今日は、この記事。
「日本のサラリーマンの8割は、オーバーサイズの服を着ています」と話すのは、オンワード樫山メンズ商品開発室長の黒部和夫さん。80年代にはやったソフトスーツの影響なのか、特に中高年は、スーツもワイシャツも大き過ぎる人が目立つという。
'80年代に青春を過ごした人は(いちおう私もそう)、どうしても服を大きめに着ちゃう傾向がありますね。あの当時は、どんな服でも1サイズ大きめを着るのが格好いいとされていましたから。今の「B系」の人ほど大きめじゃないですけど。
この人たちに限らず、自分の青春時代に流行っていた服が「普通」の服だと信じている(もしくは無意識にそう思っている)人が少なくないですね。で、いつの間にかダサいオジサンになっている、と(汗)。生まれたてのヒヨコが一番最初に見た物を親と思うようなもので、気持ちは分かるんですが。
身幅はボタンを閉めて、こぶし一つ入るのが理想で、「ボタンの周りにX(エックス)にしわが出るくらいでちょうどいい」と黒部さん。
そうですか? お腹が出ている人はこれでいいんでしょうが、出てなければ皺が出ない方がいいような。あ、中高年の人はたいていお腹が出ているので、これでいいのか(笑)。
シャツも、サイズは大事です。
首回りも、「きついのは嫌だ」と大きめを選ぶ人が多い。ボタンを一番上まで閉めて、首とシャツの間に、ようやく指2本が入るくらいが理想。それより大きいと、ネクタイをしたときに襟が下がってしまい、首元がだらしない印象になる。
「指2本」だとちょっと大きいかも。洗濯したら多少縮むので、その考慮も必要ですが。
メンズクラブ(Men's Club、メンクラ)のようなファッション雑誌でも、たまにモデルが首回りの大きいシャツを着ていることがあって、気になるんだよなぁ。借り物のシャツなんでしょうがないのかもしれませんが、範となるべき存在なので頑張ってほしいです。
それでは。
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この記事へのコメント
ブラックスーツ
yupo
札幌近郊にある某アウトレットモールにバラクータのお店があるのですがG9だけはプロパーで売ってます。強気!
blackwatch
スーツはサイズが命、そのとおりです。ビスポーク(フルオーダー)はビスポークで、それはそれで難しいですけどね。いろいろ勉強にはなります。
バラクータにネクタイ、非常に高度なテクニックです(汗)。たぶん、普通はやりません。フクスミさんは、何でもネクタイ姿で商品写真を撮るからなぁ。
yupoさん、こんにちは。
バラクータもバラクーダも、どちらも魚の名前みたいです。バラクータは、英語の綴りがG9の方とは若干違いますけど。
http://www.pald.jp/column/barracuda.html
http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M003954_1.htm
(服の)バラクータはよくも悪くも定番なので、大きくは値引きされないようです。
k-d-hide
http://akiba.ascii24.com/akiba/news/2005/12/23/659746-000.html
まぁ、課長っぽいと言えば課長っぽいですが(笑)。
シャツのサイジングは難しいですね。
特に自分の場合、体に対して首が太くて短いものだから、首周りであわせると身頃がブカブカになっちゃったり、逆に身頃であわせると首が苦しくて着ていられなくなったりします。
実寸で39cmなんで、大体40~41cmを探すんですが、ブランドによっては39の上に41しかなくて、しかもその間でサイズが一段階(M→L)変わる物も多く、探すのに苦労します。
しかも試着できない店が圧倒的に多い・・・。
あと、安いところ(スーツカンパニー、タカキュー等)は何か知らないけど台襟が妙に高いのが多かったりします(今流行りだからでしょうか?特にタカキューは顕著です)。
首が短い自分には酷です。
オーダーシャツは理想ですけど、やっぱお金も掛るんでもうちょっと余裕が出てきてから考えたいですね。
blackwatch
安売り店は「流行りきったモノ」を多く扱う傾向がありますね。コモディティ化した商品というか。台襟高めのシャツのピークも過ぎたと思うので、そろそろ普通の台襟のシャツが多くなってくるのでは?
既製シャツが合いにくい体型の方は、やっぱりオーダーがいいんでしょうけどね。ビスポークまでいかなくても、イージーオーダーみたいなヤツ。これといってオススメのお店はないですけど。