先日までパリの2010年春夏メンズコレクションが行われていましたので、今日はその雑感を。
例によって素人の戯言なので、話半分でお読みください。どちらかと言うと、自分用のメモって感じの記事です。
John Galliano(ジョン・ガリアーノ)
今季のジョン・ガリアーノ(John Galliano)のテーマは、ナポレオンだそう。内容は、とにかくアラブっぽい服が全開。私が今季一番楽しめたのは、このコレクションですね。
ただし、後半以降のパンツ一丁の下着姿(ガリアーノは下着にも力を入れているみたい)やモノトーンの病的な着こなしについては、あまり私の好みじゃないなぁ。
- John Galliano Spring 2010 Men's (3/52): Menswear Fashion Collections on men.style.com
- John Galliano Spring 2010 Men's (18/52): Menswear Fashion Collections on men.style.com
- John Galliano Spring 2010 Men's (21/52): Menswear Fashion Collections on men.style.com
- John Galliano Spring 2010 Men's (28/52): Menswear Fashion Collections on men.style.com
アラブっぽい着こなしは、ジバンシィ(Givenchy)等においても見られました。ちょっと盛り上がっているようです。
- Givenchy Spring 2010 Men's (17/36): Menswear Fashion Collections on men.style.com
- From Paris | Chic of Araby - The Moment Blog - NYTimes.com
Raf Simons(ラフ・シモンズ)
ラフ・シモンズ(Raf Simons)の今季は、「蛇」がテーマだったみたい。実際、蛇の絵の入ったシャツ等がありましたし。
蛇に似たアイテムと言えば、ベルト。ドレッシーなテーラードジャケットにも、ベルトを付けてしまいました。サファリジャケットともまた違う感じ。
ベルトはともかく、ウエストをシェイプして着丈がちょい長めのブリティッシュなジャケットは、これから人気が出るのでしょうね。着丈が長めと言ってもこれくらいがまあ普通で、今が短すぎるとも言えるのですけど。
いくらベルトが好きと言っても、これはちょっとやりすぎ(汗)。
クール・ビズ(Cool Biz)でノータイに半袖シャツという格好なら、軍服みたいに着こなすとシャキッと見えるような気がする。この着こなしを見て、そんなことを思いました。
Dior Homme(ディオール・オム)
クール・ビズと言えば、昔省エネルックというのが話題になりましたが、どうせならノースリーブ(袖なし)スーツにするともっと涼しいはず。クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)がデザインするディオール・オム(Dior Homme)からは、そんな提案(?)。
シースルーのジャケットも、涼しげです。今までのクリス・ヴァン・アッシュのディオール・オムはイマイチ評判が良くなかったようですが、今季は全体にすっきりした提案が多くて着こなしやすそうだと思いました。
ノースリーブスーツは、アルベール・エルバス(Alber Elbaz)とルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)のデザインするランバン(Lanvin)も提案していました。今季のランバンは、これまでとは雰囲気がちょっと変わった感じ。
Dries Van Noten(ドリス・ヴァン・ノッテン)
ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)の服はいちおうコンサバの部類に入るはずですが、実際にこういう着こなしをするのは難しいんですよね。
今季は、この辺の着こなしが印象に残りました。色遣いとか。
- Dries Van Noten Spring 2010 Men's (11/44): Menswear Fashion Collections on men.style.com
- Dries Van Noten Spring 2010 Men's (15/44): Menswear Fashion Collections on men.style.com
こちらは比較的クラシックなスーツなのですが、パンツの裾幅が細いのと短丈なのが今っぽい。
日本人デザイナー
近年はアメトラっぽかったジュンヤ・ワタナベ(Junya Watanabe、渡辺淳弥)ですが、今季はどちらかと言うとブリティッシュ色が濃いようです。
ボーダー柄を使うと、フレンチっぽさを感じます。
これは、アメトラっぽいかな。
今季のコム・デ・ギャルソン(Comme des Garcons)は、パッチワークっぽい継ぎ接ぎの付いた服がたくさん登場しました。可愛い感じ。
今季のヨウジ・ヤマモト(Yohji Yamamoto、山本耀司)は、世界的な経済状況を理由にランウェイショーを行いませんでした。ヨウジみたいな服は、これからの時代また盛り上がると思うんですけどね。
こんな感じの全体にゆったりとしていてパンツの裾がすっきりしたシルエットの服は、いわゆる「チビデブ」の人にもよく似合います。
その他
いつもコンサバなエルメス(Hermes)は、今季もコンサバです。茶色というかブロンズ色というか、そんな色合いが素敵でした。
- Hermes Spring 2010 Men's (7/43): Menswear Fashion Collections on men.style.com
- Hermes Spring 2010 Men's (10/43): Menswear Fashion Collections on men.style.com
- Hermes Spring 2010 Men's (14/43): Menswear Fashion Collections on men.style.com
アメリカ出身の新進気鋭のデザイナーであるアダム・キメル(Adam Kimmel)の今季は、なんとウエスタン! 徹頭徹尾こんな感じです。
ポール・スミス(Paul Smith)からは、なぜかスカジャンが登場。
ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)からは、ポップな色遣いの着こなしをどうぞ。こういう色遣いは、最近よく見かけるようになりました。
あとがき
パリはミラノに比べると多様なコレクションなので、どうしても感想が総花的になってしまいます…。白っぽい着こなしとパンツのロールアップが目立つのは、ミラノコレクションと同様かな。
エスパドリーユの記事を更新しました
本日の更新は、以下の記事でございます。
マリンと言えばバスクシャツが有名ですが、同じバスク地方出身のエスパドリーユも忘れてはなりません。上品に着こなすと、大人の余裕を漂わせることができるでしょう。
それでは。
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