ピッティ・イマジネ・ウォモ(Pitti Immagine Uomo)は、イタリアはフィレンツェで毎年2回開催されるメンズファッションの見本市。世界中からファッション関係者が買い付けのために集まってきます。コンサバスタイルのためのファッションショー的な一面もあるといえるでしょうか。
第92回となる2018年春夏の見本市が先日まで行われていましたので、その様子を見てみましょう。モードのショーと違って、実際にすぐ活用できそうな現実的な提案ばかりです。いまならセールで来年ぶんの先取り買いができるかも。
それでは、いつも頼りになりますビームス(Beams)の中村達也氏の記事から。気になる事柄を抜粋してみました。
- PITTI UOMO 92 初日|ELEMENTS OF STYLE
- PITTI UOMO 92 2日目、3日目|ELEMENTS OF STYLE
- PITTI UOMO 92 最終日|ELEMENTS OF STYLE
- ビーフロールローファー
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ビーフロールのローファーについてはこのブログでは何回も取り上げていますので、おなじみですね。私はセバゴ(Sebago)のビーフロールローファーを10年以上前に購入しましたが、いわゆるハーフラバーソールを貼ったりして(雨天時にも対応するため)いまだによく履いています。まあ高級感はないのですけど。
実はセバゴのビーフロールローファーを3足くらい持っていたりします……。基本的には予備ですが、死ぬまでにすべて履き下ろすことはないのかも。
今季は、カラースエードのものも多いとのこと。一般的にカラフルな色の革製品といえば、スムースレザーよりもスエードのほうが映えると思います。
- プリントシャツ、アメリカ的なストライプシャツ
ストライプシャツについては、ビーチ・ボーイズみたいな大胆な柄が特に夏に便利かなと。1枚で着ても寂しくなりません。
- マリンテイストに見えない、濃いトーンのネイビーとホワイトのコンビネーション
面白い表現だなと。要注目です。
継続傾向といえば、こんなところ。
- カッタウェイカラーのシャツは少なくなり、レギュラーカラー寄り、そしてボタンダウン、開襟といったシャツが中心。
- パンツはプリーツ入り、もしくは太めのプレーンフロント(ノープリーツ)。
ネクタイについては、ドレイクス(Drake's)は勢いがあるそうな。近年のドレイクスは、ネクタイやマフラー以外にもいろいろな服をつくっています。
ドレイクスはとにかく勢いがあります。今回のPITTIでもいつ行ってもブースの中が溢れかえっていて、商談待ちのバイヤーがブースの前でテーブルが空くのを持つほどです。
こんなに盛り上がっているネクタイブランドはドレイクス以外ないと行っても過言ではないでしょう。
さて、こちらの記事には中村氏の若い頃の写真がありました。近年はネッカチーフが流行していますが、私も中村氏がしているようなアスコットタイのような巻き方のほうが親しみやすいですねぇ。
こちらは、メンズファッションエディターの矢部克已氏のまとめ。
前回はこんな感じでした。
それでは。
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