ネットを散策していたら、ファッションの「流行(トレンド)」について素晴らしく参考になる記事を見つけました。
- TexStyleDepots (テクスタイルデポ) | ビジネスとしてのファッション4 (Wayback Machine)
- TexStyleDepots (テクスタイルデポ) | トレンドって??? (Wayback Machine)
私のような素人がこの方のような「プロ」に対してこのようなことをいうのはいささか差し出がましい気がするのですが(汗)、この方の流行に対する考え方に私は強く共感しました。
印象的な部分を、いくつか引用させていただきます。
- (人間が)何にでもどんな変化にも対応できるということは、そのままどんなものにも飽きちゃうという美しくも悲しい習性の裏返しです。だから、いくら流行っているコトやモノにも諸行無常の鐘がかならず鳴ります。ゴーン。
- 流行は、かならず、いずれ変わります。昨日と今日と明日は必ず少しずつ違います。それが、一般的には急に変ったように、それこそどこかからやってきたように目に映ってしまっているだけです。
- 同じ方向にどんどん進んでいるときは簡単でいいんですが、ゴーンと鐘が鳴ると反対方向に物事が進み始めます。
- 今まであったものと、今あるものの差を感じ取ること。これが第一歩です。去年と今年の差。先シーズンと今シーズンの差。先月と今月の差・・・
- 今というこの時を知る。コレに尽きると思います。
「人為的な(ムリヤリな)流行」というのももちろんあるのでしょうが、「大きな流れ」みたいなものは人為的なものではないと思います。「こういうのはもう飽きたから、そろそろこういうのがいいな」みたいな雰囲気が、節目節目でなぜか漂ってくるんですよ。
流行に敏感な人とは、そういう雰囲気に早く気がつく人のこと。
「時代の寵児」みたいな強い影響力を持ったデザイナーがたまに登場しますけど、そういう人も「大きな流れ」に乗って必然的に登場してくるものなのでは?
こういうことは、ファッションに限らず他の分野でもいえることなのでしょう。最前線でショーバイをやっている方は、日々感覚を鋭くしていないとダメですね。
それでは。
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