2016年のコンサバファッションを振り返る

ワイドパンツ(太めのパンツ)について考える

早いもので、2016年ももう終わり。皆さんにとって今年は良い年でしたでしょうか? というわけで、今年のコンサバファッションを振り返ってみましょう。

パンツのシルエットの変化

昨年の振り返り記事で取り上げたビッグシルエットが(特に若者を中心に)徐々に浸透してきていまして、それに伴いパンツのシルエットも変化してきました。今年はパンツについていろいろ記事を書きました。

来年以降は、この傾向がさらに進むと思われます。ただ、スキニーのような細いパンツもそれなりに人気を保つのではないでしょうか。テーパードさえしていればそこそこ今っぽく着こなせるのでは。とにかく80年代(1980年代)っぽさが肝要なのです。

90年代(1990年代)ブームもよくいわれますけど、今のところまだ若者向けのストリートスタイルが中心かなと。個人的にはパンツのシルエットがテーパードからストレートに移行したら、90年代という雰囲気をより強く感じそうです。

次の焦点は、過去に何回も当ブログで言及していますけど、肩パッドだと思います。体型のわりに肩幅が狭すぎるジャケットを着ている人を見ると、私は最近はちょっと不自然さを感じるようになってきました。

トラッドスタイルの現状

“Take IVY 2016” 雑誌Popeye(ポパイ)2016年2月号を読む

ここ数年は「保守」と「革新」で分類すると「保守」のファッションが優勢だったのですが、その状況も変わりつつあります。

そうそう、ノームコアNormcoreのことを「無地の服」と勘違いしている人を散見します。「ミニマル(ミニマリズム)」あたりと混同しているんじゃないでしょうか。例えばチェック柄のネルシャツあたりもノームコア的なアイテムといえるでしょう。

閑話休題、とはいえトラッドスタイルの居場所もありまして、流行を考慮すれば今っぽく着こなせると思いますよ。今の主流はフレンチスタイルでしょうね。アメトラアメリカン・トラッド関連の話題といえば、今年はこんな雑誌が出ました。

この仕様変更も話題になりました。

新雑誌HailMary Magazine(ヘイルメリー・マガジン)

残念な話題といえばこちら。

ただ、編集長の小野里稔氏がさっそく新雑誌HailMary Magazineヘイルメリー・マガジンをつくっちゃいました。Free & Easyほどファッション比率は高くないと思います。とにかく良くも悪くも「昭和臭」の強い雑誌でして(少なくとも創刊号は)、昭和をそれなりに知っている40代の私でさえも昭和臭でむせそうになりました……。

最後に

別冊Lightning『傑作シューズオールインプレッション』を読む

今年面白かった雑誌といえば、こういうのもありました。

そうそう、こういう記事も書いています。この手のファッション指南は総じてつまらないのですよ。

今年後半はあまり記事を投稿できませんでしたが、来年はぼちぼちペースを上げていきたいと考えております……。

それでは。

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