今日は、雑誌Men's EX(メンズ・イーエックス)の2009年6月号を読んでみます。
パンツが主役のお洒落術
今月の大特集は、「パンツが主役のお洒落術」。名前のとおり、パンツ(スラックス、トラウザーズ)に焦点を当てた特集です。こういう大特集は珍しいんじゃないかなぁ。
お洒落に気を配る人なら先刻ご承知のことだと思いますが、着こなしにおいてパンツ、特にパンツのシルエットはすごく重要です。体型によって似合う似合わないがあって、流行の影響を受けやすく、しかも穿き心地が悪いと不快。なかなかやっかいなアイテムなのです。
- 淡色パンツは水色かラベンダー
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今話題のカラーパンツ、この特集では淡色パンツ、特に水色とラベンダーを推しています。
水色なら色落ちしたジーンズ感覚で穿けそう…ですが、やっぱり結構難しいんだよなぁ(汗)。着こなし自体はもっとビビッドな色(オレンジとか)のほうが簡単だと思うのですが、大人がコンサバに穿くのは難しいかな。個人的には、ライトグリーンあたりもオススメしておきます。
- 体型お悩み別「似合うパンツ」
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体型に合わせてパンツを選ぶことは、非常に重要です。ついつい流行のみを考慮してパンツを選びがちですが、似合うとは限らないんですよね。
私は背が低いのでそういう体型の人向きの助言しかできませんが、背の低い人はパンツの裾幅が細めのものを選ぶべきだと思います(腿幅は流行次第)。
本当はクラシックな着こなしならある程度裾幅のあるパンツを選ぶべきだとは思うのですが、背が低い人だとイマイチ冴えないんですよね。
私がいつも気になっているのが、麻生首相(身長は公称の175cmもないように見えるが…)のパンツの裾幅。もう少し細くしたほうが、すっきり見えると思うんだけどなぁ。
背が低くない人なら、パンツの裾幅にこだわる必要はないと思います。流行や好みで選んでください。あと、フレアパンツはまた別の話になります。
- まっさらデニム
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大人が穿くべきジーンズとして、まっさらデニム、つまり色落ちしていないインディゴジーンズを推しています。まあオヤジが色落ちしたジーンズを穿くと、ヘタしたら貧乏臭く見えちゃうからなぁ。
でも、色落ちしたジーンズもジーンズの魅力のひとつなのは確か。色落ちしたジーンズは、ジーンズ以外を高級感があるアイテムを併せることを私はオススメします。トップスの色は濃い目がいいでしょう。例えば、ネイビージャケットとか。
- The Sartorialist: On the Street......Raphael Lorenzini, Florence (Wayback Machine)
- The Sartorialist: On the Street.....ReMix at Ralph Lauren (Wayback Machine)
ちなみに、ブーツカットのジーンズ(フレアパンツ)は、そもそも「流行の後押し」がないとコンサバには穿きにくいパンツだと思います。今はその手のパンツの流行は後退しつつあるので、余計にコンサバには穿きにくいですね。あえて70年代風を狙ったスタイル以外では、今は私はブーツカットをオススメしません。
その他、チノパンツや白パン、それに各ブランドのパンツの穿き比べ等の記事もありますよ。
あと、そろそろプリーツ入りのパンツを見直してもいい頃合いだと思うんだけどなぁ。
世界のオーダーメイドBEST16
世界中のオーダーメイドのお店を集めた特集。うーん、マニアックだなぁ、海外のお店は私はほとんど知りませんでした。日本の「セレクトショップ」等のスーツは似たようなデザインのものばかりですので、たまにはこういうマニアックなお店でオーダーするのも楽しそうですね。
日本のお店では、古幡雅仁氏のビスポーク靴が気になりました。イタリアのガット(Gatto)等で修行されたそう。ガット風のショートノーズで幅広のスクエアトウは、これはこれでクラシックで格好良いと思いますよ。
職業別クールビズスタイル
今年も、クール・ビズ(Cool Biz)の季節がやってきます。「プロ」の方々が、職業別のクール・ビズスタイルを実演した特集です。
皆さん格好良いのですが、ジャケットもネクタイも付けたスタイルですから格好良いのは当たり前かな。本当はジャケットもネクタイもなしで格好良いスタイルを提案してくれたら嬉しいのですけど、難しいんでしょうねぇ。残念ながら、私も特に画期的な案は思い付きません…。
…今月はこのくらいかな。また来月~♪
それでは。
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