2011年春夏のパリコレクションにおけるジュンヤ・ワタナベ(Junya Watanabe、渡辺淳弥)は、まさにフレンチマリンスタイル全開でした。
ジュンヤ・ワタナベは数年前からいわゆるリアル・クローズ寄りのコレクションを発表していまして、2008年秋冬はアメトラなコレクションが話題に。その後モッズっぽくなったと思ったら、今季はフレンチです。
- Junya Watanabe Spring 2011 Menswear Collection | Vogue
- Top Looks….Junya Watanabe, Paris - The Sartorialist (Wayback Machine)
ネイビージャケットにホワイトパンツ、それにボーダーシャツという組み合わせは、マリンスタイルのひとつの基本です。今季のジュンヤのパンツは、比較的余裕のあるシルエットで裾はロールアップ(もしくはダブル仕上げ?)
こちらは、カラフルなボーダー柄のジャケット。今季のジャケットのデザイン自体は比較的オーソドックスで、アメリカっぽい感じかな。足元はホワイトバックスで決まり!
こちらは、さわやかなトリコロールっぽい着こなし。靴はホワイトバックスのほかに、モカシンっぽい靴も多く使われています。
ダブルブレストのジャケットも、実はマリンっぽい雰囲気を出しやすいアイテムといえます。
マリンなパーカーといえば、マリンパーカー(ボートパーカー)。さわやかさがウリです。
毎季コラボを企画している近年のジュンヤ、今季はセントジェームス(Saint James)とコラボしているんだそうな。うん、直球勝負ですな(笑)。
微妙な色合いのカラーパンツとPコート(ピーコート)風のアウターの着こなし。白い靴はカラーパンツと合わせやすいですね。
今回は春夏のコレクションなのですが、ダッフルコートも登場しました。ダッフルコートはもともと漁師や海軍の軍人が着ていたコートなので、マリンアイテムの一種なのです。
というわけで、いかがでしたでしょうか。数年前から事あるごとにフレンチフレンチと言ってきた私ですが、そろそろ雑誌などにも大々的に「フレンチ」の文字が躍りだすころなのではないでしょうか。
とはいっても、この手の服をわざわざ高価なジュンヤ・ワタナベでそろえようとも思わないような(汗)。
それでは。
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