
今日は、エンジニアード・ガーメンツ(エンジニアードガーメンツ、Engineered Garments)のデザインをしていることでお馴染み、鈴木大器さんのコラムより。
本当にどうなってるんだろうと思う。
今日アンジェロがどっかのブログか何かから仕入れた情報によると、J・クルーの来春のラインナップには、オールデンの靴、ラッセルモカシンの靴も登場するという。
(中略)
オールデンは当然良い靴なわけで、かたやラッセルだって良い靴だ。だけどそれがJ・クルーに扱われるとなると、ちょっと、えっと思ってしまう。
J・クルー(J.Crew)についてのこの辺の感覚は、私には分かるような分からないようなって感じです(汗)。アメリカ在住の鈴木大器さんは、ブランドイメージをより明確に分かっていらっしゃるのでしょう。
J・クルーと言えば、最近日本から撤退しちゃいました。Gap(ギャップ)を上品によりコンサバにしたようなブランドで、これから人気が出そうなブランドだったんですけどね。ミシェル・オバマさんが愛用していたりと話題性も十分だったのに、なんとももったいない。
今日もNYローカルの雑誌の取材でインタビューされた内容の一つに、最近のアメリカばやり、ユーティリティウェア、ワークウェアの流行、クラシックの復活に関して、アメリカの状況と、日本の状況ではどういう風に違うのかという質問。
ああ、やっぱりねえと答えたのは、アメリカのそれは今たまたまで、とにかく流行ってる感じが大きい。だけど、日本のはもう定着しているもので、どちらかというとスタイルという感じで、いつの時代も必ず需要のある、確率された一つのベーシックなんだという事を話した。

この辺の日米の感覚の違いについては、以前当ブログでも触れています。日米の違いと言うか、どちらかと言うと日本が特別なのかな。
さて、元のコラムに戻って、
自分の好きなアメリかの洋服や靴がいろんなところで取り上げられのは嬉しいことだけど、今のアメリカの市場の動きの早さを考えると、何となく怖い感じがするのは、僕だけだろうか。

やはり、「陳腐化する」「飽きられる」ことを懸念されているのですね。
私が今言えることは、行きすぎたちょい不良(ちょいワル)みたいな格好が極端な格好なのと同様、普通のサラリーマン(ホワイトカラー)のラギッドな格好もある程度は極端な格好なんだろうなぁと。極端な格好は、いずれ反動が来るのは避けられないでしょう。
もっとも、今のワークウェア人気は、少なくともあともう数年は優に続くとは思いますけど。
ワークウェア人気が一息ついたときが、エンジニアード・ガーメンツや鈴木大器さんの本当の実力が試されるときだと思います。ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)みたいな息の長いブランドになって欲しいですね。
それでは。
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