今日は、雑誌Men's EX(メンズ・イーエックス)の2009年10月号を読んでみます。
スーツの可能性 VS ジャケットの応用性
今月の大特集は、「スーツの可能性 VS ジャケットの応用性」。基本的には、ビジネススタイルが中心の特集です。
と言うわけで、例によって特集内容にはあまり触れずに(汗)、スーツとジャケットについて最近私が思うところをいくつか挙げてみます。以前からよく書いていることの繰り返しも多いですが。

- スーツだと、どちらかと言うとグレーよりもネイビーのほうが今は新鮮かな。でもスーツはたいてい複数着必要なので、結局両方持つことになるのでしょうが。
- グレースーツで今人気なのは圧倒的にミディアムグレーだが、そろそろダークグレーを見直しても良いような気がする。
- 特にアメトラの場合、濃紺無地のスーツはフォーマルすぎる(堅すぎる)雰囲気になるものが多いので、ストライプ等のほうが普段のビジネスには使いやすいと思う。
- ウインドウペーン柄のスーツは良くも悪くも印象的なので、飽きずにずっと長く着るのは難しいかも。でもそのぶん、雰囲気があって魅力的なんですけどね。
- グレンチェック柄は、我々オヤジ世代こそよく似合う。この柄のジャケットは、あまり若い人向きではないと思う(パンツをオススメ)。
- ジャケパンスタイルは、ジャケットを濃色、パンツを薄色としたほうが着こなしはラク(初心者向き)。濃色ジャケットの中でも着こなしの幅が広いのは、やはりネイビージャケット。
ジャケットで今季特に話題なのが、ダブル前(ダブルブレスト)のもの。特にネイビーのものを推していますね。
堅苦しいものよりも、カジュアルな雰囲気のもののほうが断然着こなしやすいでしょう。例えば、イタリアのマージャーズ(Magyars)のもののような。ウールとポリエステルの混紡のニット地で、すごくお気楽な仕上がりです。
1990年代初頭の渋カジブーム時、当時大学生だった私はダブルの紺ブレを着まくっていましたよ。流行ってましたから。
ケント(Kent)の6金ボタンの紺ブレにビューグル・ボーイUSA(Bugle Boy USA、懐かしい!)のマドラスボタンダウンシャツ、それに古着の色落ちしたリーバイス(Levi's)の501、という感じ。今でもそのまま通用しそう。
靴は、本当はバス・ウィージャンズ(Bass Weejuns)のペニーローファーを合わせたかったのですが、当時の私にはイマイチ足が合わず、代わりにデザートブーツを合わせていました。
ちなみに、大学の入学式もダブルのソフトスーツを着ていましたよ。そういう時代だったんです。現在30代後半以上の方なら、よくご存知のはず。
週末スエード靴のすすめ
今季は、特にスエード(スウェード)の靴に人気が集まっているようですね。この特集で推しているのは、以下の3種類。
淡色ウイングチップは、ダーティーバックスのような雰囲気のものを推していますね。ちなみにスエード靴を比較的お手頃価格で手に入れたいなら、例によってクラークス(Clarks)のデザートブーツがオススメ。
数え切れないくらい靴をたくさん持っている私ですが、実はスエード靴はあまり持っていないのです。ヌバックのダーティーバックスくらい。今季こそは何か入手したいところなのですけど、なかなか合うサイズのものがないんだよなぁ。
僕の散財日記
松任谷正隆氏の連載。久しぶりにジェイエム・ウエストン(J.M. Weston)の靴をお買いになったのだそうな。
以前はマルセル・ラサンス(Marcel Lassance)の服を大量にお直しされたそうですし、氏も最近はすっかりフレンチ・トラッドづいていますね。
ちなみに氏がお買いになった590のトリプルソールウイングチップは、とにかくゴツい逸品(「トリプル」ですから)。併せてお買いになったという新作のキャンパス(Campas)ラインも、ラウンドトウでゴツい感じがウエストンらしくてよさげです。
…その他、クロケット&ジョーンズ(Crockett & Jones)の特集もありましたね。今月はこのくらいかな。また来月~♪
それでは。
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この記事へのコメント
aki
蘊蓄も嫌いではないのですが、実用的というか、コーディネイトや色あわせの
参考になるのは"The Sartorialist"のようなスナップかなぁ、と最近思います。
既にブログで見ているにもかかわらず、amazonで注文してしまいそうです。
勿論、安いほうを(笑)。
"LEON"本体のノリ自体は正直得意ではありませんし、取り上げるアイテムに
恣意的なものも感じますが、"snap LEON"はなかなか面白かったです。
blackwatch
私自身も、The Sartorialistのようなスナップ写真のほうが参考になります。当ブログでも、あそこの写真をしょっちゅう紹介しています。書籍化されましたね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0143116371/blackwatch-22/ref=nosim
やはり、服はある程度着込んだ感じがあるほうが格好良いというか、現実味があるんでしょうか。Men's EXは、せめて日本人モデルを使ったらどうかなぁ。
そう言った意味では、Men's EXの前前編集長がやっていたブログは、日本の服飾業界関係者の人の実際の着こなしを見ることができて価値があったと思います。復活して欲しいんですけどねぇ。
aki
>Men's EXは、せめて日本人モデルを使ったらどうかなぁ。
どちらも同感ですね。商品としてのコンディションは新品時が一番でしょうが、人に着られることによって初めて服になる、みたいなことがあるように思います。私が年齢を重ねたせいもあるかもしれませんが。
今月号で一番気になった記事を最後に。
ポール・ウェラーのステンカラーのオフホワイト、これは久々に見た瞬間に欲しくなりました(笑)。
blackwatch
フレッド・アステアは、新品のビスポークスーツをわざわざ壁に叩きつけて味を出してから着たそうです(ホントかどうかは知りません)。新品が格好良いのは礼服くらいなのかも。
ポール・ウェラーのコートは、スタイルクルーズさんのところで扱ってくれることを期待しています…。