
ビームス(Beams)にて2022年春夏の商品の社内向け説明会が開かれたそうです。大人向けのビームスF(Beams F)とブリッラ・ペル・イル・グスト(Brilla per il gusto)のレーベルが対象です。
社員の方が記事にまとめてくれていますので、見てみましょう。おなじみ中村達也氏による通称Nakamura Note(?)が説明資料とのこと。“keyword”の綴りが間違っていますよ……。
- 22SS NAKAMURA NOTE〜ITEM編〜|BEAMS F(ビームスF)|BEAMS
- 22SS NAKAMURA NOTE〜KEYWARD編〜|BEAMS F(ビームスF)|BEAMS
- 22SS NAKAMURA NOTE〜COLOR編〜|BEAMS F(ビームスF)|BEAMS
今回はYouTube動画もありまして、実はこちらのほうが分かりやすいかも。
- 【中村ノート】BEAMS 2022年春夏 中村達也のトレンド解説Vol.1 - YouTube
- 【中村ノート】BEAMS 2022年春夏 トレンド解説Vol.2 - YouTube
- 【中村ノート】BEAMS 2022年 春夏 トレンド解説Vol.3 - YouTube
アイテム

まず、紹介されているアイテムはこんな感じ。コロナ禍ということもあるのか、全体的にはやはりリラックス感のあるものが中心ですが、今季最も注目すべきはカットソーやセーターではなく布帛のシャツのようです。
トラッドなアイテムは、プルオーバーボタンダウンシャツ、デッキシューズ、コンビシューズくらいかな。また、カジュアル用の鞄にも流行にも注目しておきましょう
- 開襟シャツ
- バンドカラーシャツ(裾出しで着る)
- プリントシャツ
- プルオーバーシャツ(ボタンダウンも)
- ポロシャツ(若い人はオーバーサイズで上まで留める)
- スキッパーポロシャツ
- カーディガン(ジャケット代わり)
- オーバーシャツ
- カバーオール(ホワイトパンツやウールパンツと)
- シャツ仕立てや袖裏なしのテーラードジャケット
- リネンやコットンのスーツ
- ドローストリングパンツ
- ショーツ(ドレス寄りのものも。布帛のシャツと)
- レザーサンダル
- 明るめの色の靴(デッキシューズも)
- 2色遣いのコンビ靴(スペクテイターシューズ)
- トートバッグ(レザーやキャンバス)
- デイパック(特にレザー)
- ゴムメッシュベルト
素材・柄
続いて、素材や柄についてはこんな感じ。パッチワークマドラスはヴェリー・トラディショナルな色柄ですが、まあ確かに似合う似合わないはありますね。
- リネン
- シアサッカー(凝った柄のものも)
- プリント柄(幾何学模様、ペイズリー柄、花柄)
- マドラスチェック(パッチワークも。特に若い人に)
- ストライプ(特にシャツが新鮮)
- デニム、シャンブレー(色落ちしたもの)
スーツ系
スーツ系のドレススタイルについては、こんな感じ。やはり時節柄、こういうアイテムはあまり盛り上がっていないようです。
- ウールスーツ(ライトグレーやライトブルー)
- ジャカードタイ、小紋柄タイ(80年代のアルマーニ風)、ニュアンスカラー
色
今季の色は、かなり特徴的。まずは独特なブルー、これは本当にきれいな色ですね。そしてダスティ・パステルカラーは男性服ではそれほど使わないような色かなと。
近年の服はオリーブドラブのような汚い(?)色が多用されていましたので、この手の色は新鮮です。ただ、着こなしやすい、もしくは似合いやすいかというと、そうでもないでしょう。ニット(カットソーやセーター)、シャツなどで取り入れるのがまずは手軽でいいのかなと。
- アズライトブルー、アトランティックブルー(グレーを混ぜたようなブルー)
- 濁ったような(ダスティ、スモーキー)パステルカラー
- サックスブルー、グリーンやピンクもダスティーパステル
- ホワイト、オフホワイト
- ベージュ(リネンっぽさ)
- オレンジ、イエロー、ブラウンは継続
総評
ビームスFはなんだかんだ言って(現在は)イタリア寄りのレーベルですので、個人的には参考になる部分とならない部分が混ざっているなぁと。特に、ヨーロピアン・リゾートな雰囲気の服は苦手です。
今季最も注目すべきは、色遣いかなと。
なお、昨季のNakamura Noteは、こちらです。
それでは。
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