
今日は、ヒロシ・ツボウチ(Hiroshi Tsubouchi)の革靴(靴、シューズ)、ブーツを取り上げます。《最終更新日: 2014年4月29日》
Hiroshi Tsubouchi(ヒロシ・ツボウチ)の靴
ヒロシ・ツボウチは、坪内浩氏が2008年に創めた靴ブランド。坪内浩氏は靴の企画・デザイン・バイイングのプロとして実績を残している人だそう。とてもお洒落な方ですね。
アングロ・サクソン的なトラッドな靴を基本としていますが、遊び心のある意匠を取り入れているのが特徴であり大きな魅力。堅牢なグッドイヤーウェルト製法もしくはカジュアルなステッチダウン製法でつくられています。日本製なのが偉い。

ウイングチップ(フルブローグ)

まずは、カントリースタイルと相性の良いウイングチップ(フルブローグ)。
こちらは、比較的オーソドックスといえるウイングチップ。外鳩目仕様がカジュアルさを感じさせます。革底(レザーソール)仕様。イギリスの名門チャールズ・F・ステッド(Charles F Stead)社のスエード(スウェード)地で、グッドイヤーウェルト製法。
こちらは一見普通のウイングチップですが、よーく見るとパーフォレーション(ブローグ)の穴がハート型になっているのです。スポンジソール仕様で、グッドイヤーウェルト製法。






モンクストラップ

モンクストラップの靴は、ビジネススーツからカジュアルスタイルまで幅広く使えます。
こちらは、オーソドックスなダブルモンクストラップ。チャールズ・F・ステッドのスエードを使用していて、グッドイヤーウェルト製法の革底仕様。
プレーントウ(プレーントゥ)

こちらは、アメリカ的な外羽根式のプレーントウ(プレーントゥ)。甲革に日本が誇る新喜皮革社のオイルコードバン(コードヴァン)を使用しているのが特徴です。油分が多くてムラのある表情が特徴かと。色合いにも注目してください。伏せ縫い(ヒドゥン・チャネル・ソール)の革底仕様。
ペニーローファーなどのスリッポン

こちらは、着こなしに華やかさを与えてくれるビットローファー(ビットモカシン)。フランスの名門アノネイ(Annonay)社の高級感のあるカーフを使用している点もウリです。グッドイヤーウェルト製法で、革底仕様。
こちらは、ホーウィン(Horween)社の名品で、丈夫で味が出るクロムエクセル(クロームエクセル、Chromexcel)を甲革に使用したペニーローファー。ペニーローファーにしては大人っぽい雰囲気のある仕上がりだと思います。フレンチ・トラッドあたりにもどうぞ。
スポンジソール仕様で、グッドイヤーウェルト製法。
ブリックソールのネイビーバックス

トラッドな雰囲気が特徴のブリックソールの靴、ヒロシ・ツボウチにもあります。
プレーントウとペニーローファーがありまして、甲革にジャーシースエードという日本製のスエード地を使用しています。ネイビーバックスといえるかな。発色の良い色合いが魅力的です。






マッケイ製法の靴
ヒロシ・ツボウチは、マッケイ製法の靴もつくっています。コバにステッチがないので華奢で上品な雰囲気に。グッドイヤーウェルト製法の靴よりも耐久性は劣りますが、履き心地はより軽く、そして靴の値段は一般的により廉価になるという特徴も。
ストレートチップにプレーントウ、ダブルモンクストラップ、そしてチャッカブーツがあります。スムースレザーはフランスのアノネイ(Annonay)社、スエードはイギリスのチャールズ・F・ステッド(Charles F Stead)社と名門の皮革を使用。革底仕様です。
コバが張っていないこともあり、モディファイドラストのような独特な木型がより目立ちます。アメリカ靴ファンの人には堪らないでしょう。日本製。












スニーカー

こちらは、スニーカーと革靴の中間のような仕上がりのスニーカー。この手の靴はいろいろありますけど、これはある意味潔いデザインで、お洒落に履けると思います。厚めの靴底も歩きやすそうです。






その他
その他のヒロシ・ツボウチの革靴(靴、シューズ)やブーツは、こちら。

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追記
- (2012年7月14日)2012年春夏最初の更新。
- (2013年7月8日)2013年春夏最初の更新。
- (2014年1月23日)2013年度秋冬最初の更新。
- (2014年4月29日)2013年春夏最初の更新。
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