先日までパリの2013年春夏メンズコレクション(パリコレ)が行われていましたので、今日はその雑感を。
例によってモード素人の戯言なので、話半分でお読みください。どちらかというと、自分用のメモって感じの記事です。
Thom Browne(トム・ブラウン)
トム・ブラウン(Thom Browne)といえば50年代(1950年代)から60年代(1960年代)風のいわゆるアイビー路線が主のはずなのですが、今季は80年代(1980年代)風のプレッピー路線といえます。明るいマドラスチェックやらクジラやらの柄を、これでもかというくらい使いまくり……。
こちらはビデオ。相変わらず演出は凝っていますね。トム・ブラウン御大はいつもの格好ですけど。
Band of Outsiders(バンド・オブ・アウトサイダーズ)
バンド・オブ・アウトサイダーズ(Band of Outsiders)も、ニューヨークからパリコレに引っ越してきました。3日間連続という面白い発表の仕方が話題になっています。
ショート丈のブルゾンや、アーガイル風のパッチワーク(?)が気になりました。
- Band of Outsiders Spring 2013 Menswear Collection (8/25) Slideshow | Vogue
- Band of Outsiders Spring 2013 Menswear Collection (13/25) Slideshow | Vogue
明るい色遣い
今季はとにかく「色遣い」が気になります。ポール・スミス(Paul Smith)は、特に後半のカラフルなスーツ群が印象的でした。あざといといえばあざといのかもしれませんが、魅力的なのは確か。
エルメス(Hermes)もカラフルなコレクションでした。特に、このなんとも言えないブルー系の色遣いが好きだなぁ。ミラノの記事でも取り上げましたが、今季は特にブルーが注目されているようですね。
ついでにエルメスのこちらを。MA-1風のショート丈のブルゾンです。
クリス・ヴァン・アッシュがデザインするDior Homme(ディオール・オム)は、とにかくネイビー(紺色)を多用したコレクションでした。分かりやすい。
その他
ジュンヤ・ワタナベ(Junya Watanabe、渡辺淳弥)の今季は、デッキシューズみたいなスニーカーが気になりました。拡大写真が見たいですね。ジュンヤに限らず、今季はキャンバススニーカーが多く使われていたような気がします。
ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)の今季は、とにかく迷彩(カモフラージュ)柄。私もトートバッグを買ってしまったくらい、迷彩柄は近年気になります。
コム・デ・ギャルソン(Comme des Garcons)の今季は、春夏なのにロングコートばかりのコレクションでした。
あとがき
とにかく今季は、「色」ですね。個人的にはこういう傾向は嫌いじゃないですよ。
それでは。
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