
…といっても、30代OLの話です。
よりスリムに、より浅くなっていた女性用ジーンズが、再び「深く」なってきた。股上の浅いジーンズは、足が細く、長く見える半面、座ると腰が見えてしまうのが難点。スタイルが良く見え、しかも安心感のあるジーンズが、30代OLを中心に支持を広げている。
ジーンズのローライズ化も行くとこまで行った気がするので、そろそろ反動があってもいいころかもしれません。そういえば最近、ブーツカットから(スキニーのような)裾幅が細いものへと人気が移行したようですし。
女性の流行は少し遅れて男性にも影響を与えるものなので、男性のジーンズの流行も今後変わるかもしれませんね。とはいっても、すぐにジーンズの股上が深くなるとも思えませんが。

ここで、また昔話を。今でこそジーンズのみならずパンツ全般において股上が浅いものが全盛ですが、1980年代は股上が深いものが圧倒的に人気がありました。当時は、リーバイス(Levi's)の501の股上が物凄く浅く感じたものです。
私が考える股上についての一般論を述べますと、股上が浅いパンツはよくいえば若々しい、悪くいえば貧相。逆に股上が深いパンツはよくいえばクラシックで優雅、悪くいえばオッサン臭い、ってところでしょうか。

アメトラ(アメリカン・トラッド)、特にI型スーツなら、股上が浅いほうが似合うと思います。逆に重厚なブリティッシュスーツなら、本来は股上が深いほうがいいのでしょうね。まあ、このへんは流行が大きく関係しますけど。
あと、体型によって穿きやすい股上の深さがあるみたいです。私の場合はウエストが凄く細いので、股上が深いパンツはサイズが合わなくて困ってしまいそう。またウエストを詰めまくると、見た目に貧相になってしまいそうなのも困る。サスペンダーで吊るのが、無難なのかな。
以上、取り留めのない内容になりましたが、股上についてでした。
それでは。
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この記事へのコメント
ブラックスーツ
リーバイス501はかなり自分に合っているので、このままのデザインでスラックスが出来たらいいのにと思っております。
ローライズは腰穿きする分、腹に圧迫感がないので結構使ってます。
ホントはワンタックがジャストなんですけど、あまり見ないですねえ。
blackwatch
実は私も特殊な体型みたいでして、(シルエットはともかく)なかなか穿き心地のいいパンツにめぐり合えません。で、結局ひよって5ポケットばかり穿いているような…(汗)。
ちょっと前まではワンプリーツ(ワンタック)を多く見たのですが、仰るとおり今は単品のパンツではワンプリーツはあまりないですねぇ。スーツのパンツなら、ワンプリーツがまだ多いと思いますけど。