
いであつし氏と綿谷寛画伯のセプティズ(Septis)さんにおけるコラム連載、第6回が発表されていました。

今回のテーマは、ケルティ(Kelty)のデイパック。今季人気が大復活しているリュックサック(バックパック)ですが、その中でも本命ブランドのひとつがこのケルティでしょうね。
セプティズの玉木店長に聞いたところによると、あまりにも人気があって入荷したとたんにすぐ売り切れてしまって、現在追加入荷待ち状態のために、お店に在庫がないらしいのだ。玉木店長んとこのセプティズだけではない。ビームスプラスなんかでも入荷するそばから売れてソク完売という状態が続いてるらしい。

いやホント、どのお店でも結構品薄なんですよねぇ。若者向け雑誌かなんかで大きく扱っていたのかしらん。
やはり、あのシンプルの極みなデザインと、1970年代風の野暮格好良い(?)雰囲気が魅力なのでしょうね。
いまどき、アメリカ人でもケルティのデイパックなんて持ってる人なんかいないと思うよ。ていうか「え、なにそれ?」っていうかもしれない。それがなぜ今? しかもなんで日本で?

確かにケルティのウェブサイトを見ても、日本で売っているような昔ながらのものは見当たらないんだよなぁ。シェラ・デザイン(シエラ・デザインズ、Sierra Designs)やダナー(Danner)等についても、実は同様のことが言えます。

日本は、たぶん世界で一番アメカジを「ファッション」として楽しんでいる人が多い国なのでは。他の国では、「実用着」として着ている人が多い気がします。これは必ずしも悪いこととは思わないですね。むしろ、服に対する偏見や先入観のない「進んだ国」と言えるかも。
まぁでも、確かにケルティはティアドロップ型の小ぶりのデイパックの中では一番カッコよかった。他にもMEIだとかREIだとかいろいろあったけど、すげぇー欲しかった。グレゴリーなんて売ってなかった時代の話ね。

グレゴリー(Gregory)の創業が1977年なので、往年のヘビー・デューティー(Heavy Duty)ブーム時の1970年代後半にはまだ知名度は低かったのでしょうね。そろそろいい歳の私も、この時代のことは分からないです。
やっぱケルティのデイパックを背負って一番似合う格好といったら、ラグジャである。それもバーバリアンみたいなイングランド型の襟じゃなくて、アンブロとかカンタベリーみたいな1ツボタンのニュージランド型の襟がいいやね。もちろん、色はUCLAのスクールカラーのブルーにイエローの太縞ね。それにリーバイスのコーデュロイのブッシュパンツをはいてだね、四角いバックルのぶっといギャリソンベルトをしてだね、ナイキのナイロンコルテツとかアディダスのカントリーをはくのさ。そして「♪サンシャア~インオンマイショルダア~メイクスミ~ハッピイ~(あと知らない)」と、ジョンデンバーの歌を口ずさんで歩くのさ。
ちなみにこの曲は、ジョン・デンバー(John Denver)の1973年のヒット曲である "Sunshine on My Shoulders"(『太陽を背にうけて』)です。

それはともかく、デイパックくらい好き勝手に背負っていいと思いますよ(汗)。まあ、いであつし氏も冗談で書いているのでしょうけど。
そうそう、ケルティは最近各店に再入荷があったみたいで、11月27日現在は結構在庫があります。気になる方は、今が絶好の機会です。
リュックサックの記事を更新しました


本日の更新は、以下の記事でございます。
と言うわけで、リュックサックの特集記事を更新しました。マウンテンパーカーも紹介していたりします。
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この記事へのコメント
ヤマ
blackwatch
最近はファッションに限らず、アウトドア全般の趣味の人気が盛り上がっているようですね。