「IVY Illustrated - 絵本アイビーボーイ図鑑」

今回は趣向を変えて、本のオススメ。

穂積 和夫
愛育社 (2003年9月)

アマゾンの説明より引用。

毎シーズン「着るものがない!」とお悩みの貴男、おしゃれの基本はここにあります! 60’s、80’s、そして現在。時代を超えて生き続ける、アイビー・スタイルの集大成! 80年講談社刊に一部修正を加えて復刊。

この本でアイビー・スタイルを学ぼう

というわけで、アイビー・スタイルを解説した本(絵本?)になります。若い人向けかな? とも思うのですが、「絵本」という題名の通り、穂積和夫さんのイラストが満載で、とても参考になりますし、何より楽しめる本です。

アイビー・スタイルということで、紹介されているジャケットは3つボタン上2つ掛けの「アイビーモデル」を多く取り上げています。私は、着やすいのは本サイトで推している「段返りモデル」(中1つ掛け)だと思いますけどね。

まあ、どちらもアメトラ(アメリカン・トラッド)の伝統的なモデルです。

最近の雑誌を読んでも、クラシコ・ナントカのことしか分かりませんよ(笑)。この本で、アメトラを勉強しましょう。

ガールではなく、ギャル!

ちなみに、「ギャル」版もあります(汗)。これはこれで男が読んでも面白いので、オススメ。

穂積 和夫
愛育社 (2003年9月)

頭を整理できます

服について、何が流行で何がそうでないのか混乱してきたときに、これらのような本を読むと、頭がリセットされていいのでは。

もっとも、これらの本も、所詮「ある時代の流行」を写し取ったものに過ぎないのですけどね。でも、流行と付き合う上での「基準」にはなり得ると思います。

服に限らず、自分でしっかりとした「基準」を認識していないと、何事も評価することは難しいですから。

追記

  • (2005年6月8日)記述を一部追加。
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この記事へのコメント

  • Rolf

    この本に関心があって購買したいですがオンライン上では品切れですね.
    来月に日本に訪問するかも知れないのに日本内書店で求めることができましょうか
    <私は韓国人でこのコメントは翻訳ソフトを利用して作成された文です.>
    2009年12月28日 16:52
  • blackwatch

    Rolfさん、こんにちは。翻訳ソフトでもかなり自然な文章が書けるのですね。

    こんな素晴らしい本が品切れとは、残念です。さて、日本での入手方法ですが…

    ・大きな書店には在庫がある可能性がある。運が良ければですけど。
    ・Amazonで中古商品(ユーズド)を購入する。ただし、値段は高いです。

    以上、正直言いまして、あまり良い方法が思いつきません。出版元が早く増刷をしてくれることを願っています。
    2009年12月29日 00:02
  • Rolf

    コメントありがとうございます. JUNKUDOで捜すことができるのを希望して見ます.
    2009年12月29日 00:16
  • blackwatch

    Rolfさん、こんにちは。

    見つかることを祈っています。あと、日本を楽しんでください。
    2009年12月30日 00:02
  • furukawa

    昨日ジュンク堂の店頭でアイビーボーイ図鑑を発見しました。
    出版日を見てみると2010年第二刷と書いてあり、どうやら増刷したようです。
    オンラインにも在庫があるようです。
    2010年11月23日 18:51
  • blackwatch

    furukawaさん、こんにちは。

    実はネット上でも「増刷したのでは」という情報が流れていたのですが、本当だったようですね。情報のご提供ありがとうございます。きっとアマゾンでもそのうち入手可能になるでしょう。

    それにしても、増刷になるのが遅すぎですよね。アイビーやプレッピーがこれだけ話題になっているのに、出版社は何をやってたんだ?
    2010年11月24日 00:03
  • GORI7

    今(2013年7月末時点)、岐阜県多治見市にあるVAN SHOP多治見さんが、「アイビーボーイ図鑑」と「アイビーガール図鑑」を200冊ずつ出版社に増刷したということで予約受付中です。すでに半数以上予約が入ってるそうです。うれしいのが定価¥1600(税抜き)での販売。2冊セットでもオークションで1冊買うより安く手に入ります。詳しくはVAN 多治見のHPで。欲しい人はお早めに。
    2013年08月01日 14:56
  • blackwatch

    GORI7さん、こんにちは。

    そうなんですよ。特別に増刷してもらっているようですね。

    それにしても、この本がなぜ本格的に増刷されないのかが不思議です。いまならけっこう売れそうなのに。権利関係などでゴチャゴチャしたことでもあるのかしらん。
    2013年08月02日 00:03

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