
今日は、ビームス・プラス(Beams Plus)の気になる商品をご紹介。
ビームス(Beams)は、最も成功した「セレクトショップ」のひとつといってよいでしょう。アメトラからモードまで、高いレベルで幅広く商品を展開しています。ビームス・プラスはアメトラ(アメリカン・トラッド)なラインです。
ビームス・プラスは毎季I型テーラードジャケット(サックジャケット)をつくっていまして、3つボタン段返り、袖ボタン2つ、フックベント、フラップ&パッチポケットというアメトラ(アメリカン・トラッド)ど真ん中の仕様であります。
まずは、タスランという加工がなされたシャンブレー織りポリエステル地のI型ジャケット。小松マテーレ製のこの生地は、まるでコットンのような質感が特徴。あまり気を遣わなくても良いところが利点です。内ポケットが充実しています。










一方こちらは、ダークマドラス地のI型ジャケット。マドラスだけど渋めというのがミソで、アメトラではよく採用される生地です。これも一見コットンなのですけど、ポリエステル100%地なのです。
いずれも共地のパンツも用意されていまして、組み合わせるといわゆるセットアップスーツになります。
ビームス・プラスはトラッド志向のブランドですが、生地については意外にハイテク志向。使い勝手の良さに加え、値段と見た目の関係の費用対効果の高さも考慮しているような気がします。
それから、ビームス・プラスのテーラードジャケットは、芯やパッドが最低限という特徴もあります。かなり柔らかく軽い仕立てで、ブルックス・ブラザーズやJ・プレスあたりのI型とは着心地に小さからぬ違いがあると思います。


なお、テーラードジャケットを集めた記事や、ブレザーやネイビージャケットを集めた記事がありますので、そちらも併せてご覧ください。前回のビームス・プラスの記事はこちら。
Regal Shoe & Co.(リーガル)の栃木レザーのローファー

今の日本を代表する靴ブランドであることは間違いないであろうリーガル(Regal)は、アメリカのブラウン(Brown Shoe)社を母体に日本製靴が1961年に国内ライセンス生産を開始したのが始まりです。
Regal Shoe & Co.は、リーガルのこだわりのコレクション。昔ながらのデザインの靴を高品質でつくっています。
821Sは、ビーフロール系のペニーローファー。以前ご紹介したリーガルの50VRに似ていますが、その上級版といえるでしょう。栃木レザーのベジタブルタンニン鞣しされた皮革を使用していて、いかにも味が出そうな仕上がり。特にワイン色のほうはシボが入っていて、迫力があります。
グッドイヤーウェルト製法で、高性能なゴム底であるリッジウェイ・ソール(Ridgeway Sole)仕様。日本製です。華奢なローファーとはまったく異なる雰囲気で、パラブーツ(Paraboot)のReims(ランス)系。重衣料にも合うローファーです。
なお、ローファーなどのスリッポン靴を集めた記事がありますので、そちらも併せてご覧ください。ウインターセールも開催中ですよ。
それでは。
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