今日はちょっと趣向を変えて、ZEEL(ジール)というお店を紹介します。
ZEEL(ジール)
ZEELは、ネット上の「セレクトショップ」といえるでしょう。実店舗はありません。20代後半以上くらいの男性を対象としているように見えます。
扱っている商品は、服はもちろん、腕時計や香水、インテリアまで盛りだくさん。ブランドの国籍も、日本はもちろんイタリア、イギリス、フランス、アメリカ、…と多岐に渡ります。
今日は、このブログの趣向に合いそうな商品を選りすぐって紹介してみます。
K.T.Lewiston(K.T.ルイストン)
オールデン(Alden)の国内代理店でお馴染みのラコタ(Lakota)が贈るK.T.ルイストン(KTルイストン、K.T. Lewiston)は、日本の誇る拘り派皮革製品ブランドです。
サフィアンゴートという発色のよい山羊革の財布の他、何といってもベルトの充実ぶりは目を見張るものがあります。
Glenroyal(グレンロイヤル)
ブライドルレザーを適度に現代的にアレンジして商品化してくれるイギリスブランドといえば、1979年創業のイギリスの皮革製品ブランドであるグレンロイヤル(Glenroyal)。
とにかく、色展開が豊富です。ニューマネークリップのような他にないデザインの財布にも注目。
Daines and Hathaway(デインズ&ハサウェイ)
デインズ&ハサウェイ(Daines and Hathaway)は、1920年創業のイギリスの皮革製品ブランド。
やはりブライドルレザーの革小物を得意としていますが、マットな雰囲気が魅力のオイルコーティングされたものもあり。なお、ブライドルレザーが白くなっているのは浮き出た「蝋」でして、ブラッシングすれば取れます。
Gregory(グレゴリー)
リュックサックやデイパックに定評のあるグレゴリー(Gregory)は、1977年創業のアメリカのアウトドアバッグブランド。
鞄の種類も色展開もすこぶる多く、いずれもアウトドアファッションを力強く支えてくれるでしょう。
Terra Pax(Terrapax、テラパックス)
ほぼすべて「土に還る」天然素材で作られる鞄で知られるテラパックス(Terra Pax、Terrapax)は、1993年創業のアメリカの鞄ブランド。
まさにエコでロハスな鞄で、やさしい雰囲気も独特です。
Pokit(ポキット)
アメリカの建築家バックミンスター・フラー(Buckminster Fuller)に影響を受けているというポキット(Pokit)は、1999年創業のイギリスのアパレルブランド。
ここの鞄は、コロンとした可愛らしいデザインが魅力。単に可愛いだけでなく、身体にフィットするデザインなのです。
Stefano Mano(Stefanomano、ステファノ・マーノ、ステファノマーノ)
ブリーフケースの品揃えに定評があるのが、1974年創業のイタリアブランドステファノ・マーノ(Stefano Mano、Stefanomano)。用途に応じて、形も色もいろいろ選ぶことができるのが嬉しい。
このブランドは、比較的落ち着いた雰囲気のブリーフケースやトートバッグを得意としています。ステッチがよく目立つのが、イタリアらしいところ。
Frank Daniel(フランク・ダニエル)
アルマーニやラルフ・ローレン等の鞄を製作していたという、イタリアの皮革製品ブランドフランク・ダニエル(Frank Daniel)。
大人っぽくて高級感のある鞄が揃っています。
Boblbe-E(Boblbee、ボブルビー)
バックパックのMegalopolis(メガロポリス)が有名なボブルビー(Boblbe-E、Boblbee)は、1997年創業のスウェーデンの鞄ブランド。
Megalopolisの思想を受け継ぐ頑強で機能的な鞄が多く、デザインも独創的です。
Le Tanneur(ル・タヌア)
ル・タヌア(Le Tanneur)は、1898年創業のフランスの皮革製品ブランド。ド・ゴール元大統領等も愛用していたという、歴史あるブランドです。
ここのブリーフケースは、国会議員向け鞄を作るだけあってクラシックなデザインのものが多いです。他に、モダンなショルダーバッグ等もあります。
Onetack(ワンタック)
ワンタック(Onetack)は、1999年創業のイタリアの鞄ブランド。何でも創業者がヨット好きで、張り替えた後の「帆」がもったいないからその素材で鞄を作ったのが始まりとか。
ここの鞄は、カルボーニオという素材特有のツヤが目を引きます。
Bill Amberg(ビル・アンバーグ)
ビル・アンバーグ(Bill Amberg)は、1984年創業のイギリスの鞄ブランド。スタイリッシュなブリーフケースであるRocket Bag(ロケット・バッグ)は、一世を風靡しました。
ZEELさんのところでは、モダンで四角い(?)ボストンバッグのModern Traveller Large Holdall(モダン・トラベラー・ラージ・ホールドオール)を扱っています。退屈な旅行鞄に飽きたなら、これ。
Zero Halliburton(ゼロ・ハリバートン、ゼロハリ)
ゼロ・ハリバートン(Zero Halliburton、ゼロハリ)は、1938年創業のアメリカの鞄ブランド。
強靭なアルミニウム合金製のアタッシェケースやスーツケースは、世界的な名声を得ました。頑丈さ優先なら、ここ以上の鞄はないでしょう。最近は、カラフルなモデルもあります。
Rimowa(リモワ)
