早いもので、2023年ももう終わり。皆さんにとって今年は良い年でしたでしょうか? というわけで、今年のコンサバファッションを振り返ってみましょう。
インフレと円安
もともと日本はひどいデフレ状態で、諸外国、特に欧米諸国との物価の差が広がっている傾向にありました。
そこにきてコロナ禍終了とクロアチア戦争勃発による諸外国のインフレ、そして円安。結果として、欧米ブランドの一流商品の国内価格はなかなか厳しいお値段に……。服好きにとってはつらい時代になりました。
この傾向がいつまで続くのかはよく分かりませんが、いやずっと続くのかもしれませんが、とにかくなんとか耐えるしかありません。
アジア製で出来の良いものは気にせず入手するか、日本製に活路を見出すか、古着を探すか、あるいは頑張ってお小遣いを貯めるか。これらを組み合わせるしかないのでしょう。
クワイエット・ラグジュアリー
今年話題になった言葉が、このクワイエット・ラグジュアリー。
私なりに特徴をまとめますと、こんな感じ。
- 富裕層向け
- 上質な生地、落ち着いた色遣い、色数は少なめ
- 装飾が少なくミニマリズム寄り
- ロゴはない
2014年ごろから盛り上がったノームコア(Normcore)以降の流行は、悪く言えば「貧乏くさい」「子どもっぽい」ものでしたが、180度転回した内容といえます。
私の好みで考えると、良い面も悪い面もあるかなと。トラッド色は薄めですね。テーラードの服がどうなるか気になります。
今年よく着た服
着こなしの傾向は、昨年とあまり変わっていません。
- Sierra Designs(シエラデザインズ)のアメリカ製マウンテンパーカー
- M.I.D.A.のステンカラーコートWeller
- Levi's(リーバイス)501-STFのいろいろな色
- 無印良品のオックスフォードボタンダウンシャツ
- Black Sheep(ブラックシープ)のフィンガーレス・ニットグローブ
- Converse(コンバース)のゴアテックス・オールスター
そうそう、ラベンハム(Lavenham)のRaydon(レイドン)を15年以上ぶり(?)に買い増ししたのです。以前のサイズだと厚着ができないので、サイズを上げました。私にはDenhamよりも体型に合うようです(中にジャケットを着る予定はありませんし)。
さてこのラベンハム、イギリス製をいつまで維持できるでしょうか……。
今年の記事より
今年は、ファッション用語が気になりました。まあ、毎年気になってはいるのですが。
自分に似合う服を見つけるのは大事です。簡単ではないのですけどね。
服を長く着続けられるために必要なのは、最終的には大きな洋服ダンスなのかもしれません……。
昨年の振り返り記事はこちら。
それでは。
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