今日は、雑誌メンズクラブ(メンクラ、Men's Club)の2006年8月号を読んでみます。
"Take Ivy" 『テイク・アイビー』
大特集は "Take Ivy" 『テイク・アイビー』。1965年に発行されたメンクラ別冊といっていいような写真集のことです。当時のアメリカの名門大学(アイビーリーグ、アイヴィーリーグ)の学生生活を写したもので、当時のホンモノのアイビーファッションがよく分かります。
この本はその「スジ」(?)には非常に有名なのですが、今は入手困難の品。残念ながら私も見たことはありません(たまにオークションに落ちているみたい)。今号のメンクラには、この本からの写真がふんだんに紹介されています。
ただ、私はすでに三十路を過ぎたオヤジなもので(汗)、あまりこれらの写真の着こなしを参考にしようとは思わないなぁ。この本の後半にはマジソン街のビジネスマンを写した「アイビーの周辺」という章があるそうなので、そっちを見てみたい。
写真を見て思うのは、当時の学生の「パンツ丈の短さ」。今はパンツ丈を長めにするのが流行なのですが、そろそろ短くするのが復活するかもね。そうそう、あとショートパンツ(ショーツ)も多い。
こういう特集を組むということは、近いうちに "Take Ivy" は復刊されると期待していいのかな? ついでに、『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』もどこかが復刊してほしいなぁ。
全モデル試着済み、ボタンダウンシャツ着まくりガイド
最近のシャツは身頃が細くなってますね。痩せっぽちの私には嬉しいのですが、普通体型の人にとっては、どうなんだろう。
ウチのブログでも紹介しているインディビジュアライズド・シャツ(Individualized Shirts)やランズエンド(Lands' End)等のシャツも登場していますよ。
ちなみにアメトラ(アメリカン・トラッド)らしいボタンダウンシャツの特徴は、表前立て(前立てあり)で、箱ヒダ(センターボックスプリーツ)のもの。このページの説明で、よく分かります。
こういう知識が、実は非常に重要なのです。知らないと、シャツをオーダーするときに困る。
Vineyard Vines(ヴィニヤード・ヴァインズ)
プレッピー風の服を作っている1998年創業のヴィニヤード・ヴァインズ(Vineyard Vines)というブランドが特集されていました。鯨(クジラ)がトレードマーク。凄く健康的な、アメリカらしいブランドだなぁ。
ゴールドアクセサリーはワンポイントで効かせる
ゴールドの金属アクセサリーが復活の兆し。トラッド派なら、やっぱりゴールドでしょう。紺ブレも金ボタンだし。
シップス(Ships)の中澤芳之氏は、ゴールドとシルバーを同時使いすることを提案されています。基本的には色を揃えるのが定石ですが、これはこれで面白いのでは? コンビの腕時計みたいなノリ。
おしまい
まだまだ他にも記事はありますが、疲れたのでおしまい(汗)。また来月。
それでは。
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この記事へのコメント
quaranta
kaionpa
腕時計ですが、SKAGENという北欧のブランドはいかがでしょうか?
私自身、腕が細いので最近の大きなフェイスの時計は似合わなくて困っていたところ、このブランドを発見しました。
値段も手頃で愛用しています。
ゴールドとのコンビもありますよ。
ゴールドも上品な色使いなのでオン・オフを問わず使えると思います。
blackwatch
確かに英語版なら今でも入手できそうですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0413492001/mmddkknonikki-22/ref%3Dnosim
でも、私は日本語版復刊を気長に待ちます(汗)。昔のヤツならヤクオフ等でたまに出ますが、高い…。
kaionpaさん、こんにちは。
Skagen、最近雑誌等でよく紹介されていますね。
薄いヤツはSwatchのスキンシリーズみたいで、確かに華奢な腕にも合いそうです。いつか実物をじっくり見てみます。