
別記事でG・H・バス(G.H. Bass)の靴を大きく取り上げていますが、そのバスのタッセルローファー(モカシン)を入手しましたので、今日はそのご紹介。
バスは、1876年創業のアメリカの靴ブランド。ペニーローファーの元祖的な存在の歴史あるブランドです。
私はここのペニーローファーを長年愛用していまして、今回はタッセルローファーを試してみました。実は入手したのは5年くらい前で、履きおろしたのがつい最近なのです。デッドストックのもので、例によってwidth(ウィズ、ワイズ)は "A"。
木型(ラスト)はおそらくペニーローファーと同じものだと思います。ショートノーズですので、タッセルといえどもビジネススーツに合わせようとはあまり思わないですね。製法もやはりマッケイ。
靴底(ソール)はかかと(ヒール)も含めて全面革底(レザーソール)で、まあ滑りやすいといえば滑りやすいです。現行ではこの仕様のかかとはつくっていないはずですが、いつごろつくられた靴なのかな。アメリカ製という表記がないので、あまり古くはないような気がします。
実はこの靴、合皮のハーフソック(ハーフインソール)がかなり傷んでいたので、交換修理を行っています。近くの修理屋さんにはヘンなロゴの入ったインソールしかなかったので、ユニオンワークス(Union Works)さんにお願いしました。
写真では分かりにくいかもしれませんが、この靴の色は黒。カジュアルスタイルに「黒靴」を導入する計画の一環でして、今後いろいろと活躍してくれるでしょう。紺色のコットンパンツに合わせると新鮮でした。
実は、同型でバーガンディー色のものも同時に入手しています。やはりインソールが傷んでいます。いつ履きおろすことやら。

正直言いまして、バスの靴にあまり高級感はないと思います(汗)。ただ、木型やデザインは美しいと思いますよ(特にwidth-Aですと)。なお、ローファーやスリッポンを集めた記事がありますので、そちらも合わせてご覧ください。
それでは。
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この記事へのコメント
いけぼう
でも、結局、銀座松坂屋でフェラガモのローファーを買ってしまったので、BASSとは縁がありませんでした。
いまとなってはBASSがごとき・・ですが、一度買ってみて、あのころの気分に浸りたくなりました。
blackwatch
Bassは、まあドレッシーな着こなしには向きませんよんねぇ。そのぶんカジュアルな着こなしにはよく合います。タッセルは、ペニーよりもちょっと大人っぽさが出る点が魅力だと思いました。