレザーとチノパン、ラッセルモカシンに、鮮やかな色のショールカーディガンを合わせた人が気になりました。
最近このブログでは色遣いについての記事をいくつか書いていますが、今の着こなしのキモは色遣いだと思うなぁ。80年代的なちょっとポップな色遣いが新鮮。逆に、60年代後半から70年代前半くらいのゴテゴテギラギラした色遣いは気分じゃない。
…今月はこのくらいかな。また来月~♪
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この記事へのコメント
クラコフ
そう考えると、例えば同じようなプレーントゥでも「これはアメトラとの相性が良い」、「これはむしろフレトラとのほうが相性が・・」、みたいなものがやっぱりあるんでしょうか?
例えばこちらのブログでのダナー紹介ページにありますダナー・クラシックスのプレーントゥ「マナワ」とポストマンシューズ。マナワも一見コバが張ってて外羽根式で、一見アメトラとの相性も良さそうですが・・どちらかといえばポストマンのほうがアメトラ寄り?なんですかね・・(マナワはオイルドレザーでやっぱりブーツっぽいからアメカジ専門?)
まあダナーは元々がアウトドア・ワークブランドであまり良い例ではないですが(むしろ上の事とはまた違う話のような気も・・)
アメトラ好きな身としては、そのへんの微妙な「合う、合わない」が気になってしまって・・
もちろん木型やブランドの特長がるのは承知してるのですけど
ちょっと考えすぎですか?(笑)
blackwatch
考えすぎと言えば考えすぎですし(笑)、お気持ちも分かります。
個性的な靴(キャラが立った靴)を靴好きが見ると、「これはフランス(もしくはアメリカ)のあのブランドのあの靴だな(もしくはそれを意識した靴だな)」ということが分かります。だから、何となくそういう個性的な靴は、そのブランドの出身国のファッションとの相性が良いように思えちゃう。
でも、それが本質的な問題かというと、どうだろ。単に先入観の問題なのかも。それに、フランスのアナトミカでアメリカのAldenを大プッシュしているように、アメトラとフレトラの靴は傾向が似ていると思います。交ぜて使ってもあまり問題ないような。
ちなみに、Uチップはフレトラの印象が強いですね。アメリカだと、アメトラよりもアメカジのほうが似合いそう(AldenのVチップは例外)。フランスブランドで、有名な(外羽根式)プレーントウがあったっけ?
まあ日本人の我々はあまりこだわらずに、「アメリカとフランスをミックスさせて自分なりの着こなしをしているんだ」くらいの感覚でいいのかも。
ちなみにDannerですが、マナワは甲革やコバの雰囲気がワークシューズっぽいですから、やはりどちらかと言うとアメカジ向きですね。ポストマンの黒や茶はアメトラ向きかなと思いますが、赤茶はアメカジ向きです。いずれもアメカジ向きと言うか、ちょっとラギッド寄りのアメトラ向きと言うか。
クラコフ
最近の雑誌でも、アメトラなんだかブリトラなんだか・・定義しにくい着こなしが多いですけど、逆に色々組み合せらせることが現代ファッションにおいての一つの楽しみというか強みなのかもしれませんね。
あっ プレーントゥはあくまで例えですので(汗)自分もフランスブランドのプレーントゥ思いつきません・・
blackwatch
コスプレをするのでなければ、ある程度要素を交ぜて着こなして構わないと思います。仰るとおり、それも着こなしの楽しみのひとつ。
ただ、「それを交ぜちゃダメだろ」みたいな着こなしもやっぱりありまして、この辺はセンスを問われますね。理想的には、基本を分かってあえて要素を交ぜたいところ。
「自由に組み合わせていいのか悪いのか、結局どっちやねん」という感じの煮え切らないコメントになっていますが(汗)、要するに「凡庸でないセンスある着こなしをするのは難しいね」というありきたりの結論になっちゃいます…。
ヤマ
blackwatch
私は、未だに買い物は失敗だらけです。成功する確率をもうちょっと上げたいところ。
クラコフ
所で、楽天市場でアレンエドモンズの靴を探していた所、ライトブラウンの外羽根ストレートチップで、こちらのブログでの"a" に分類されるようなポッテリ顔のラウンドトゥ、つま先の横線や羽根部分には控えめなパーフォレーションの装飾、みたいな珍しい?タイプを発見しました。
個人的にはプレーントゥとストレートチップ、ウイングチップの要素が合わさったような感じですが、こういうタイプってカジュアルで使っても(アメトラやブリトラ、アメカジ)問題ないでしょうか?
