今日は、ジャーナル・スタンダード(Journal Standard)、エディフィス(Edifice)のワークシャツを取り上げます。《最終更新日: 2010年4月20日》
Journal Standard(ジャーナル・スタンダード)、Edifice(エディフィス)のワークシャツ
エディフィスは、ベイクルーズ(Baycrews)社の一ブランドで、大手「セレクトショップ」のひとつでもあります。比較的フレンチ寄りの服が多いのが特徴。またジャーナル・スタンダードはエディフィスの弟的ブランドで、こちらはフレンチを感じさせながらもアメリカ寄りかな。
近年のラギッドスタイルの盛り上がりを受け、ベイクルーズの各ブランドもワークシャツに力を入れています。種類も豊富です。

Journal Standard(ジャーナル・スタンダード)
まずは、ジャーナル・スタンダードのワークシャツから。
「バッジ付ワークシャツ」は、着込んだような加工が施されたシャンブレー地のワークシャツ。アシンメトリー(左右非対称)のポケットが特徴で、片方はいわゆる山ポケ仕様です。ワークシャツらしい猫目ボタンにも注目してください。着脱可能なバッジが付いています。
「マドラスワークシャツ」は、春夏を代表するチェック柄であるマドラスチェック柄を使用したワークシャツ。今季もこの柄は大活躍してくれるでしょう。派手さを抑えた色合いが印象的です。
「コットンリネンストライプワークシャツ」は、マリンスタイルとも相性の良いショールカラー(ヘチマ襟)仕様のワークシャツ。生地には、サラッとした感触が嬉しいコットン(綿)とリネン(麻)の混紡のストライプ柄を使用しています。
J.S.Homestead(J.S.ホームステッド)
J.S.ホームステッド(J.S.Homestead)は、ジャーナル・スタンダードから2009年に枝分かれしたブランド。もろに、ラギッドなアメカジ(アメリカン・カジュアル)を志向しています。
「メンフィスコットンダンガリーワンポケットシャツ」は、シャンブレー地のワークシャツ。ポケットはひとつです。
Edifice(エディフィス)
エディフィスのワークシャツは、どちらかというと上品な仕上がりのような気がします。そうでもない?
「セルヴィッチダンガリーワークシャツ」は、ダンガリー地のワークシャツ。実は、表からはボタンの見えない隠れたボタンダウン仕様になっています。
ダンガリーは一般的にはシャンブレーより厚手の生地で、シャンブレーが平織りに対しダンガリーは綾織り。もっとも、両者が混同されて使われることも多いみたいですが。なお英語では、"dungree" は生地というよりも「デニム地の服」を意味するように思います。
「VINTAGE デニムワークシャツ」は、シャンブレーなどよりも厚手のしっかりしたデニム地のワークシャツ。味のあるヴィンテージ風の加工が施されています。
「カラーボタンレギュラーシャツ」は、前立てなし(裏前立て)でポケットなしという仕様はドレスシャツっぽいですが、ステッチとボタンの色でワーク感を表現しています。
「ダブルガーゼギンガムチェックワークシャツ」は、季節感のないネルシャツ感覚で使える柔らかなガーゼ地のワークシャツ。フレンチ・カジュアルとの相性も良いギンガムチェック柄にも注目してください。
mon theme(モンテーム)
モンテーム(mon theme)は、2010年に誕生したベイクルーズの新ブランド。遊び心のあるデザインの服を得意としているようです。
「ワークシャツ」は、デニム地のワークシャツ。大きな特徴はラグランスリーブ(ラグラン袖)であることで、これだけでかなりキャラが立った雰囲気になりますね。
「ツイルワークシャツ」も同デザインで、生地に丈夫なコットンツイルを使用しています。色展開にも注目。
「コットンリネンワークシャツ」も同デザインで、生地にサラッとした感触のコットンリネン地を使用しています。さわやか。
「リネンシャツジャケット」は、大きなボタンを使用しているのが特徴。生地は春夏に嬉しいさわやかな肌触りのリネン100%で、CPOシャツの春夏版といったところかな。
「フロントジップワークシャツ」は、ジップフロントで大きなマチのポケットが付いたシャツ。これはいわゆるシャツジャケットですね。コットン地のものとリネン地のものがあります。




他の記事も…
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追記
- (2010年4月20日)2010年春夏最初の更新。
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