このブログではたまにフレンチ・アイビーという言葉を使うのですが、実は使っている私もフレンチ・アイビーがどんなものか正確にはよく分かっていなかったりします(汗)。80年代(1980年代)に流行したフランス風のアイビースタイルということはまあ分かるのですが。
ビームス(Beams)の中村達也氏がブログで昔の雑誌から当時のスタイルを振り返っていらっしゃるので、今日はいっしょに勉強しましょう。
まずは、1984年のポパイ(Popeye)より。私がファッションに目覚めるのは80年代後半ですので、このへんの状況は微妙に分からないんですよ。
次は、1998年のブルータス(Brutus)。これは10年前のファッションを振り返るといった意図の特集のようです。この号のブルータス、なんとなく当時読んだ記憶があるなぁ。
これらの記事を読んで特に印象に残ったアイテムは、次の2つです。
- モンクストラップ
小粋でトラッドすぎない雰囲気がフレンチスタイルに合うのでしょうか。特にチャーチ(Church's)のモンクストラップの人気が高かったようです。
- タータンチェックのパンツ
80年代は多かったですよ、タータンチェックのパンツ。この記事にあるとおり、シルエットは太ももはゆったりしていて裾幅は細め、つまり極端なテーパードシルエットが80年代のパンツの主流です。丈は短めにしていました。
タータンほど派手ではない千鳥格子(ハウンドトゥース)柄あたりでもフレンチな雰囲気が出るようです。
そのほか、コーデュロイ地のボタンダウンシャツが懐かしかったですね。最近はあまり見ませんが昔はよく売っていたものです。そろそろ新鮮かも。
過去何回も触れていますとおり、今後はフレンチスタイルが気になります。とりあえずはブリティッシュスタイルが推しなのでしょうが、フレンチも盛り上がってくるでしょう。今回取り上げたの記事の内容がいつの日か役に立つかもしれません。
それでは。
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この記事へのコメント
White Flannels
blackwatch
なるほど、仰るとおり同じフレンチでも80年代と90年代ではけっこう雰囲気が違いますよね。例えば、上に挙げたタータンパンツは90年代にはあまり着なかったような記憶があります。
いまの流行を考えると、とりあえずとっつきやすいのは90年代風と思われます。逆に言うと、80年代風のフレンチ・アイビーのほうが新鮮なのかもしれません。80年代ファッションが流行し始めて久しいですが、2プリーツパンツといいまだまだ復活していないスタイルがあるなと。