色々要素が混ざってるので、汎用性があるのか、逆にないのか・・
もしいけそうなら、USEDなのですがアレンエドモンズにしては格安なので思い切って購入しようと思ってます。
(といっても初めてのネット購入&USED靴の購入なのでかなり不安に駆られてますが・・チェックすべきはとりあえずヒールの減りですかね。)
クラコフ
調べた結果、モデルはアレンエドモンズのBenton Merlot というものだと思います・・
blackwatch
Bentonは、私も持っていますよ。ちなみにMerlotは色の名前でして、濃い赤茶くらいの色です。楽天市場のそれらしい商品を見ましたが、もっと薄い色ですのでたぶんあれはMerlotではないですね。
Bentonのような外羽根式のパーフォレーション入りのストレートチップは、特に珍しい靴ではないと認識しています。それから、Bentonはぜんぜんコバが張っていませんので、分類 "a" とは言えないですね(私の記事の書き方が悪いかな)。
Bentonのような靴は良くも悪くも特徴のない靴で、ドレス寄りのスタイルならたいてい合うと思います。楽天市場にあるような薄茶のものなら、カジュアルにも合わせやすいでしょう(濃茶や黒だったら難しそう)。
ただ、Bentonはかなりのショートノーズかつセミスクエアトウの木型で、あまり格好良い靴とは言えないような…(この辺は好みですけど)。私自身は、雨の日用の実用靴にしています(この靴はハイテク(?)のインソール装備で、取り外すこともできます)。
http://shoes.andronov.biz/Allen_Edmonds/Benton.aspx
http://www.shoe-store.net/c/products/id/4377/mens/allen-edmonds/benton-closeout.html?color_id=27309
あと、ヒールの減りが気になりますか? 靴底は極端な話どのようにも修理できますので、私はあまり気にしませんけどねぇ。もちろん、修理費用は気になりますけど。
クラコフ
現在まともな革靴がペニーローファーと、ホワイトバックスくらいなので、使い勝手の良い革靴がほしかったのですが(分類"a"のプレーントゥか、次点でUチップあたり)・・ なかなか中古はサイズか状態でNGが多いです。
というか、現行品も含めてですが、意外に分類"a"的なプレーントゥって少ない気がしてきました。(大体リーガルかオールデンばかりな気が・・)
ヤマ
blackwatch
Allen Edmondsには格好良い靴と格好悪い靴がありまして、最近のモデルは後者が多いような(汗)。昔ながらのモデルが良いです。
"a" と "b" の違いは、ストームウェルト(泥除け)があるかどうかが分かりやすいと思います。甲革とコバの間にひとつ余計な「段差」があるかないか、です。
入手しやすいアメトラ靴は、確かにあまり多くないですね。
ヤマさん、こんにちは。
何でもモダナイズの時代ですから、多くのブランドで細身のものを出していますね。ただ、細身のダッフルは、大人の威厳が出しにくい気もします。
ヤマ
クラコフ
現行品ではどちらかといえばアメトラより、イギリスっぽいというか、華奢な靴が多い気がしますね。、ただ今日偶然店で見つけたバズリクソンズのプレーントゥはすばらしくかっこよかったです。(汗)ここのはチャッカブーツがアメリカっぽくて最高でしたが、プレーントゥもかなりの良作だと思いました。トラッドにも使えそう・・・
blackwatch
クラシックなものが必ずしもタイトとは限らないと思います。モンゴメリー将軍が着ていたダッフルコートやハンフリー・ボガードが着ていたトレンチコートは、決してタイトではないですよね。
もっとも、チビで痩せっぽちの私は、最近のモダナイズ傾向の恩恵を十二分に享受しております…。この時代が続けば、服を買うのがラクなんだけどなぁ。
クラコフさん、こんにちは。
仰るとおり、残念ながらあまり定番靴はセールにならないですね(だから「定番」なのか)。靴好きだと、トレーディングポストのセールが有名かな。
華奢な靴が多いのは、まだトンガリ靴やラテン靴の影響が残っているからだと思います。今後は、ポッテリ靴もそこそこ出てくるのでは?
Buzzのプレーントウも、チャッカと同傾向の1950年代風の良い靴ですよね。ウチでまだ紹介していないのは何となく機会を逃しているだけで、深い意味はありません。
クラコフ
ちょっと様子見してみます。
クラコフ
blackwatch
このブログは、どうもコメントの具合がよくないようです。コメントは受け付けていることは受け付けているのですが、画面に反映されないことがあるみたい。よって、画面に反映されていないからと言ってもう一度コメントすると、コメントが被っちゃう。
そろそろシーサーに文句を言ったほうがいいのかなぁ。
ヤマ
グローバーオールダッフルMONTY参照のこと
blackwatch
まあいろいろ考え方がありますが、とにかくお気に入りのアウターを手に入れて、楽しく冬を過ごしたいものです。