今日は、雑誌Pen(ペン)の2018年10月15日号(No. 461)を読んでみます。
やっぱり、アメトラでいこう
今月の大特集は、「やっぱり、アメトラでいこう」。その名のとおり、アメトラ(アメリカン・トラッド)の特集です。Penでこの手の特集は初めてではないでしょうか。
特集の半分くらいは、ブルックス・ブラザーズ(Brooks Brothers)についてです。いまもむかしもアメトラの最重要ブランドはここですからねぇ。村上春樹のブルックスに関するエッセイも掲載されています。
ブルックス・ブラザーズについての蘊蓄もたくさん。例えばこんな感じ。
- 映画の衣装もいろいろ担当している。ダスティン・ホフマン主演の『卒業』など。
- いまでもアメリカ海軍の制服を製造している。
- 戦前に外務大臣などを務めた小村壽太郎に仕立てたフロックコートが現存している。100年くらい前の服なのでさすがにアメトラらしさはない。
ブルックス・ブラザーズ以外についてですと、日本のアイビーの生き字引といえるくろすとしゆき氏とシップス(Ships)の鈴木晴生氏の対談などがありました。全体的に、アメトラ好きなら持っておいて損はない一冊だと思いましたよ。
さて、皆さんお気づきのとおり、こういう特集が組まれるということは、アメトラが復活傾向にあるということです。アメトラが注目されるのは10年ぶりくらいでしょうか。
00年代(2000年代)のアメトラ復活は劇的で痛快だったと思うのですが、今回はそこまでの衝撃はないのかなと。この10年で特にアメトラが廃れた感じもありませんでしたし。
というわけで、個人的には最近は「コテコテ」のアメトラをやる気はないのです。I型ジャケットやボタンダウンシャツ、ステンカラーコートなどを使って、大人っぽい着こなしを心掛けたいなと。年齢的に典型的な「アイビーリーグスタイル」な恰好は難しくなったという事情もあります(コスプレになっちゃう)。
そうそう、ヴァン・ヂャケット(VAN Jacket)のムックも登場しています。トートバッグが付録とのこと。
それでは。
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