今日は、スプリングコート(スプリング・コート、Spring Court、Springcourt)の靴、スニーカー、コットンキャンバスシューズを取り上げます。《最終更新日: 2017年10月15日》
Spring Court(Springcourt、スプリングコート、スプリング・コート)
スプリングコートは、1936年創業のフランスのスニーカーブランド。コットンキャンバス素材のスニーカーは世界的に有名です。
ここのスニーカーの機能上の特徴は、インソールが取り外し可能で、靴底(ソール)に左右4つずつの空気穴が開いていること。
デザイン上の特徴は、基本的にはオーソドックスな基本型といえるでしょう。ただ、爪先部分のゴムが目立ち、爪先も少し反り気味なので、別記事で紹介しているスペルガ(Superga)よりはカジュアルな印象でしょうか。
2015年より仕様が大きく変わりまして、それまでのバルカナイズ(バルカナイズド、ヴァルカナイズ、ヴァルカナイズド、加硫釜)製法(圧着してくっつける製法)からセメント製法に変更されています。また生産国もアジアに。結果、靴底の返りは硬くなったようですが、軽量化されているようです。見た目の大きな違いはないですね。値段はちょっと下がりました。
ジョン・レノン(John Lennon)も愛用、スプリングコート
スプリングコートといえば、多くの有名人が愛用してきたことでも知られています。
例えば、ザ・ビートルズ(The Beatles)のジョン・レノン(John Lennon)がアルバム『アビイ・ロード』(“Abbey Road”)のカバーアートでスーツに合わせて履いていることは、すこぶる有名なウンチク。ちなみに、ジョンは右端の人ですよ。
ローカットのG1、G2
スプリングコートを代表するモデルが、このローカット。もともとは、テニスシューズとして開発されたそうです。
ローカットにはG1とG2の2種類のモデルがありまして、G1のほうが若干爪先が細身にできています。といっても、実際の履き心地やサイズ感はあまり変わらないもよう。ただし、2013年よりG2のみが生産されるようになりました。
こちらはキャンバス地の基本モデル、G2 Classic(G2クラシック)です。
こちらは、皮革(レザー)製のG2 Classic。より大人っぽい路線を狙うならこちらです。
こちらは、ゴートスキン(山羊革)を使用した特別仕様のG2。細かなシボと丈夫さが特徴の独特な味のある皮革といえます。
こちらは、ベルクロ(面ファスナー、マジックテープ)仕様のG2。着脱の容易さと見た目の面白さが魅力です。キャンバス地と皮革地のものがあります。
Mid Cut(ミッドカット)のB1、B2
ハイカットというかミッドカットも人気がありまして、こちらはバスケットシューズかな。ローカットと同様、B1のほうがB2よりも爪先が細身です。
ローカットと同様いまはB2のみが生産されているようでして、こちらはキャンバス地のB2 Classic(B2クラシック)です。
B2にも皮革製モデルがあります。これも基本。
その他
その他のスプリングコート(スプリング・コート、Springcourt)のスニーカーは、こちら。
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追記
- (2007年3月25日)商品を追加、入れ替え。
- (2008年7月5日)商品を追加、入れ替え。
- (2009年8月1日)2009年春夏最初の更新。
- (2010年6月4日)2010年春夏最初の更新。
- (2012年2月6日)2011年度秋冬最初の更新。
- (2013年7月27日)2013年春夏最初の更新。
- (2014年7月18日)2014年春夏最初の更新。
- (2016年5月8日)2016年春夏最初の更新。
- (2017年10月15日)2017年度秋冬最初の更新。
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