今日は、この記事。
「ちょっとヤバイかも」。思わず独りごち、取材の途中で逃げ出したくなった。
相手はイタリア・ナポリの有名な仕立て職人(サルト)のルイジ・ダルクォーレさん(62)。年間約600着の仕立てをこなす有名なサルトで、気難しそうな、まさに職人という言葉がぴったりの最も苦手なタイプだ。
こんなところで、ルイジ・ダルクォーレ(Dal Cuore)氏の名前を見るとは…。
正直いって、まだまだこの人(このブランド)は「知る人ぞ知るマニアックなスーツ」的存在で、金持ちが金に任せてスーツを作るみたいな存在ではないですね。いかにも素人っぽいこの記者さんが取材しても、おそらく有益な取材にはならないでしょう。
ダルクォーレ氏がどんな人で、どんなスーツを作るのかは、この記事の写真が分かりやすいかな。
私もよくは知らないのですが、この人のスーツは肩に特徴があると思います。あまり芯やパッドがなさそうな、シャツみたいな作り。
何というか、場違いな取材をさせられて、この記者さんも災難でしたね(私も、例えば気難しそうな哲学者のところに取材に行けといわれたら、こんな状況に陥りそう)。この記事も、いいたいことがよく分からない愚痴みたいな記事になっているような…。
Gloverallの記事を更新しました
本日の更新は、以下の記事でございます。
ダッフルコートの代名詞、グローバーオール。ショート丈のものやM-51風のもの等が、入荷していました。
それでは。
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この記事へのコメント
ささ
記事、読みました。
自分も分かってるようで、スーツの着こなしなど至らない所がありそうなのでこういう目の厳しい?人に見てもらって色々指摘されたいと思いました(汗
必要なのはお金じゃなくてセンスです。
なんて聞くけれど、それでもやっぱりある程度以上にしようと思うとそれなりの出費があるのがファッションなんでしょうね。
写真も見ましたが、なるほど肩の所が柔らかそうなスーツですね。
ラペルの所のボタンも気になりました。
blackwatch
ダルクォーレのスーツも、イギリスのサヴィルロウの職人なんかに見せると、もしかして「何このヨレヨレのスーツwww」とかいわれるかも(笑)。逆にダルクォーレにいわせると、「イギリスの堅苦しいスーツなんて着ていられるか」なのかもしれません。とかく、服とは難しいもので…。
さて歳を取ると、安っぽい服を着るとどうしても草臥れて見えがちなので、気をつけないといけませんね。でも、さすがに50万のスーツは趣味の世界だと思いますけど。