ピッティ・イマジネ・ウォモ(Pitti Immagine Uomo)は、イタリアはフィレンツェで毎年2回開催されるメンズファッションの見本市。世界中からファッション関係者が買い付けのために集まってきます。コンサバスタイルのためのファッションショー的な一面もあるといえるでしょうか。
第94回となる2019年春夏の見本市が先日まで行われていましたので、その様子を見てみましょう。モードのショーと違って、実際にすぐ活用できそうな現実的な提案ばかりです。いまならセールで来年ぶんの先取り買いができるかも。
それでは、いつも頼りになりますビームス(Beams)の中村達也氏の記事から。
- PITTI UOMO 94 初日 | ELEMENTS OF STYLE
- PITTI UOMO 94 2日目 | ELEMENTS OF STYLE
- PITTI UOMO 94 3日目、最終日 | ELEMENTS OF STYLE
- PITTI UOMO 94 続報 | ELEMENTS OF STYLE
- ミラノショールーム STILE LATINO | ELEMENTS OF STYLE
- ミラノショールーム 続報 | ELEMENTS OF STYLE
- 「プリントシャツの打ち出しがかなり多く」
一番目立った特徴はこれ。アロハシャツのような総柄のシャツです。ただ、女性的な柄ですと若くない男性には難しそう。
- 「明るいカラーの提案が多い」
オレンジやイエローといった元気が出そうな色が多いですね。
- 「ストライプのジャケットの提案が多かった」
スクールジャケットのようなブレザーを軽い雰囲気にした感じ。
- 「カラーパンツの流れが来ている」「ドローコードのパンツが多い」「シャツ同様にプリントとストライプが多い」
カラーパンツは10年くらい前にも流行しました。といいますか、明るい色自体が10年前くらいの流行ですね。
- 「レザーの打ち出しが多い」「リネンやリネン混がかなり増えています」
日本の春夏だとレザーは難しいでしょうが、秋冬も含め、久しぶりにレザージャケットが人気になりそう。
- 「ネッカチーフのような巻物が更に増えている」「アーカイブ的なクラシックなトレンチコート」
その他の気になる傾向。細身短丈ではないトレンチコートはきっと流行するでしょう。
全体的に、色といい柄といい素材といい、「リゾート感」のある服が注目されているようです。特に今年のようにクソ暑い夏になると、この手の服がよく合うでしょうね。もっとも、こんな暑い夏はもううんざりなのですけど。
それにしても、10年くらい前がそんなに昔に感じない年齢になっちゃったなと……。若い人にとっては大昔なのでしょう。
こちらは、中村氏のお弟子さん(?)の記事。スナップ写真が多く参考になります。
- PITTI UOMO 94 Street Style Day. 1|安武 俊宏|BEAMS
- PITTI UOMO 94 Street Style Day. 2|安武 俊宏|BEAMS
- PITTI UOMO 94 Street Style Day. 3|安武 俊宏|BEAMS
- PITTI UOMO 94 Street Style Day. 4|安武 俊宏|BEAMS
さて、前回はこんな感じでした。
それでは。
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