リーバイス(Levi's)のストレートジーンズ501を別記事で大きく取り上げていますが、今日は気になる商品をご紹介。
リーバイスは、1853年創業のワークウェアブランド。泣く子も黙るジーンズの元祖ブランドです。
501の新色、My Candy(マイ・キャンディー)が登場しました。よく分からない色名ですが、要するにアイボリー(オフホワイト)色のデニム地を採用した501です。真っ白は定番ですが、こういう色の501はありそうでなかったのでは。
アイボリー(オフホワイト)のパンツは、真っ白なパンツほど派手ではないのが良いところ。そして、いま注目されているパンツだと思います。ついでに言いますと、ジャケットやコートにも注目すべきでしょう。
ちなみに、私もアイボリー色の501を持っていますが、実はこれ、業者にお願いして手持ちのホワイトジーンズを染めてもらったもの。自分だけの501ができてちょっと悦に入っていたのに、既製品が出たのはちょっと悔しいな……(しかも1万円以上かかったのよねぇ)。
さて、501といってもいろいろあるのがややこしいところ。現在入手できる普通の501は以下の3種類だと認識しています。「普通」とは、ビンテージ・クロージング(Vintage Clothing)や'93などではない501、という意味です。
- 日本企画の501(2013年版)
- アメリカ企画の501
- Shrink-To-Fit(シュリンク・トゥ・フィット)の501
日本企画の501はアメリカ企画のものよりもウエストサイズが少し大きめで、要はより細め。Shrink-To-Fitの501は洗うと大幅に縮みますので単純な比較は難しいのですが、縮みきった状態でウエストの実寸をそろえてもこの中では一番太めですね。
で、今回のMy Candyはどうかというと、日本企画の501です。すっきり穿きこなせると思います。 すみません、たぶんこれは間違いです。My Candyはアメリカ企画の501のようです。
なお、ジーンズ(5ポケットパンツ)を集めた記事がありますので、そちらも併せてご覧ください。前回のリーバイスの記事はこちら。
こんな501もあります。
それでは。
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この記事へのコメント
ノオウエアマン
先日アイボリー・オフホワイトとは少し異なると思いますが生成り?ナチュラル?のカバーオールをちょうど購入しておりましたのでコメントを書き込みました。
私が購入したものはLeeの旧モデルを復刻させたアーカイブスシリーズのロコジャケットです。
ジャケットにしては私が購入した一番小さい36でも着丈が76cm(未洗い)あり、色も明るい場所で遠目から見るとほとんど白色に見えるのでこれだけで妙にインパクトがあり且つ上品に見えすぎてしまう気がしております。
そこでblacwatch様にお聞きしたいのですが、こういった白系のジャケット・服を着用する際の注意点などがありましたら教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
blackwatch
着用する場合の注意点ですか。難しいですねぇ、月並みなことしか書けそうにありません……。
「インパクトがあり且つ上品に見えすぎてしまう」のを防ぐのであれば、やはり着こなしのどこかに濃色を取り入れるのが無難でしょう。
ジャケットが白系なら、パンツに紺や黒や濃いオリーブ色あたりを使うとか。もちろん、全身淡い色でまとめるやり方もあるのですけど。
あとは、「慣れ」でしょうか。それと、やはり似合う似合わないはあります。そもそもカバーオールが似合わない人もいるでしょう(ワークウェアですし)。
ノオウエアマン
個人的に難しいと思ったのは丈の長さです。
身体の6割ほどを白っぽい生地が占拠するので派手に見えます。
それからおっしゃるようにこのような色味のジャケットを着用するのが初めてと言っても良いので見慣れていないのも難しさにつながってしまっているのかも知れません。
とりあえず私の場合は見慣れるまではジャケット以外のアイテムに濃いめの物を合わせようかなと思います。
できれば似合う・似合わないで選択肢を狭め無いようにしたいですがそれらを受け入れて自分のスタイルを確立するのが賢いのかも知れません(笑)
ちなみに色の話とは関係がないのですがこの手のジャケットの上にコートを着用するのはおかしいでしょうか?
よろしくお願いします。
blackwatch
カバーオールをジージャンとテーラードジャケットの中間のような服と考えると、上にコートを羽織ることも可能でしょう。うまくやれるかはセンス次第ですが。
ノオウエアマン
うまくやれるかはセンス次第…という事は余りお勧めできるスタイルではないようですね…
元々はそういうスタイルを想定して購入したので強行突破しようかと思います(笑)
ありがとうございました。
blackwatch
お勧めできるかどうかはさておき、参考になる前例があまりない着こなしだとは思います。白いテーラードジャケットのような感覚で考えればよいのでしょうね。
ウエスターナーのようなジージャン型のほうが、どちらかというと重ね着しやすそうな印象はあります。なんとなくですが。
ノオウエアマン
ジージャンとテーラードジャケットのいいとこ取り?にもかかわらず参考になる前例がないのが不思議ですよね〜
今のところかなり難しそうですが試してみようと思います。
カバーオールは1番外側に持ってくるのがセオリー?なんですかねぇ…?
ありがとうございました。
blackwatch
コートの中にジャケット類を着ると、やっぱり着心地は良くないじゃないですか。ニットカーディガンあたりのほうが重ね着用途では明らかに適しています。
それでもコートの中にジャケットを着る第一の理由は、外出先の屋内できちんとした格好するため、と認識しています。ビジネススーツを着る場合が典型例。もしノオウエアマンさんが外出先でカバーオールを着ることを目的にしているのであれば、着こなしの完成度はそれほど気にせず上にコートを羽織って問題ないと思います。
いまはブルーデニムのジージャンの重ね着は市民権を得たといえるでしょうが、そもそもこれはかなり強引な着こなし術なのですよ。登場したのは80年代くらいでしょうか。
ジージャンを中に着るとやっぱり着心地は悪いでしょうし、コートを脱いだときにきちんとした格好に見えるわけでもない。それでもこの術が生き残った理由は、単純に重ね着したときの見た目がとても格好良かったからだと思います。
私が今回の件にあまり乗り気ではなかったのは、欠点を補うほどの格好良い着こなしを白いカバーオールで思いつかなかったからです。前述のとおり外出先でコートを脱いだときの格好を重視するのであれば、特に問題はないのですが。
ノオウエアマン
私はジャケットありきで考えておりました。
コートはジャケットの上に着るものだという思い込み?勘違い?をしておりました。
ジージャンのインナー使いのお話は面白いですね。
ジージャンはおしゃれ着としてはかなり異端?だったんですね。
そもそもこのやり取りは生成りのカバーオールの着こなしでしたからね(笑)。
私の変な相談にお付き合い頂きありがとうございました。
またこれとは別にコートで気になる事が出てきそうなので近々コートの記事にコメントをさせていただくかも知れません。
その際はよろしくお願いいたします。
失礼いたします。
blackwatch
確かにコート(オーバーコート)はジャケットの上に着るのがクラシックな考え方なのですが、基本的には「テーラード」ジャケットが対象ですね。
生成りのカバーオールなら、ダッフルコートを合わせると良さそうに思いました。