ブルックス・ブラザーズ（Brooks Brothers）のドレスシャツを別記事で大きく取り上げていますが、今日は気になる商品をご紹介。
アウターウェアからテーラードジャケット、シャツ、ネクタイ、セーターまで、さすがアメトラ（アメリカン・トラッド）の老舗中の老舗、間違いのない逸品がそろっています。
ご存じのとおり昨年ブルックス・ブラザーズのアメリカ本社は経営破綻しまして、アメリカ国内の自社工場も閉鎖（売却？）されてしまいました。アメリカ製の商品がどうなるか気になっていたところ、なんと日本製のオックスフォード地のボタンダウンシャツ（いわゆるOCBD）が登場しました。
ブルックス・ブラザーズ・ジャパンさんによると、生地や仕様、寸法は変わらないとのこと。工場が変わるので細部に違いがあるかもしれませんが。もちろん、胸ポケットは付いています。
アメリカ製のボタンダウンシャツについては、とりあえずは在庫限りとのこと（気になる方はお早めに）。新体制でどうなるかですね。この日本製のボタンダウンシャツは、いまのところアメリカ本国では取り扱っていないようです（少なくともオンラインショップにはなかった）。
そうそう、少なくともテーラードジャケットについては、これまでも日本製が存在しました（私も持っています）。日本企画商品だったはずです。
ちなみに、ロン・ハーマン（Ron Herman）が今年ブルックス・ブラザーズとコラボしていまして、そのシャツをなんとインディビジュアライズド・シャツ（Individualized Shirts）がつくっているそうな。むかしもつくっていた縁でしょうけど、もしかすると本体ブランドのシャツも担当したりして……。
ネクタイについては、今季のフィラ（Fila）とのコラボ商品はアメリカ製でした。どこでつくっているのかな。ボタンダウンシャツはアジア製。
また、スーツやジャケットをつくっていたサウスウィック（Southwick）については、なんとシップス（Ships）が商標を獲得したそうな。ただ、商標を獲得しただけなので、工場がどうなるかは怪しいなぁ。
なお、ボタンダウンシャツを集めた記事がありますので、そちらも併せてご覧ください。「タグ / Brooks-Brothers」をご覧になると、当ブログのブルックス・ブラザーズに関する全記事を網羅できます。前回のブルックス・ブラザーズの記事はこちら。
それでは。
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