2020年のコンサバファッションを振り返る

Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)

早いもので、2020年ももう終わり。皆さんにとって今年は良い年でしたでしょうか? というわけで、今年のコンサバファッションを振り返ってみましょう。

新型コロナウイルス禍

今年はなんと言っても、新型コロナウイルス禍に尽きます。全国民に影響が及ぶという点では、戦後最大の厄災なのでは。私は半世紀くらい生きてきましたが、まさかこんなことが現実になるとは夢にも思いませんでした。

ファッションに対しても影響は甚大でして、中でも衝撃だったのがブルックス・ブラザーズBrooks Brothersのアメリカ本社の破綻。もっとも、新型コロナ以前から経営は怪しかったようですけど。いまは新体制に切り替わっている最中で、とりあえず期待しましょう。

もともと世の中のファッションはどんどんカジュアル化していく傾向がありましたが、新型コロナ禍でその勢いが強まった感があります。新型コロナ禍が終われば揺り戻しがあるでしょうが、完全には元に戻らないでしょうね。

ビッグシルエットと70年代(1970年代)

Levi's(リーバイス)の501、ストレートジーンズの基本

流行はストリートスタイルからクラシック回帰へ、という話もありましたが、新型コロナ禍もあってその流れは停滞しているかも。

相変わらずビッグシルエットの流れは強く、私も細いパンツはあまり穿かなくなりました。501系のパンツをよく穿いていますね(丈が難しい)。パンツの裾幅が広がったせいか、靴はローファー一辺倒ではなくなりました。

70年代(1970年代)の流れもありますが、基本的にビッグシルエットと70年代は共存しないものと私は理解しています。全身がゆったりめなでフレアパンツを合わせるという着こなしは、過渡期だけじゃないかなぁ。まあいずれにせよ、フレアパンツはトラッドな着こなしとは相性があまり良くないでしょう。

2021年の展望

Ametora(アメトラ) 日本がアメリカンスタイルを救った物語 日本人はどのようにメンズファッション文化を創造したのか?

2021年春夏の傾向については、こういう記事があります。

そうそう、今年取り上げた本がこれ。流行の変遷が分かる本でもあります。当ブログの読者なら必読。

いずれにせよ、新型コロナをどうにかしないとどうにもならないなと。ワクチンに期待していいのかな。昨年はこんなことを書いています。

Eddie Bauer(エディー・バウアー)のウインターセール!

エディー・バウアーEddie Bauer)のダウンジャケットを別記事で大きく取り上げていますが、ここでもウインターセールが始まっています。

エディー・バウアーは、1920年創業のアメリカのアウトドアウェアブランド。実は「アメリカで初のダウンウェアをつくり、特許を取得した」のが、このエディー・バウアーなのだそう。老舗の名門ブランドなのです。セールも当然ダウンジャケットが狙い目。

そのほかのお得な情報は、こちら。

それでは。

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