今日は、パトリック(Patrick)の靴、スニーカーを取り上げます。《最終更新日: 2016年7月23日》
Patrick(パトリック)
パトリックは、1892年創業のフランスのスニーカーブランド。もともとは、特にサッカースパイクに定評あるブランドでした。1972年に、このブランドの「証し」ともいえる踵近くの「2本線」のシューズが誕生。
ここのスニーカーは、比較的ローテクな仕様で、かつ上品で洗練された雰囲気のものが多いので、普通のカジュアルスタイルにも取り入れやすいはずです。甲革(アッパー)の種類が多いのも特徴。
足囲の細めのモデルが多いのも特徴で、見た目もキレイですね(サイズ選びにはご注意ください)。基本的にすべて日本製です。
私とパトリック
私にとって、実はパトリックは思い出の靴。私が高校生のとき学生服(学ラン)に合わせてよく履いていたのが、このパトリックなのです。今考えるとちょっと生意気だったかも。
当時は、ファッションシューズとしてよりもサッカーシューズとしての知名度のほうが高かったと思います(「将軍」ミシェル・プラティニが履いていました)。ファッションに疎そうなサッカー部所属の友人が、私の靴を見てちょっと驚いていたのを思い出します。
人気モデルいろいろ
Marathon(マラソン)は、名前のとおりマラソンシューズなのでしょう。パトリックの代表モデルのひとつです。色遣いにも注目してください。基本はナイロンとスエード(スウェード)のコンビで、全面皮革(レザー)のモデルもあります。足囲の細さでも有名なモデルです。
Stadium(スタジアム)は、1970年代のジョギングシューズを2003年に復刻させたモデル。これも人気モデルです。基本はナイロンとスエード地で、C-Stadiumなどの異素材モデルもあります。
Nevada II(ネバダ2)は、シボの入った皮革を使用したモデル。おそらくランニングシューズ系でしょう。シンプルなデザインで、パトリックの木型のキレイさがよく分かります。
Boston(ボストン)も、ジョギングシューズ。LIIは特殊な加工を施した皮革を使用したモデルです。
Iris(アイリス)は、丈夫で軽く柔らかいカンガルー革を使用したモデル。質感も独特のものがあります。爪先やかかとはスエード。これもランニングシューズ系でしょう。
Pamir(パミール)は、Irisを全面皮革(牛革)にしたモデル。大人っぽい色展開もあります。
Bronx(ブロンクス)は、80年代(1980年代)に登場したモデル。シャークソールのようなギザギザの靴底がラギッドな雰囲気を醸し出します。
Harlem(ハーレム)は、スタンスミス系の製法でつくられたモデル。パトリックには意外に少ない雰囲気のモデルといえます。GTは、柔らかくしなやかなゴートスキン(山羊革)を使用しています。
Sully(シュリー)は、2本線がずれた位置にあしらわれた2006年登場のモデル。ファッション性を感じる人気モデルです。基本は人造皮革(合成皮革)でお値段控えめ、そして本革を使用したモデルもあります。
その他
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追記
- (2007年5月14日)商品を追加、入れ替え。
- (2007年8月19日)商品を追加、入れ替え。
- (2008年2月7日)商品を追加、入れ替え。
- (2008年5月23日)商品を追加、入れ替え。
- (2008年8月29日)商品を追加、入れ替え。
- (2009年3月8日)商品を追加、入れ替え。
- (2015年8月13日)2015年春夏最初の更新。
- (2016年7月23日)2016年春夏最初の更新。
この記事へのコメント
ブラックスーツ
blackwatch
パトリックは、おフランスらしい上品さが魅力だと思います。ストリート系のにおいもしませんし。
ちなみに、カントリーも私の思い出の靴ですよ。自動車教習所にこの靴を履いて通っていた記憶が。今買うなら、グリーンではなくネイビーが欲しいです。