
今日は、雑誌Men's EX(メンズ・イーエックス)の2011年1月号を読んでみます。
大人のカシミア、紳士のクロコ
今月の大特集は、「大人のカシミア、紳士のクロコ」。表題のとおり、カシミア(カシミヤ)とクロコダイルの特集です。
これらは要するに高級素材でして、おカネのない人が無理して買う必要はありません。耐久性に優れた一生モノ、というわけではないですし。ただ、懐に余裕のある人がこの手の高級素材を活用すると、見た目も気持ちも豊かになるのではないでしょうか。

カシミアで一番手を出しやすいアイテムといえば、マフラーやストールでしょう。第一候補としては、ジョンストンズ(Johnstons of Elgin)あたりはいかがでしょうか。

また、クロコダイルほど高価でない同傾向の素材として、リザードがあります。リザードの革小物は、当ブログではファーロ(Faro)あたりで扱っています。
個人的に昔からあこがれているクロコダイルのアイテムは、ジェイエム・ウエストン(J.M. Weston)のローファーですね。今号に紹介されているとおり、ジーンズに合わせて履きたいなぁと。
あなたは今、クラシックな冬素材のスーツを着ていますか?

数年前までスーツやジャケットの素材としてはスーパー150のようなツルンとしたエレガントな素材が人気でしたが、近年はウールフランネルやツイードのような、厚手で生地感のある素材が人気です。まあ、トラッドが復活すると、必然的にこうなります。
ところで、素人でも分かるパッと見でスーツの良し悪しの要素は、素材だと思います。懐に余裕があれば、できればよい素材のスーツやジャケットを選びたいところです。
紳士のダウンはウールに限る

ダウンジャケットはウール地に限るとありますが、まあ「都会的に着るならウールが気分ですよ」という提案ですね。アメカジ風に着るならナイロンやらポリエステルやら60/40クロスやらで構いませんよ。
ビジネススーツの上に着るなら、ウール地が合わせやすいとは思います。ウール地以外でスーツに合わせるなら、色は黒が無難でしょう。
「通勤ストール」のススメ

「ビジネススーツに薄手のストールを合わせましょう」という提案。ただしややもすると、この合わせ方は「女性的」な雰囲気になる恐れもあります(オッサン顔には難しかったり)。色柄に注意すべきでしょう。この特集では、薄青のカシミアシルク素材を推しています。
個人的には、冬は普通のマフラーを合わせるほうが好きですね。それか、ドレイクス(Drake's)あたりにあるウールとシルクのリバーシブルのようなヤツとか。薄手のストールは春先に活用しています。
大人のリラックス週末靴

要するに、スニーカー特集です。ところで先日私は鎌倉を散策しまして、そのときニューバランス(New Balance)の991の威力をまざまざと実感しました。かなり歩いたんですけど、あまり疲れなかったんです(ただし2日後に筋肉痛になったのは秘密だ……)。革靴だと、なかなかこうは行かないだろうなと。
というわけで、この特集にも取り上げられているスプリングコート(Spring Court)のような白いスニーカーも欲しいなぁと。
……今月はこのくらいかな。今号はいろいろ言及できる記事がありました。また来月~♪
それでは。
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この記事へのコメント
ヤックヤック
今季はツィードがよく取り上げられていますね。free&easyでも特集が組まれていたような・・・
イタリア・フランスのような軽い雰囲気から、イギリスのような重め・堅めの雰囲気が流行りだすのでしょうか。
blackwatch
Free & Easyのツイード特集号は、これですね。
http://blackwatch.seesaa.net/article/169757550.html
「流行りだす」というか、すでに少なくとも店頭では「重め・堅め」の雰囲気の服が多いですよね。街に広まるのも時間の問題かと。