今日は、ドレイクス(ドレークス、Drake's、Drakes)、マイケル・J・ドレイク(マイケル・J・ドレーク、Michael J. Drake)のネクタイ(タイ)、ポケットチーフを取り上げます。《最終更新日: 2018年5月13日》
Drake's(Drakes、ドレイクス)、Michael J. Drake(マイケル・J・ドレイク)
ドレイクスは、マイケル・J・ドレイクとイザベル・ディックソンが1977年に創業したイギリスブランド。マフラーとネクタイが非常に有名なブランドです。
1980年代にポール・スチュワート(Paul Stuart)やエトロ(Etro)などの商品を手がけたことをきっかけに、世界的なブランドになりました。ドレイクスのマフラーやストールは別記事で紹介していますので、今日はネクタイを。
ドレイクスのネクタイ(タイ)
なお、日本で扱っているドレイクスのネクタイは、長らく国内ブランドのフェアファクス・コレクティブ(Fairfax Collective)が製造しているものが主でした(生地は英国製)。私が90年代に買ったここのネクタイもそうなってました。
しかし、2013年にマイケル氏が引退。ドレイクスは体制が変わり、服全般を扱う総合ブランドになりました。
そしてネクタイについては、日本向けも本国イギリス製が中心になると思われます。イギリス製のほうが凝った面白い柄のものが多いかもしれません(その代わりお値段はこちらのほうが高め)。長さはイギリス製のもののほうが若干長いように思います。
ドレイクスのネクタイは、大剣幅は今の標準的な8cmもしくは8.5cm。生地は、もちろんシルク(絹)が基本ですよ。
- A Gentleman's Wisdom | Drake's Factory Visit
- MICHAEL DRAKE|ELEMENTS OF STYLE
- ロンドンの伝統が生きるハンドメイドネクタイの「ドレイクス」 - 男のブランド館 - 朝日新聞デジタル&M
- Interview with Michael Hill (Managing director of Drake's by Helmstyle - Vimeo
ドットタイ(水玉)
さて、まずそろえたいのは、ドット(水玉)のタイだと思います。その中でも特に基本なのは、ネイビー(紺)地のもの。
ドットタイは冠婚葬祭(フォーマル、慶事)用途にも使えまして、黒地やシルバー(グレー)地、紺地がそれっぽいのです。ちなみに、ドットの大きさが小さいほどフォーマル寄り、大きいほどカジュアル寄りといえます。織り柄が入ったものもよりカジュアル寄りです。こちらは日本製。
こちらは、四角いドットタイ。ちょっと堅い印象になる気がしますが、うーんあまり変わらないかな。日本製。
ツルンとしたサテン地のものはドレス感がありますので、合わせるジャケットもドレス感のあるものがオススメ(ツイードとかは合わない)。慶事にも向いています。
ストライプタイ(レジメンタルタイ)
ストライプ(レジメンタル)タイも、基本中の基本のネクタイ柄。トラッドですが現代的な感覚も加味されています。かすれた織りやストライプごとに異なる織りなど、ちょっとひねったネクタイに注目してください。幅広のストライプは新鮮に見えますね。こちらは日本製。
こちらは、レトロな雰囲気の織りのストライプタイ。イギリス製です。
小紋柄タイ
小紋柄のネクタイは、まあ柄次第ですが大人っぽく渋くまとまります。ちょっとレトロな雰囲気のクラシックな柄のネクタイが近年注目されています。こちらはイギリス製。
50オンスのネクタイ
目が詰まっていて重厚な50オンスのネクタイは、ドレイクスの中でも一番評価の高いネクタイです。ずっしりとした最高の締め心地のネクタイをお望みなら、これしかない?
ソリッドタイ(無地タイ)はネクタイの質が出やすいものですが、50オンスタイなら安心です。ドットタイもあります。
ハンドロールのネクタイ
剣先を手巻き(ハンドロール)したネクタイは、いかにも手作業という風情が出ます。しかも裏地が付いていませんので、堅苦しさが後退したネクタイといえます。この手のネクタイは安物を選ばないほうがよいでしょう。イギリス製。
特に注目は、ニットタイのような凹凸のあるグレナディン(グレナデン)タイ。ショーン・コネリー時代のジェームズ・ボンドの初期2作品で着用されているネクタイはこれだそう。これは狙い目じゃないですか。
写真では透けていますけど(裏地がありませんから)、実際は透けて見えることはないでしょう。撮影時の照明のせい。色展開の多さにも注目してください。
ニットタイ
ドレイクスは、ニットタイもつくっています。ニットタイの重要な産地であるドイツ製。無地に加えドット柄もあります。幅は約6cm。
その他
その他のドレイクスのネクタイやポケットチーフは、こちら。
他の記事も……
ネクタイ全般を集めた記事や、ニットタイを集めた記事、それにポケットチーフを集めた記事がありますので、まずはそれらをご覧ください。
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追記
- (2006年11月16日)商品を大幅に追加、入れ替え。マフラーも追加。
- (2007年1月11日)マフラーを商品追加。
- (2007年8月26日)ネクタイを商品追加。
- (2007年12月29日)2007年度秋冬最初の更新。
- (2008年4月5日)2008年春夏最初の更新。
- (2008年9月15日)2008年度秋冬最初の更新。
- (2009年1月2日)商品を追加、入れ替え。
- (2009年5月12日)2009年春夏最初の更新。
- (2009年7月20日)ポケットチーフを追加。
- (2009年11月24日)2009年度秋冬最初の更新。
- (2010年4月3日)2010年春夏最初の更新。マフラーは別記事に。
- (2011年2月7日)2010年度秋冬最初の更新。
- (2011年5月6日)2011年春夏最初の更新。
- (2011年11月16日)2011年度秋冬最初の更新。
- (2012年4月21日)2012年春夏最初の更新。
- (2012年11月28日)2012年度秋冬最初の更新。
- (2013年4月27日)2013年春夏最初の更新。
- (2014年1月11日)2013年度秋冬最初の更新。
- (2014年5月10日)2014年春夏最初の更新。
- (2014年11月18日)2014年度秋冬最初の更新。
- (2015年4月8日)2015年春夏最初の更新。
- (2015年11月10日)2015年度秋冬最初の更新。
- (2016年5月15日)2016年度秋冬最初の更新。
- (2017年1月11日)2016年度秋冬最初の更新。
- (2017年5月15日)2017年春夏最初の更新。
- (2017年11月13日)2017年度秋冬最初の更新。
- (2018年5月13日)2018年春夏最初の更新。
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