今日は、カウチンセーター(ニット)を取り上げます。カナダのセーターですよ。《最終更新日: 2013年12月8日》
カウチンセーター(ニット)とは
カウチンセーターは、カナダの先住民カウチン族の伝統工芸とも言える厚手のローゲージセーター。狩猟の際に着られていたためか、動物などの文様が編みこまれていることが多いです。未脱脂ウールを使用し目が詰んでいるので、セーターにわりには水も風も通しにくいのも特徴。
形は、ショールカラー(ヘチマ襟)のカーディガン型が基本。ベスト(ヴェスト)もあります。
同じざっくりセーター仲間であるアランセーターと比べると、さらにカジュアルな雰囲気。ヨーロピアンモード的な服とは、ちょっと合いそうにありません。素直にアメカジ風に着こなすべきでしょう。
こちらは、スリムなジーンズとニットキャップに合わせた着こなし。
あのスティーブ・マックイーンもカウチンセーターを着ています。
Kanata Hand Knits(カナタ・ハンド・ニッツ)
カナタ・ハンド・ニッツ(Kanata Hand Knits)は、1979年創業のカナダはリッチモンドのニットブランド。
使っている糸に種類がありまして、ピュアバージンウールを使用したセーターは昔ながらのカウチン、スーパーファインメリノウールを使用したセーターは軽いのが特徴です(その代わり油分が少ないので防風防水効果は劣る気がします)。
ボタンフロントのもののほかに、フルジップのものもあります。また、ベストもありますよ。アランセーターのようなケーブル編みのものも。近年の日本で扱っているものは身幅が細めです。
Canadian Sweater Company(カナディアン・セーター・カンパニー)
カナディアン・セーター・カンパニー(Canadian Sweater Company)は、1977年創業のカナダはバンクーバー島のニットブランド。
ここは、典型的で本格的なカウチンセーターをつくってくれています。デザインも柄もいろいろで、ケーブル編みのものも。身幅は細めです。
他の記事も……
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追記
- (2005年12月24日)商品を追加。
- (2006年1月18日)商品を追加。
- (2008年1月4日)2007年度秋冬最初の更新。
- (2009年1月9日)2008年度秋冬最初の更新。
- (2010年1月9日)2009年度秋冬最初の更新。
- (2010年11月25日)2010年度秋冬最初の更新。
- (2011年12月12日)2011年度秋冬最初の更新。
- (2013年12月9日)2013年度秋冬最初の更新。
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