今日は、ナイジェル・ケーボン(ナイジェル・ケボーン、Nigel Cabourn)の気になる商品をご紹介。
ナイジェル・ケーボンは、1950年生まれのファッションデザイナー。世界的なミリタリーコレクターとしても知られています。そんな彼のコレクションは、やはりこだわりの逸品ぞろい。
ナイジェル・ケーボン独自の生地であるハーフテックス(Halftex)は、ナイロン100%ながら風合いがコットンそっくりで、それでいて重量はコットンの半分なのが特徴。見た目に反してハイテク生地なのです。
デッキジャケット(Deck Jacket)は、上下で異なる要素を組み合わせたナイジェル・ケーボンらしいジャケット。ごく自然に見えるのがナイジェルさんのうまいところです。
上半分はアメリカ海軍(USN)のフックが特徴のレインパーカーを基にしていて、生地はハーフテックス。下半分はやはりアメリカ海軍のジャケットを参考にしたパッチポケット仕様で、生地はポリエステル。裏地は保温性のあるポリエステルフリースです。
身幅には余裕があり、着丈は短め。マウンテンパーカー的なフード付きジャケットでして、中に着込めばそれなりに寒さをしのげるでしょう。
アメリカ陸軍のショールカラー(ヘチマ襟)が特徴のM-38マキノー(マッキノー、マッキーノ)コートは、ジープ兵が着ていたことからジープコート(Jeep Coat)と呼ばれました。そのジープコートに、カーコートの要素を加えたのがこちらのコート。
ベルトは省き、手首とポケット部分は皮革(レザー)で補強されています(クリーニングには対応しているとのこと)。生地はハーフテックスで、暖かそうな上襟と裏地のボアはポリエステル。「本物」は重いのですが、これはそこそこの重さの仕上がりです。
いずれも日本製。昨今は軟弱なコートがあふれていますが、この手の硬派な(でも実はけっこうハイテクな)コートを着て蹴散らしてあげましょう。
なお、フィールドジャケットを集めた記事がありますので、そちらも併せてご覧ください。前回のナイジェル・ケーボンの記事はこちら。
それでは。
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