リモワ(Rimowa)は、1898年創業のドイツの鞄ブランド。
ここのスーツケースは、ゼロハリほどは重くない点が人気です。アルミの表面は、凹んでもすぐにもどります。
Cheaney(チーニー)
チャーチ(Church's)の弟ブランドと言っていいチーニー(Cheaney)は、1886年創業のイギリスの靴ブランド。
ZEELさんのところには、木型(ラスト)"3888" のちょいロングノーズ気味のドレスシューズが揃っています。
Grenson(グレンソン)
1866年創業の英国靴ブランドであるグレンソン(Grenson)は、アルマーニ等の靴も手掛けたことのある老舗の名門です。
ZEELさんのところで扱っているグレンソンの豊富さは、ネットでは指折りなのでは? 端正な靴がお好みの方は、狙い目です。
Palazzo Strozzi(パラッツォ・ストロッツィ)
カジュアルシューズが得意なパラッツォ・ストロッツィ(Palazzo Strozzi)は、1978年創業のイタリアはフィレンツェの靴ブランド。
ここのデッキシューズは、色出しが素晴らしい。ブラウンの色目を見てください。
Birkenstock(ビルケンシュトック)
健康的で歩きやすいサンダルの代表格であるビルケンシュトック(Birkenstock)は、1774年まで歴史を遡ることができるドイツの老舗靴ブランド。
定番モデルから限定モデルまで、ZEELさんのところにはバランスよく揃っています。
Cravats of London(クラバッツ・オブ・ロンドン、クラヴァッツ・オヴ・ロンドン)
1949年創業のイギリスのネクタイブランドであるクラバッツ・オブ・ロンドン(クラヴァッツ・オヴ・ロンドン、Cravats of London)は、ハロッズ(Harrods)等の高級百貨店でも取り扱われている定評あるブランドです。
基本的なストライプや無地のものはもちろん、遊び心のあるネクタイも狙い目です。
Conbrio(コンブリオ)
日本のシャツを支えてきたメーカーと言えるスキャッティ・オーク(Schiatti Oku)は、あのヴァン・ヂャケット(VAN Jacket)のスタッフが加わって設立されたそうです。
当ブログの主役(?)のボタンダウンはもちろん、レギュラーカラー(ストレートカラー)やタブカラーもオススメ。ここのレギュラーカラーの襟の開き具合は、個人的にはかなり好み。
Black Prince(ブラックプリンス)
ブラックプリンス(Black Prince)と言えば、かつてのベルスタッフ(Belstaff)の名作ジャケット。近年、新たにベルスタッフのカジュアル向けラインのブランド名として再登場しました。
ベルスタッフと比べると、より若々しい雰囲気のライダースジャケットが揃っています。
Fred Perry(フレッド・ペリー)
フレッド・ペリー(Fred Perry)は、1952年創業のカジュアルウェアブランド。
ここの月桂冠のポロシャツは、あまりにも有名です。ラコステ(Lacoste)等と並ぶ、世界的なポロシャツブランドのひとつと言えるでしょう。
Oris(オリス)
お手頃価格の自動巻き腕時計として定評のあるオリス(Oris)は、1904年創業のスイスの腕時計ブランド。
特に私がオススメしたいのは、代表作でドレスにもカジュアルにも合うBig Crown Pointer Date(ビッグクラウン・ポインターデイト)です。
Vabene(ヴァベーネ)
トランスパレントウォッチと得意としているヴァベーネ(Vabene)は、イタリアの時計ブランド。
「どこかで見たことがあるような気がするけど、だいぶ違う(汗)」というデザインなのがミソ。「シャレ」で着けてください。
Grand Seiko(グランド・セイコー)
セイコー(Seiko)と言えば、1881年創業の日本を代表する時計メーカー。そのセイコーの最高級ブランドが、グランド・セイコー(Grand Seiko)です。1960年に誕生しました。
とにかく、顔つきがマジメなのが魅力。駆動方式は、自動巻きのものとクォーツのものがあります。
Franco Ferrari(フランコ・フェラーリ)
フランコ・フェラーリ(Franco Ferrari)は、イタリアの高品質テキスタイルブランド。
ここのウールとシルク(絹)の混紡素材のドレッシーなマフラー(ストール)は、近年大きく注目されていますよ。
Grigioperla(グリジオペルラ)
グリジオペルラ(Grigioperla)は、1954年創業のイタリアのランジェリーブランドラ・ペルラ(La Perla)のメンズライン。
マジメ男も、たまにはいい下着を穿かないといけないときがあるんです、たぶん(汗)。そういうわけで(?)、私もここのブリーフを何枚か愛用しております。
さいごに
ZEELさんのところでは、靴修理サービスも行っています。いい靴は、適切に修理しながら履くと何年も持ちますよ。
なお、もし今日の記事の商品等がうまく表示されないようでしたら、「快適にご覧いただくために…」の記事の内容を確認してみてくださいね。ノートン先生が何かしているかも…。
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追記
- (2006年8月10日)記事を大幅に書き換え。
- (2007年8月30日)記事を大幅に書き換え。
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